すぎなの風(ノルウェー編)       ∼北欧の北極圏・トロムソから∼

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大っきい秋、み~つけた!

2018-10-21 | ノルウェーの自然

小さい秋、小さい秋・・・どこかな?

9月末に雪が降り、「もう冬?」と思いきや、
あの週以来、雪は降っていません。
まだまだ列記とした「秋」」です。

「小さい秋、小さい秋、小さい秋み~つけた」

このフレーズが好きな私は、ここでは尚更秋探しをしてしまいます。

10月は、とにかく雨天が多い。
たまに晴れる朝、「もうこんなに暗くなってる!」と驚く。


うっかりしていたら、10月はこっそり通り過ぎてしまうでしょう。
11月には、太陽が姿を消すというのに。

去年と違って、黄色が眩しい!

「小さい秋」と言うものの、今年は眩しい黄色に目が奪われました。

小鳥たちの止まり木(カラマツの一種)も黄金色に

庭のバラ。黄色と緑のコントラストの変化が美しい。

 

去年は真っ赤だった木の葉まで、黄色、または綺麗なオレンジ色に。

去年は、「紅」が美しかったのですが、

今年は全く違うのです。

これはどういうことなのでしょう?

大きく、近く、彩立つ儚き贈り物

ソラがいなくなってから、ご無沙汰しがちな散歩。
久しぶりに雨の合間に歩いてみました。

林を抜け、畑に出たとたん、

ありゃー、また雨・・・。

その直後、明るく陽が差してきました。

すると・・・


虹。しかも、なんと近くに立っていること!

少し角度を変えれば薄くなる。
2分は出ていたのか、束の間でした。

なんたる儚さ。


「目には見えなくても

光も、希望も明るい未来も、

すぐそばにあるんだよ。

忘れないで」。

 

極夜を迎える私たちへの

お日様からの贈り物のようです。

※ 皆さんなら、どんなメッセージになるでしょう?

近くに立つ虹は「秋」の現象?

そう言えば、この一週間で虹を見たのは、3回目。
どれも近くに感じました。

よく考えてみると、
雨がよく降り、低温の時期。
極夜に近づく時期の太陽の高さ。
この条件だと、近くに見えるのかもしれません。

だとしたら、「近くに立つ虹」は、

ここの秋の現象の一つと言えるかもしれません。

ということは・・・

「大っきい秋、み~つけた!」

ということにしておこうっと。


実はこの一週間、秋休みだったのですが、
右肩が痛くて、思い切り休養させてもらっていました。
お陰様で痛みもなくなり、明日から、また頑張れそうです。

感謝多き秋、いよいよ終盤です。

     

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