写真は先日訪れた新橋演舞場に飾ってあった高山辰雄の作品です。 多分1980年代の作品ではないかと思いますが、 とてもよい作品で心ひかれました。
東京の各劇場は名古屋にある劇場より圧倒的に所有する美術品が多いと思います。
多くが大作で、その作家の顔ぶれも豪華です。
緞帳はもちろんですが、舞台美術と絵画には深いつながりがあります。
新橋演舞場には、その他に三岸節子、伊東深水、下田義寛、松本哲夫、野村義照などの作品が飾られていました。
国立劇場の平櫛田中の「鏡獅子」の素晴らしさにびっくりし、その後の舞台演目への感動が薄れてしまった…などということもありますが、
幕間に劇場の美術品をながめるのもまた乙なものではないでしょうか。