土曜日に臨時のお休みを頂き、東京のオークションに出て参りました。
そしてその帰りには、先日ご紹介した出光美術館の小杉放菴展と
まだ二人とも伺ったことのなかった三井記念美術館へ寄らせて頂きました。
同じ展覧会を2回鑑賞するのは久しぶりのことですが、放菴展では、いよいよ気分が清々しくなり
佐橋の影響を受けてか?私も本当に小杉放菴が好きになったのだなぁと実感いたしました。
勿論、佐橋は今までになくゆっくりと館内を歩き、
じっくり作品を見て、「あぁ、やっぱり来てよかったぁ」としきりに感動していました。
三井記念美術館では今回 岐阜→京都→広島→の巡回展の最後となる
「デミタス コスモス 宝石のきらめき★カップ&ソーサー」展が開催されています。
時間がなく閉館間際の入場でしたので残念ながらゆっくり拝見できませんでしたが、
こちらの美しさにも圧倒されました。
東京の鈴木ご夫妻がご夫婦で相談のうえ、40年にわたり一つづつお集めになられた
世界のデミタスカップ、マイセン、セーヴル、ロイヤルウースター、ロイヤルクラウンダービー、ミントン、コールポート、KPMベルリン~ ガレ、ドームのガラス製、勿論日本の窯元の作品まで
およそ500点の展示は本当に華やかで見応えがありました。
私達には今回の展覧会の解説文のなかの「夫婦で集められた」という一節が
とても興味深く大変よい刺激を頂けたのだと思います。
三井記念美術館は日本橋三越さんのすぐお隣りです。4月5日までの開催。
お花見気分でご覧いただけるお勧めの展覧会です。