つれづれ

名古屋市内の画廊・佐橋美術店のブログ

マムシグサ

2017年09月20日 | 日記・エッセイ・コラム

前回の「宿題」に、案外早い正解を得られました。

妹がメールをくれました。マムシグサではないかしら?

 

 

サトイモ科のマムシグサ。

5月ころ上の画像のような花を咲かせるそうです。

 

そして、緑の実が少しづつ赤くなり、やがて真っ赤になります。

 

サトイモ科ということで食用かと思いきや、猛毒をもっているようで

実際にこの実を食べてみた方の記事もみつけました。

大変なことになってしまわれた様子。

場合によっては死亡の危険もあると書いてありました。

 触っても皮膚炎になることもあるそうです。身近な植物でも気をつけなくては

いけませんね。

大変よい勉強になりました。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

平山郁夫展

2017年09月20日 | おススメの展覧会、美術館訪問

18日の祝日には少し遠出をして三重県菰野市のパラミタミュージアムさんにお邪魔致しました。

 そして

パラミタミュージアム開館15周年特別企画

平山郁夫展シルクロードと日本の美  10月22日まで開催 を拝見しました。

 

当店でも時々平山作品を扱わせていただきますので、少しお勉強をしたいと思いたちました。

平山郁夫美術館、平山郁夫シルクロード美術館からの作品と個人蔵作品による展示が中心でいらして

こうした展覧会の場合、作品のレベルにばらつきが見えたりすることが多いように思いますが

水彩作品なども、平山作品のなかでもレベルの高い作品が多く展示されていて驚きました。

鑑賞後の気分がすっきりとしていました。

 

また「よかったなぁ」と思う作品の絵葉書を売店で見つけると気分が良いものですね。

今回は特に佐橋と私の印象に残った作品が一致しました。上の4枚の絵ハガキ。

1970年代の作品が主でしょうか。

 

 

 

パラミタミュージアムさんにはお庭があります。

ちょうど9月のお花をご紹介くださった資料が置いてありましたので、これをたよりに

お花を見つけながらの散歩を楽しませて頂きました。

まずはお馴染みのヒガンバナ。白色の花は珍しいのではないかと思います。

球根からすっと茎を伸ばし、パッと花を咲かせ、ぱたっと倒れる。本当に秋彼岸の時にだけ咲くお花ですね。

こちらはユリ科のヤブラン。

珍しいお花だなぁと思い写真に撮りましたが、名古屋に帰ってきて店のお隣のマンションの花壇にこの

お花が一杯咲いているのにびっくりしました(@_@) 「見ていない」とはまさにこのことです。

 

 

ユリ科 シュロソウ 

このお花を見つけるのには苦労しました。お花の色がほとどぎすのように濃い紫で土に同化してしまうのですね。よくよく見ると可愛らしいお花でした。

 

 

 

 

こちらも紫のお花。でも色が薄く背も高かったので見つけやすく助かりました。

シソ科のカリガネソウです。なるほど葉がシソのようです。

 

 

このお花も最初のヤブランとの区別に困りました。

花の色が全く一緒でした。ただ草の形が違いました。

これもユリ科 ツルボというそうです。

頭の上には青々とマメガキ。

とうとうご案内に合ったノリウツギのお花は見られませんでした。木は見つけましたが、どうもお花はもう終わってしまっているようでした。

そしてこれはなんだろう??? 

宿題を残しての散歩終了となりました。

 

勿論お庭には石や銅のオブジェ、美術作品が所々にちりばめられていて、先ほどの資料にも作品の場所と

作家のご紹介が記載されています。

たまたま佐橋と私が植物探しに躍起になってしまっただけで・・・

皆さん、様々に作品を楽しみながら散歩をされていらっしゃいました。

短いコースですが、美術館でお花探しをしたのは初めてでとても新鮮でした。

 

秋のお花は、夏とはまたガラッと変わった色と形をしていますね。

萩を代表に、風になびく枝や茎と沢山の色々な形の小さな葉、そして繊細な色の花。

日本の四季の変化の素晴らしさをこんな天候不順の続く一年にも感じ取れる幸せは格別です。

三重のみなさまはお話のされ方もゆったりと優しくとても癒されます。

また機会がありましたら、パラミタミュージアムさんにお邪魔しようと思っています。

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする