私は普段あまり本は読みません。特に小説などストーリのある読み物はほとんど読めなくなりました。
佐橋は多読家ですので、本屋さんに行くのが大好きです。
時々私もついて行くのですが、先日珍しくこんな本を求めてみました。
なんとなく〜です。
「六十代、七十代の心と体の整え方」は、初めは長生きすればする程、現代では苦労が多いというようなことが書かれ、「ほう〜」と思ったのですが、後は割と既視感のある内容だった気がします。
「人新世の資本論」はちょっと希望を与えてくれるというか「更に考えていこう!」と思えるような本でした。私は経済のことはちんぷんかんぷんなので、読むのに大変苦労しましたが、息子と同じ世代の方達が今の日本をどのように考えているのか?またこの感染問題をきっかけに、資本主義もいよいよ終焉を迎えるのではないだろうか?と少し考えていたので、そこに焦点を当てている内容はなかなか刺激的でした。
お料理や書や美術の本ばかりでなく、こうした本にも手を伸ばしたというところが、いかにも今年の私らしくて良いのではないか?とも思えました。斎藤幸平さんの活動にはこれからしばらく注目したいと思います。
それにしても、今日の名古屋は木枯らしというより、嵐のように風の強い、寒い一日でした。
皆さま、お正月をお迎えになる準備はもうお済みでしょうか?
どうぞお寒さにお気をつけて、大晦日をお過ごしください。