ホトトギス

今日は少し時間が取れましたので、早速ホームページの更新をさせていただきました。

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佐橋美術店ホームページ

今週はお花屋さんがホトトギスの花を配達してくださいました。

秋のお花ですね。

もう22年前になりますが、佐橋の独立後、最初に持った店ではよくご近所の方たちとご挨拶やお話をさせていただきました。皆さんに色々おせわになりましたが、開店当初、永田さんというおばあちゃまがご自分で育てられたホトトギスを何度か私にお持ちくださいました。

秋の花と言ってもまだ残暑の厳しい季節なので、永田さんは綿の半そでのワンピースに素足のサンダルばき。大変品の良い、お話も穏やかなかたでしたが、

スタイルばまさしく「ご近所さん」という感じで、私はそれがとてもとても嬉しかったのを覚えています。

自分の心に不安のあるときは、ふしぎなもので、よく他人の姿や声やお話を感じているものですね。警戒心がそうさせるのかもしれませんが、その時、少しのご親切をいただくと、心がより深く満たされたりします。お相手はそう深い意味をこめて優しくしてくださるわけではないのに～受け手が敏感なのでしょうね。私もきっと当時は不安でいっぱいであったのだと思います。

山口薫の作品に囲まれて過ごしたら、きっと悲しくて仕方なくなるだろう～

まして不安定なわたしだから～とこの展覧会に際し、多くの心配をしていましたが、一週間が過ぎてみると全く逆で、少しづつ温かく、いつの間にか大いに心が満たされて参りました。

申し訳ございません。また時間がなくなってしまいました💦

明日から作品を少しづつご紹介いたします。