最初はSAH

2000.11にくも膜下出血(SAH)発症。無事後遺症もなく生還。今興味あること:脳のこと,教育のこと,テニスのこと

大雨

2005-09-05 12:23:47 | Weblog
昨日の東京の大雨、ご存じかしら?

雨水、ドアから滝のように…住民「生きた心地しない」 (読売新聞)

昨夜、私は記念館の人たちとのお食事会があって出席した。
それが終わって、外に出ると、雨が降った形跡があった。
「よかったね!やんでいて」
と言ってみんなと別れて杉並区にある我が家に帰ろうと井の頭線に乗った。
永福町駅あたりで激しい雨が降り出した。
あまりに激しい降りだったので、降車駅富士見ヶ丘でしばらく待った。
『こんなヒドイ降り、そう長く続くはずないわ』
と思っていたが、30分以上経っても全く変わらない。
少しの間も小降りにならないのだ。
心配になって、家に電話で雨の様子を訊くと
「東京アメッシュで見ても、しばらくやみそうもないから、車で迎えに行くよ」
と夫が言ってくれた。
そこで、駅の階段を上ってみるとナ、ナント!
駅前から神田川に出る道が冠水して車を迂回させている。
慌てて、
「車はダメ!駅までこられない!川があふれているかも」
と連絡すると、間一髪、まだ家を出発してなくて、間に合った。
「歩いて迎えに行くよ」
夫の声は、弾んでいる。
川の様子、町の様子が見たくてたまらないみたい。
よく台風の時、川の様子を見に行って、流されて死んでしまう人いるでしょ。
そういうタイプなのよね。

「駅前の橋はダメだけど、もう一つ向こうの橋は大丈夫」
びしょぬれになって来てくれた、夫の持ってきたスニーカーに履き替え、
長めのスカートをたくし上げ、土砂降りの中に突撃。
滝のように降る雨、足下は、沢を歩いているように歩く度に飛沫が上がる。
神田川まで来ると、普段は、底の方をちょろちょろ流れている川が、
橋の下、1~2mのところを囂々と流れているではないか。
ちょっと渡るのを躊躇するほど…
くるぶしの上まで、水につかりながら、漸く家にたどり着いた時はホッとした。
幸い、我が家は被害無し!
こんなこと、結婚してこの地に住むようになって(30年)初めて…

災害って信じられないようなことが起こるって本当ね。
いつも“そんなことは起こらない”なんて、
甘い考えで、楽天的な私だけど、
“もしかして、そんなこともある”ってことも
時には考えなければならないんだと思った日でした。

コメント (7)
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