最初はSAH

2000.11にくも膜下出血(SAH)発症。無事後遺症もなく生還。今興味あること:脳のこと,教育のこと,テニスのこと

「したい」&「するべき」

2005-09-22 20:39:40 | 教育
何かをする時、
それを「したい」からするのか、「するべき」だからするのか
その割合は人によって違う。
殆どのことは「したい」からやっている人もいれば、
殆どのことは「するべき」だからやっている人もいる。
食べ物一つでも好きで食べたいものを中心に食べる人。
身体によいから食べるべきものを中心に食べる人。
二種類に分かれる。

「したい」中心に生きている人は、
「自由に何をしてもいい」と言われれば、
次々にやりたいことが浮かんで、何をしたらよいか困ることはない。
「するべき」中心に生きている人は、
何をしていいか分からなくなる。

もちろん、世の中「したい」ことだけして生きていくことはできない。
自分のしたいことだけをしようと思えば、
必ず人と衝突する。わがままになる。
それを適度に押さえて、今はこうしなければならないと言う場面も当然ある。

しかし、小さい時から、親から
「あれをしなさい」「これをしなさい」と言われ続けていれば、
今、自分は何を「するべき」かばかり考える子になり、
自分が一体何を「したい」のかが分からなくなる。
したくてやっていることは、うまくいかなければ、
どうすれば、うまくいくか自分で一生懸命考えるが、
「するべき」でやっていることは、うまくいかないと、
「何で自分がこんな事をしなければならないの、あなたもやりなさい」とか
「こんなことやりたくないのにやらされた」と誰かに強制されたような気になる。

「したい」ことを中心に生きていった方が人生絶対楽しい。

子どもを育てていく時、
その子が「したい」ことをいつでも面倒がらずに聞いてあげ、
できるだけ通してあげる姿勢が大事なのでは?

コメント (2)
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