意地を張るマグロ仲買人こそ真のプロ！

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【贈る言葉】

今日はこれしかなかったといえばお客は買う。だが妥協すればすべてを失う。だから窮地に立ったときは意地を張る。

　　　　　　　　　～藤田浩毅～

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【本文】

■意地を張るマグロ仲買人こそ真のプロ！■

ＮＨＫ「プロフェッショナル仕事の流儀」で紹介された藤田浩毅氏はマグロ仲買人のプロだ。

若いときマグロのセリ場に行ったとき「ダモノ屋がくるんじゃねえ」と怒鳴られた。

悔しかったそうだ。

必死で働きマグロを買うためのお金をためてセリに参加し、マグロを買った。

だが無難そうなマグロを競り落としたのに仕入れてくれるお客はなかなか付かなかった。

あるときマグロを仕入れてくれた寿し職人の水谷八郎氏に後日「あれは、よくねえなあ」と言われて目が覚めた。

「よし、自分が旨いと思ったマグロを競り落とそう」と心に決めた。

それからしばらくして同じ水谷氏に後日「あれはよかった」と言われて自信が付いた。

うまいマグロが何日もセリ場に並ばない日々続くことがあるが、藤田氏は一切買わない。

窮地に立たされたときこそ意地を張るのがプロだと心得ているからだ。

　　　　　　　　　＝　コンピテンシー宣教師　＝


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社員の定着率を上げなければ！

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【贈る言葉】

社員が定着しなければ会社の改革は挫折する。

　　　　　　　　　～星野佳路～

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【本文】

■社員の定着率を上げなければ！■

先般ある中小企業の経営者と話していたら、社員の定着率が悪く困っているという。

ほしくて採用した社員。

働きたくて面接に来た求職者。

そんな経緯で採用が決まって入社したわけだ。

顧客からクレームがあると社長は工事を施工してきた社員を怒鳴るという。

しかし営業と施工者の間では情報が共有されていないから行き違いばかり発生する。

同族の皆さんは事務所を占拠していて他人の社員は飛び歩いて働く。

情報だけでなく意思の疎通も遮断されている姿が思い浮かぶ。

今をときめく星野リゾートでも星野佳路氏が社長になったとき古参の社員は付いていけず辞めていったという。

社員が定着しなければ会社の改革が出来ないことを身にしみて感じたわけだ。

　　　　　　　　＝　コンピテンシー宣教師　＝


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