あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

中国・江南6都市巡り5日間のツアー④(2001年)

2009-02-01 22:46:54 | Weblog
 昨日、1月31日(土)、早暁からの激しい雨で、1日の降水量は
所沢で85.5ミリとなり、1月の降水量の記録となったようです。

 今日は一転、快晴となりましたが、風の冷たい2月初日でした。
引き続き、8年前の中国・江南6都市巡りを続けます。

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 2001年2月4日(日) 曇り 〈続き〉
 揚州、鎮江観光、蘇州泊
 =痩西湖、大明寺、金山、北固山=

 昼食は、揚州市内の古い建物(下)にある憩国飯店で准揚料理
(准は本当はさんずい)。


 隣の建物に、鳥や魚が何羽もさらし干ししてあった。あれが中国
料理の材料になるらしい。

 揚州市街の様子。


 市街を抜けて40分ほどで、長江を渡るフェリーの乗船場。フェリー
は全部で8隻、バス1台75元。24時間運行で、自動車1万台以上
さばくというが、船を待つトラックなどの長い列が何列か並んでいる。
われわれのバスは待たずに、次に来たフェリーに乗れた。


 長江を「揚子江」というのはこの揚州付近のみ。産物は、かに、うな
ぎなど。フェリーは前後が同じ構造で、車を進行方向に乗り入れれば
対岸でそのまま前方に出られる。対岸は見える距離、15分ほどで
向こう岸の鎮江(ちんこう)市に上がった。

 鎮江市は人口60万。産業は造船、発電など機械工業。食品では酢
が有名。昔から南京の守りの地。枝を広げたプラタナス並木を抜けて
市街地を金山寺と北固山(ほっこざん)へ。

 まず、金山寺に入る。



 金山寺の境内には、正月の飾りである赤い提灯数丁ずつを吊した
飾りが、たくさん木から下がっている。


 台地に立つ寺域上の方に七層の塔が立つ。芝生の庭には赤提灯
を何百も組み合わせた高さ10m前後の飾りが2つあった。


 北固山に向かう途中、長江沿いの公園には、正月を楽しむ市民が
たくさん出ており、中国凧(たこ)を揚げてる家族も多い。


 北固山は長江際に立つ高さ53mの山。公園の樹木の間を縫って石
段を上がる。目の下に、レンガづくりの造船工場の古くて大きな建物
やドックが見える。


 900年前のものという五層のさびた鉄塔が立つ。もと九層の塔
だったが落雷で折れたという。


 阿倍仲麻呂の望郷詩碑もあった。

 左側は日本語で、「天の原ふりさけみれば春日なる
                      三笠の山にいでし月かも」

 寺の幾つかの建物を回って最上部に行くと、鎮江の市街地や湿地
の多い長江の流れが一望できる。


 北箇山の最上部にあった建物。


 北箇山から下ったところの通り。


 地元ガイド良さんと分かれ、蘇州に向かう。約2時間30分で蘇州市。
市内の道路はどこも広く、新しい建物も多い。歩道にはCCTVのマン
ホールがある。宿泊は南林飯店。大きな建物と広い庭。何種類かの
飲食店があり、マッサージもできるという。次のガイド梁(りょう)(男性)
さんが待っていた。

 夕食は2階のレストランで蘇州料理。少しずつメニューが違ってきた。


 夕食後売店で市内地図を買い、夜の町の散歩に出かけた。

 西に数分で南北に走る広い通り。繊維工場横を北に進み、東西方
向の広い道路がアンダーパスする通りに出た。大きな中華料理店や
ホテルが幾つかある。東に向かい、バスで通った料理店が並ぶ南北
の賑やかな通りに出て南に進む。

 ドトールコーヒー店に、ツアーで一緒の6人グループの幹事さん2人
がいた。入って合い席させてもらう。2本ほど南の通りを西に向かっ
てホテルに戻る。ホテルを中心に約3㎞くらいを一周した。

コメント
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