あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

ドイツ・アルテナ周辺の歩き旅④

2009-09-02 21:41:54 | ドイツのウオーキング
 8月15日(土) 晴後快晴
 =ハーゲンからアルテナ往復・シルマンの墓とアルテナ城へ=

 ハーゲンユースホステルで7時半に朝食、近くのEmster Str.バス停から
8時23分発のバスに乗り、ハーゲン中央駅に出た。



 駅構内にあった書店に入って地図の販売状況を確認したりして、9時50
分発の列車に乗る。


 蛇行して流れるLenne川沿いの山間の町アルテナ(Altena)駅に、10時
15分に着いた。ホームから南東側の高台を見あげると、逆光の中にアル
テナ城が影のように立つていた。


 アルテナ城は後にして、まずユースホステル生みの親、リヒャルト・シル
マンの墓に詣でることにする。

 国道B236号、鉄道、それに川をまたぐ橋を渡って東側の町並みに入り、
静かなたたずまいの家並みの間を北に上がる。


 墓前に手向けようと途中で野の花を摘んでいったが、墓地の前に花屋
さんがあったので、花束を求めた。


 住宅地の上部、町を見下ろす高台の市営墓地は、木々と芝生と花に彩
られ、明るい雰囲気。


 その中ほどの広葉樹に囲まれた一角に、リヒャルト・シルマンの墓があり、
横に、日本のユースホステルの先駆者・横山祐吉の墓(左)も並んでいた。



 用意した花束を奉じて全員で参拝の後、墓前にてシルマンさんに捧げる
演奏を。伊藤さんのハーモニカを皮切りに、山浦敬子さんがオカリナ、児玉
さんがヴァイオリンを奏でる。


 15分ほどで墓前を離れ、引き返して南に向かう。付近の住宅のナナカマ
ドが、初秋の彩りを見せていた。


 駅近くの橋を過ぎ、さらに南に進むとアルテナの中心街。広場の先の細
い通りの両側にに古くからの商店が並ぶ。




 教会の先の三差路際にシルマン像が立ち、その下に各国のユースホス
テル協会からのマークや献文などが記された石が埋め込まれていた。


 三差路から折り返すように斜面を上がって行くと、対岸の斜面に並ぶ建
物や背後の森の展望が次第に開ける。


                     (続く)
コメント
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