あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

東京国立博物館の「北京故宮博物院200選」展へ

2012-01-06 22:11:37 | Weblog
 2012年1月6日(金)

 招待券が入手できたので、東京・上野の東京国立博物館平成館で開催中の「北京故宮博物
院200選」展に出かけました。

 正門を入った正面の池の前に、こんなキャラクターが。国立博物館のものでしょうか…。


 中庭には、枯れ枝になっていますが、かなりの大木が枝を伸び伸びと伸ばしています。




 こちらが目的の平成館。


 もっと並んでいるかと思って上野駅を降りたのですが、さほどでなくてひと安心。


 でも、最大の見ものとされる「清明上河図(せいめいじょうかず)」は、180分(3時
間)待ちのようで、見られそうにありません。


 10分余り並んで、正午過ぎに会場に入りました。


 2階の会場は、第1部と第2部とに分かれていました。第1部は「故宮博物館の至宝-皇
帝たちの名品-」というタイトルで、紀元前16世紀から18世紀にかけての「一級文物」
とよぶ日本の国宝に相当するような書や絵、容器や刺繍などが中心の展示です。

 この中に「清明上河図」もありましたが、並ばなかったので、そばを通過するだけでその
大きさを理解するぐらいで、描かれた絵はほとんど見られません。(下の絵は朝日新聞に掲
載の5mを超す絵の一部)


 これも朝日新聞に掲載の代表的な書の一部。


 第2部は、「清朝宮廷文化の文化の精粋-多文化の中の共生-」というタイトル、こちら
では、17~19世紀が主の清朝(しんちょう)時代の宝石や図、絵巻など、さらに、清朝
で集めた紀元前13世紀から20世紀にかけての玉(ぎょく)の製品、壺、香炉、仏具、仏
像など多彩な文物が展示されていました。

 この中で目についたのは、長さ10mを越えていると思われる「康煕帝南巡図巻」と呼ぶ、
長江に沿った人々の暮らし?と、広大な故宮のまつりの様子を描いた2つの絵巻でした。

 2時間半余り見たのでかなり疲れを感じ、平成館を出ることにしました。

 平成館の入口付近から見た前庭のあたり。↑ ↓


 ここからは出ず、左手の本館の方に回って庭に出ました。本館の前には、真生流の幹部が
活けたという、大きな生け花が並んでいました。




 東京国立博物館は、開館して140年になるようです。



 本館の入口付近。




 遅くなった昼食にと、博物館内のレストランに行ったのですが、待っている人が何人か居
たのであきらめ、上野駅のきっぷ売り場横の食堂に入りました。


 なお、展示内容など詳細は、「北京故宮博物院200選」の公式ホームページへ 
 


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