2013年1月23日(水) 晴
== アンコール遺跡とアンコールワット観光 ==
カンボジア西北部、シェムリアップの国道6号線にある、エンブレス アンコールホテル
にて6時に起床、広い食堂でバイキング朝食をして、8時にバスに乗る。

今日は、9世紀から15世紀にかけてインドシナ一帯を制圧したクメール王朝の首都跡
で、1992年に世界遺産に登録されたアンコール遺跡の観光である。
ガイドのソティさんによると、カンボジアの面積は日本の約半分、シェムリアップの人
口は約80万人とのこと。ホテル周辺は、20年くらい前まで田んぼだったという。
バスを20分ほどで下り、まず、アンコール遺跡観光用のパスポートを取得する場所に
行き、各々が写真入りパスポートを作ってもらう。

何箇所もある受付窓口には、各国からの観光客の長い列が伸びていた。
その先はバスが入れないので、10人乗りのミニカー3台に分乗して進む。


最初の遺蹟は、アンコールワットの東北にあるタ・プローム(Ta Prohm)寺院。12世
紀にアンコール・トムの中心部、バイヨンを造成したジャヤヴァルマン7世が、母のため
に建立した大乗仏教の寺院で、後にヒンドゥ-教に改宗されたらしい。
寺域は東西1㎞、南北700mに及び、当時は僧侶と踊子合わせて1万人余りが暮らし
たという。

リエップというガジュマルの一種の巨木が、寺院回廊のあちこちに絡みついて独特の
景観を見せており、遺蹟の規模と自然の力の偉大さを感じさせられる。


アンコール遺跡発見当時の景観で保存する方針で、必要最低限の修復しかしないのだと
いうが、あちこちで修復作業をしていた。

東門から入って、崩れた敷石や何か所もある石段などに注意しながら45分ほどかけて
巡り、9時50分頃西門に抜けた。


再びミニカーで数分北西に移動して、次のタ・ケウ(Ta Keo)に回る。

アンコールワットの試金石としてジャヤヴァルマン5世が造営を開始したが、石材を積
み上げたところで王が死去し、装飾の無いまま今に残ることになったとか。

中には入らず、外観を眺めるのに止める。

ミニカーで、途中、わら屋根の土産物店の横などを通過して、バスの駐車場に戻る。


バスに乗り換え、水田などを眺めながら東北に移動して、10時50分頃、3つめの遺
蹟であるバンテアイ・スレイに着く。

ガイドのソティさん。

10世紀後半に建立された「女の砦」を意味する小さい寺院。赤色の砂岩と紅土を主材
料として造られているので、全体が赤みがかっている。


壁面の彫刻はアンコール遺跡中最も精緻で、その技術に感嘆させられる。





中央神殿に刻まれた微笑する女神像は、「東洋のモナリザ」と称されているという。

中庭の池には、スイレンが咲いていた。


遺跡内を一巡して11時半に入口に戻る。近くには、わらぶき屋根の土産物店らしい建
物が何棟か並んでいた。

バスで2~3分ほどにある「トロピカル レストラン(TROPICAL Restaurant)」に行き、
タイスキという料理の昼食を味合う。

この日の最高気温は33~34℃の予報で、暑くなってきた。
13時半にレストランを出て5分ほどでホテルに戻り、15時まで休憩時間となる。暑
い中での遺跡巡りだったので、1時間近くベッドで仮眠した。暑いカンボジアでは昼の3
時間前後、ゆっくり休憩するのが習慣のようだ。 (続く)
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== アンコール遺跡とアンコールワット観光 ==
カンボジア西北部、シェムリアップの国道6号線にある、エンブレス アンコールホテル
にて6時に起床、広い食堂でバイキング朝食をして、8時にバスに乗る。

今日は、9世紀から15世紀にかけてインドシナ一帯を制圧したクメール王朝の首都跡
で、1992年に世界遺産に登録されたアンコール遺跡の観光である。
ガイドのソティさんによると、カンボジアの面積は日本の約半分、シェムリアップの人
口は約80万人とのこと。ホテル周辺は、20年くらい前まで田んぼだったという。
バスを20分ほどで下り、まず、アンコール遺跡観光用のパスポートを取得する場所に
行き、各々が写真入りパスポートを作ってもらう。

何箇所もある受付窓口には、各国からの観光客の長い列が伸びていた。
その先はバスが入れないので、10人乗りのミニカー3台に分乗して進む。


最初の遺蹟は、アンコールワットの東北にあるタ・プローム(Ta Prohm)寺院。12世
紀にアンコール・トムの中心部、バイヨンを造成したジャヤヴァルマン7世が、母のため
に建立した大乗仏教の寺院で、後にヒンドゥ-教に改宗されたらしい。
寺域は東西1㎞、南北700mに及び、当時は僧侶と踊子合わせて1万人余りが暮らし
たという。

リエップというガジュマルの一種の巨木が、寺院回廊のあちこちに絡みついて独特の
景観を見せており、遺蹟の規模と自然の力の偉大さを感じさせられる。


アンコール遺跡発見当時の景観で保存する方針で、必要最低限の修復しかしないのだと
いうが、あちこちで修復作業をしていた。

東門から入って、崩れた敷石や何か所もある石段などに注意しながら45分ほどかけて
巡り、9時50分頃西門に抜けた。


再びミニカーで数分北西に移動して、次のタ・ケウ(Ta Keo)に回る。

アンコールワットの試金石としてジャヤヴァルマン5世が造営を開始したが、石材を積
み上げたところで王が死去し、装飾の無いまま今に残ることになったとか。

中には入らず、外観を眺めるのに止める。

ミニカーで、途中、わら屋根の土産物店の横などを通過して、バスの駐車場に戻る。


バスに乗り換え、水田などを眺めながら東北に移動して、10時50分頃、3つめの遺
蹟であるバンテアイ・スレイに着く。

ガイドのソティさん。

10世紀後半に建立された「女の砦」を意味する小さい寺院。赤色の砂岩と紅土を主材
料として造られているので、全体が赤みがかっている。


壁面の彫刻はアンコール遺跡中最も精緻で、その技術に感嘆させられる。





中央神殿に刻まれた微笑する女神像は、「東洋のモナリザ」と称されているという。

中庭の池には、スイレンが咲いていた。


遺跡内を一巡して11時半に入口に戻る。近くには、わらぶき屋根の土産物店らしい建
物が何棟か並んでいた。

バスで2~3分ほどにある「トロピカル レストラン(TROPICAL Restaurant)」に行き、
タイスキという料理の昼食を味合う。

この日の最高気温は33~34℃の予報で、暑くなってきた。
13時半にレストランを出て5分ほどでホテルに戻り、15時まで休憩時間となる。暑
い中での遺跡巡りだったので、1時間近くベッドで仮眠した。暑いカンボジアでは昼の3
時間前後、ゆっくり休憩するのが習慣のようだ。 (続く)


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