2013年1月26日(土)
== ハノイに戻って市内観光、そして帰国へ(続き) ==
世界遺産タンロン遺蹟の南部にある、皇帝の住居への入口だったとい「端門」↓に回り、
階段を上がると広場に並ぶ盆栽などが見晴らせる。
端門の最上部の塔。
正面の煙突のようなのは、軍事博物館のフラッグタワーと呼ばれる建造物のようだ。
下に降りて周辺の建物や龍の階段などを見て回る。大太鼓もあった。
龍の階段を上がったところに皇帝の住居があったようだが、現在は「龍の家」と呼ばれる
フランス植民地時代に造られたフランス軍の拠点だった建物↓が残っている。
15時30分にタンロン遺蹟の北門を出て、西南すぐ近くにあるホーチミン廟(びょう)
に行く。1975年の建国記念日に建立された、ベトナム建国の父ホーチミンの遺体を安
置するところで、1日1回、ガラスに横たわる遺体を見学できるという。
廟の前は広場になっていて、ここで1945年9月2日にホーチミンが独立宣言をした
場所のようだ。
16時から衛兵の交代があるというので、廟の前で少し待つ。
ちょうど16時、3人の衛兵が左手から独特の歩調で現れ、立っていた3人と交代した。
衛兵の勤めは1時間ごとだという。
衛兵の交代を見て、すぐ近くの一柱寺(いっちゅうじ)に回る。一柱寺は、李王朝時代
の皇帝・李太宗が1049年に建立した仏教寺院内の楼閣。
ハスの花の上に立つ観音菩薩をイメージしていて、その名のように1本の柱の上に3m
四方の仏堂が建っている。
でも、柱はコンクリート造りのようで、最近建て替えたものと思われた。堂内には小さ
い観音像が安置されていて、参詣者が次々に上がって拝礼していた。
一柱寺の前にあり、屋根上に「延祐寺」と記された寺院に入って見たら、堂内は精巧な
飾り付けに覆われていた。
寺域では今も、フランス植民地以前の漢字が使われているようで、あちこちに漢字が見
られた。
16時30分に一柱寺周辺の観覧を終え、バスで市内のアオザイ(Aodai)という雑貨
店に行く。
民芸品や服飾品、アオザイと呼ぶベトナムの民族衣装、ジュエリーや香木、木製品など
を販売しているが、ほとんどの人はすでに別の場所で土産品を買い終えており、買い物を
する人は少なかった。
店は空いていたので、ここで荷物整理の時間を設けてくれた。品物の傍らにトランクを
開けて、手荷物とトランクに収めるものとを振り分けさせてもらい、ありがたい場所と時
間を提供してもらった。
この後バスで、ホアンキエム湖の北東端近くにあるタンロン水上人形劇場に回り、正面
最前部の一番良い席に陣取り、18時半から開始の水上人形劇を鑑賞する。
水上人形劇は1000年以上の歴史ある伝統芸能で、池や沼の多いベトナム北部の農村
で誕生し、王様の目にも留まり王宮でも演じられるようになったとか。
仕掛けは、木で出来た人形に2,3mの竹竿がついていて、人形の中には仕掛けのひも
が隠されている。それを、人形師が幕の後から竹竿とひもを操って演じるようだ。
劇は18の場面に分かれていて、龍の踊り、鳳凰の舞い、キツネとアヒル、魚とり、子
どもの遊びなど、農村部の生活を中心に45分ほど演じられ、そのきめ細かい所作は見事
なものだった。
終演後、冷たそうな水中に姿を見せた6人の人形師の皆さんに、観客から盛大な拍がお
くられた。
この後バスで移動して、ニッパヤシで葺かれた屋根のレストランに行き、ベトナム北部
の名物料理という最後の夕食を味わう。
ここで6日間のツアー行程をすべて終え、空港に向かう。途中見えたホンダのビル屋上
の温度表示は17℃を示す。
21時半頃ハノイ空港に着き、出国手続きや税関検査などを経て27日0時10分発成
田空港行きベトナム航空VN-310便に乗る。
飛行機は0時30分に離陸した。所要時間は約4時間50分とのことだったが、帰路も
予定より早い4時間ほどで着くという。
仮眠をしたかしないうちに東の空が明るくなってきて、朝食が出る。
成田空港には、飛行時間ちょうど4時間の6時30分に着陸した(ベトナム時間より2
時間早い)。気温はマイナス1℃とか。暖かい(前半は暑かった)ベトナムから戻って、
一気に真冬の寒さを感じる。
入国手続きや税関検査、荷物の受け取りなどを経て、7時55分発北総線経由の京成ア
クセス特急で帰路に着いた。(完)
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== ハノイに戻って市内観光、そして帰国へ(続き) ==
世界遺産タンロン遺蹟の南部にある、皇帝の住居への入口だったとい「端門」↓に回り、
階段を上がると広場に並ぶ盆栽などが見晴らせる。
端門の最上部の塔。
正面の煙突のようなのは、軍事博物館のフラッグタワーと呼ばれる建造物のようだ。
下に降りて周辺の建物や龍の階段などを見て回る。大太鼓もあった。
龍の階段を上がったところに皇帝の住居があったようだが、現在は「龍の家」と呼ばれる
フランス植民地時代に造られたフランス軍の拠点だった建物↓が残っている。
15時30分にタンロン遺蹟の北門を出て、西南すぐ近くにあるホーチミン廟(びょう)
に行く。1975年の建国記念日に建立された、ベトナム建国の父ホーチミンの遺体を安
置するところで、1日1回、ガラスに横たわる遺体を見学できるという。
廟の前は広場になっていて、ここで1945年9月2日にホーチミンが独立宣言をした
場所のようだ。
16時から衛兵の交代があるというので、廟の前で少し待つ。
ちょうど16時、3人の衛兵が左手から独特の歩調で現れ、立っていた3人と交代した。
衛兵の勤めは1時間ごとだという。
衛兵の交代を見て、すぐ近くの一柱寺(いっちゅうじ)に回る。一柱寺は、李王朝時代
の皇帝・李太宗が1049年に建立した仏教寺院内の楼閣。
ハスの花の上に立つ観音菩薩をイメージしていて、その名のように1本の柱の上に3m
四方の仏堂が建っている。
でも、柱はコンクリート造りのようで、最近建て替えたものと思われた。堂内には小さ
い観音像が安置されていて、参詣者が次々に上がって拝礼していた。
一柱寺の前にあり、屋根上に「延祐寺」と記された寺院に入って見たら、堂内は精巧な
飾り付けに覆われていた。
寺域では今も、フランス植民地以前の漢字が使われているようで、あちこちに漢字が見
られた。
16時30分に一柱寺周辺の観覧を終え、バスで市内のアオザイ(Aodai)という雑貨
店に行く。
民芸品や服飾品、アオザイと呼ぶベトナムの民族衣装、ジュエリーや香木、木製品など
を販売しているが、ほとんどの人はすでに別の場所で土産品を買い終えており、買い物を
する人は少なかった。
店は空いていたので、ここで荷物整理の時間を設けてくれた。品物の傍らにトランクを
開けて、手荷物とトランクに収めるものとを振り分けさせてもらい、ありがたい場所と時
間を提供してもらった。
この後バスで、ホアンキエム湖の北東端近くにあるタンロン水上人形劇場に回り、正面
最前部の一番良い席に陣取り、18時半から開始の水上人形劇を鑑賞する。
水上人形劇は1000年以上の歴史ある伝統芸能で、池や沼の多いベトナム北部の農村
で誕生し、王様の目にも留まり王宮でも演じられるようになったとか。
仕掛けは、木で出来た人形に2,3mの竹竿がついていて、人形の中には仕掛けのひも
が隠されている。それを、人形師が幕の後から竹竿とひもを操って演じるようだ。
劇は18の場面に分かれていて、龍の踊り、鳳凰の舞い、キツネとアヒル、魚とり、子
どもの遊びなど、農村部の生活を中心に45分ほど演じられ、そのきめ細かい所作は見事
なものだった。
終演後、冷たそうな水中に姿を見せた6人の人形師の皆さんに、観客から盛大な拍がお
くられた。
この後バスで移動して、ニッパヤシで葺かれた屋根のレストランに行き、ベトナム北部
の名物料理という最後の夕食を味わう。
ここで6日間のツアー行程をすべて終え、空港に向かう。途中見えたホンダのビル屋上
の温度表示は17℃を示す。
21時半頃ハノイ空港に着き、出国手続きや税関検査などを経て27日0時10分発成
田空港行きベトナム航空VN-310便に乗る。
飛行機は0時30分に離陸した。所要時間は約4時間50分とのことだったが、帰路も
予定より早い4時間ほどで着くという。
仮眠をしたかしないうちに東の空が明るくなってきて、朝食が出る。
成田空港には、飛行時間ちょうど4時間の6時30分に着陸した(ベトナム時間より2
時間早い)。気温はマイナス1℃とか。暖かい(前半は暑かった)ベトナムから戻って、
一気に真冬の寒さを感じる。
入国手続きや税関検査、荷物の受け取りなどを経て、7時55分発北総線経由の京成ア
クセス特急で帰路に着いた。(完)
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