2013年1月23日(水) 〈続き〉
== アンコールワットとプレ・ループ遺蹟 ==
ホテルで1時間半の休憩を終え、15時にホテルを再出発して、バスは15分足らずで
アンコールワットに着いた。

アンコールワットは、アンコール遺跡群中で最大規模を誇るヒンドゥー教の寺院である。
1113年に即位したスールヤヴァルマン2世がおよそ30年かけて造ったもの。
午後の暑い日差しを避けて、アンコールワットを囲む環濠のそばの木陰で休む観光客。

私たちも、この日陰でガイドのソティさんから、まずはアンコールワットの概要を聞く。

周囲を取り囲む幅190mの環濠。環濠の南北は1.3㎞、東西1.4㎞に及び、全
体の面積は約200haで、東京ドーム約15個分になるという。

正門になる西参道を進んで西塔門を入り、回廊に刻まれた数々のレリーフの説明を聞き
ながら巡る。


左側に回ると、ハスの浮かぶ聖池を挟んで、中央祠堂(しどう)を中心に5つの塔が望
まれる。

中央祠堂の高さは47mとか。なお、祠堂とは神仏を祭る小さい社(やしろ)のような
場所のようだ。
池の北側には古い建物が幾つか並び、土産物などを販売している。

池のそばで、野生の猿がハスの茎を食べていた。


北西端から、中央祠堂を囲む一番外側の第一回廊に上がり、回廊の壁面を覆う石の精巧
なレリーフを見て回った。



回廊から西側、聖池周辺の眺め。

第一回廊の内側にある教蔵。

第一回廊西面の中心部は十字回廊と呼ばれ、奥の第二回廊へ向かう回廊と十字型に交差
している。

さらに南面第一回廊に回り、途切れなく続くレリーフを見て回った。




遺跡巡りの午後になって気づいたのだが、周辺の木々から、劇場の開会を告げるベルの
ような連続音が聞こえていたが、これはセミの鳴き声だという。


1時間半近くのアンコールワット遺蹟の観光を終え、バスで東北に6㎞ほど移動して、
プレ・ループ(Pre Rup)遺蹟に行く。

アンコールワットの造営より150年前の10世紀後半に造られたもので、石槽がある
ことから火葬が行われた場所のようだ。プレ・ループとは生まれ変わるということらしい。

基壇の上に5基の祠堂が載せられたピラミッド型になっていて、急傾斜の石段を上がる
と夕日の絶景ポイントだとのことで、18時まで夕日見物の時間となる。

すでに多くの観光客が上部の石段に座って日没を待っている。

われわれも思い思いの場所で待ち、西の森の向こうに沈む夕日を待ったが、次第に雲が
増えてきて、期待した鮮やかな夕日とはならなかった。

17時50分頃日没となり、反対の東上空には月が上がっている。

帰路のバスは、ホテルに向かう途中で、「アンコールクッキー(ANGKOR COOKIES)」
という小さいクッキー店に寄り、30分ほど買い物の時間となる。
この店は、日本人オーナーのマダムサチコが、カンボジアの若い人が働く機会を得て自
立していける場を提供したいとの思いで造られたもの。

カンボジアのカシューナッツやヤシ砂糖など、天然素材をたっぷり使った手作りクッキ
ー店として知られているようで、その思いを受け、多くの皆さんがクッキーを買い求めた。
このあと夕食会場のアマゾン アンコール(AMAZON ANGKOR)レストランに行き、カ
ンボジアの民俗舞踊、アプサラダンスを鑑賞しながらバイキング料理を味わった。



連泊する、シェムリアップのエンプレス アンコール ホテルには20時半近くに戻る。
(歩数 11,600)
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== アンコールワットとプレ・ループ遺蹟 ==
ホテルで1時間半の休憩を終え、15時にホテルを再出発して、バスは15分足らずで
アンコールワットに着いた。

アンコールワットは、アンコール遺跡群中で最大規模を誇るヒンドゥー教の寺院である。
1113年に即位したスールヤヴァルマン2世がおよそ30年かけて造ったもの。
午後の暑い日差しを避けて、アンコールワットを囲む環濠のそばの木陰で休む観光客。

私たちも、この日陰でガイドのソティさんから、まずはアンコールワットの概要を聞く。

周囲を取り囲む幅190mの環濠。環濠の南北は1.3㎞、東西1.4㎞に及び、全
体の面積は約200haで、東京ドーム約15個分になるという。

正門になる西参道を進んで西塔門を入り、回廊に刻まれた数々のレリーフの説明を聞き
ながら巡る。


左側に回ると、ハスの浮かぶ聖池を挟んで、中央祠堂(しどう)を中心に5つの塔が望
まれる。

中央祠堂の高さは47mとか。なお、祠堂とは神仏を祭る小さい社(やしろ)のような
場所のようだ。
池の北側には古い建物が幾つか並び、土産物などを販売している。


池のそばで、野生の猿がハスの茎を食べていた。


北西端から、中央祠堂を囲む一番外側の第一回廊に上がり、回廊の壁面を覆う石の精巧
なレリーフを見て回った。



回廊から西側、聖池周辺の眺め。

第一回廊の内側にある教蔵。

第一回廊西面の中心部は十字回廊と呼ばれ、奥の第二回廊へ向かう回廊と十字型に交差
している。

さらに南面第一回廊に回り、途切れなく続くレリーフを見て回った。




遺跡巡りの午後になって気づいたのだが、周辺の木々から、劇場の開会を告げるベルの
ような連続音が聞こえていたが、これはセミの鳴き声だという。


1時間半近くのアンコールワット遺蹟の観光を終え、バスで東北に6㎞ほど移動して、
プレ・ループ(Pre Rup)遺蹟に行く。

アンコールワットの造営より150年前の10世紀後半に造られたもので、石槽がある
ことから火葬が行われた場所のようだ。プレ・ループとは生まれ変わるということらしい。

基壇の上に5基の祠堂が載せられたピラミッド型になっていて、急傾斜の石段を上がる
と夕日の絶景ポイントだとのことで、18時まで夕日見物の時間となる。

すでに多くの観光客が上部の石段に座って日没を待っている。

われわれも思い思いの場所で待ち、西の森の向こうに沈む夕日を待ったが、次第に雲が
増えてきて、期待した鮮やかな夕日とはならなかった。

17時50分頃日没となり、反対の東上空には月が上がっている。

帰路のバスは、ホテルに向かう途中で、「アンコールクッキー(ANGKOR COOKIES)」
という小さいクッキー店に寄り、30分ほど買い物の時間となる。
この店は、日本人オーナーのマダムサチコが、カンボジアの若い人が働く機会を得て自
立していける場を提供したいとの思いで造られたもの。

カンボジアのカシューナッツやヤシ砂糖など、天然素材をたっぷり使った手作りクッキ
ー店として知られているようで、その思いを受け、多くの皆さんがクッキーを買い求めた。
このあと夕食会場のアマゾン アンコール(AMAZON ANGKOR)レストランに行き、カ
ンボジアの民俗舞踊、アプサラダンスを鑑賞しながらバイキング料理を味わった。



連泊する、シェムリアップのエンプレス アンコール ホテルには20時半近くに戻る。
(歩数 11,600)


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