2016年1月3日(日)
正月三が日なのに、最高気温は15℃を超えて暖かな日射しの今日は、市内ウオーキン
グを兼ねて、所沢市街の中心部、宮本町にある所沢総鎮守の所沢神明社(しんめいしゃ)
に初もうでに行きました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/ff/c3cbbffa6f801d2ef7e812d697845c35.jpg)
所沢神明社は、日本武尊がこの付近で休憩をした際に、天照大神に祈りを捧げたという
伝説にちなんで祭ったとされているようですが、文政9年(1826)の火災で記録資料
がすべて焼失してしまい、詳細は不明のようです。
明治44年(1911)4月に、日本最初の飛行場として開設された所沢飛行場におい
て、初飛行のパイロットとなった徳川好敏が前日に正式参拝したので、今日では飛行機の
安全祈願のために訪れる人もいるとか。
総檜(そうひのき)造りの現在の社殿は、昭和9年(1934)3月の造営とのこと。
元日や昨日2日には、南側の参道から参拝者の長い列ができるのですが、3日ともなる
とさすがに参拝者も減り、拝殿前で数分並んだだけで参拝できました。
それでも境内には、多くの参拝者が見られます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/2a/89796153cdd9c517af1cab1fecdbdab1.jpg)
参拝後は、境内を一巡してみました。東側に奉納された絵馬は、合格を祈る若い受験生
のものがほとんど。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/d6/e324752690e8d39d71ffa5e57535d97c.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/3d/6cce5b8a970a2239f6001693ebbe7c2d.jpg)
そばのお守り頒布所で、交通安全のお守りを分けてもらいました。毎年いただいて自動
車に吊していたのですが、昨年10月で運転免許を返上して車も廃車にしたので、今年は
ザックにでも吊すことになるでしょうか…。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/38/4fb20de9a635a8674b8cd4e471371323.jpg)
いずれにしても、交通事故には出会いたくありません。
拝殿の前には、おみくじを奉納する三角柱が立っています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/9d/e326b8fec1b64627449cd131132a713f.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/1c/11a7ca4351bd60f1fbd3231eb1e2b1b1.jpg)
拝殿の左手前では、市内北野新町にある熊手やだるま、羽子板などのメーカーである
「面亀(めんかめ)」が、それら商品を販売していました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/41/5e22a30e72d119f0706b9387d14e5a03.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/2d/a39a37c5180ee8015b230157b236bdad.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/80/f2e13ef046ab281903b0cdcad32de6af.jpg)
面亀の創業は明治3年(1870)、面製作の部門は一時期、全国生産の70%を占め
ていたとか。現在は熊手製造部門で全国トップのシェアを維持しているようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/7b/86638e5a5fa293a6ad57fa74c29d6722.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/84/b805c9595a925866c694cb1cfb8ec2a2.jpg)
手づくりにこだわり続ける面亀の製品は、日本商工会議所認定-全国推奨観光土産品、
埼玉県認定-彩の国優良ブランド品、所沢市観光協会-優良産品に認定されているよう
ですが、このような日本の伝統工芸品を作る会社が所沢にあることを、知っている市民
は少ないのではないでしょうか…。
拝殿左手前の狛犬の下にも、面亀のだるまが並んでいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/dd/f125161f79d056dc98d05f8a48b53bd6.jpg)
龍の彫刻のある手水舎のそばにも、絵馬とおみくじの奉納場所が並んでいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/f6/eee2e0c45c3951c8f3ab07ccf1e246a7.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/6e/a6ca3a0439265e7813124eb2b836a619.jpg)
その手水舎で手を清めてから参拝する人の列は、階段下まで続いていて、警備の人の
呼びかけでは1時間待ちとか言っていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/9c/ace011b2a3d5add7db78dee8bbadf443.jpg)
こちらはおみくじの販売所
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/db/9ffd3f8072a23ad7e7354c45f1301ab6.jpg)
元旦にはたくさん出る屋台店、今日は1軒だけ階段の踊り場付近に出ています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/b4/ee57c6719adf6c76aecda6d39b4f3ec1.jpg)
帰路につくことにして、西参道に下ります。西参道にはご神木になっているケヤキの
古木が2本ありますが、右が境内で最大のケヤキ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/9d/13131341e5aed10c35626899c253be53.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/a5/014ad310a5e06f1f4a8df2b3bd22297e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/6d/b9e7e8e9135f48c2a0e96d3bdb528fc4.jpg)
西側の市道に出て少し南に向かい、近くの新光寺にも入りました。新光寺山門。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/73/15baade4cc8221b9637aec237b8a80f3.jpg)
山門を入った正面に、奈良の法隆寺夢殿に似た八角堂があり、その前に新しい観音像
が立っています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/cb/ec1cf6f12b71081b6b9d2ca70b491388.jpg)
新光寺は、源頼朝が建久4年(1193)、那須野へ鷹狩りに行く途中昼食場所とし
て立ち寄った伝えられ、創建時期は不明ですが、本尊の聖観音は行基の作と伝わり、慶
安2年(1649)には幕府から6石の朱印を賜っているようです。
その後、弘安3年(1333)に新田義貞が鎌倉攻めに向かう途中、立ち寄って戦勝
を祈願したことも、「新編武藏風土記稿」などに記されているとのこと。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/90/50fcc04c44e7c4c83227a16e0ca1d6c3.jpg)
こちらは観音堂で、武蔵三十三観音霊場第10番霊場になっています。
境内にある子育て地蔵。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/3e/4a09807aaaa59c8d3a46427ff73bc3d3.jpg)
観音堂に参拝して自宅方面に向かいました。金山町交差点を過ぎて東川(あずまがわ)
沿いに進んだら、近くの民家に大きなピラカンサが見えたので、回ってみました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/c4/83e34b3da025c7cb4d3fc9bf996c2508.jpg)
2階のひさしに届きそうな大きな木で、実の数はどのくらいあるのか想像もつきません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/18/93636bae3c3a0fa089a609674a845381.jpg)
近くの民家には、かっこよい松の木が目に付きます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/33/5ee13d0c06790f5cf0d0ba82be9ba8ff.jpg)
この松は前から知っていましたが、ピラカンサに気付いたのは初めてでした。今年は、
このピラカンサのように、皆さんにとっても私にも、実り多い年でありますように…。
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正月三が日なのに、最高気温は15℃を超えて暖かな日射しの今日は、市内ウオーキン
グを兼ねて、所沢市街の中心部、宮本町にある所沢総鎮守の所沢神明社(しんめいしゃ)
に初もうでに行きました。
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所沢神明社は、日本武尊がこの付近で休憩をした際に、天照大神に祈りを捧げたという
伝説にちなんで祭ったとされているようですが、文政9年(1826)の火災で記録資料
がすべて焼失してしまい、詳細は不明のようです。
明治44年(1911)4月に、日本最初の飛行場として開設された所沢飛行場におい
て、初飛行のパイロットとなった徳川好敏が前日に正式参拝したので、今日では飛行機の
安全祈願のために訪れる人もいるとか。
総檜(そうひのき)造りの現在の社殿は、昭和9年(1934)3月の造営とのこと。
元日や昨日2日には、南側の参道から参拝者の長い列ができるのですが、3日ともなる
とさすがに参拝者も減り、拝殿前で数分並んだだけで参拝できました。
それでも境内には、多くの参拝者が見られます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/2a/89796153cdd9c517af1cab1fecdbdab1.jpg)
参拝後は、境内を一巡してみました。東側に奉納された絵馬は、合格を祈る若い受験生
のものがほとんど。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/d6/e324752690e8d39d71ffa5e57535d97c.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/3d/6cce5b8a970a2239f6001693ebbe7c2d.jpg)
そばのお守り頒布所で、交通安全のお守りを分けてもらいました。毎年いただいて自動
車に吊していたのですが、昨年10月で運転免許を返上して車も廃車にしたので、今年は
ザックにでも吊すことになるでしょうか…。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/38/4fb20de9a635a8674b8cd4e471371323.jpg)
いずれにしても、交通事故には出会いたくありません。
拝殿の前には、おみくじを奉納する三角柱が立っています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/9d/e326b8fec1b64627449cd131132a713f.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/1c/11a7ca4351bd60f1fbd3231eb1e2b1b1.jpg)
拝殿の左手前では、市内北野新町にある熊手やだるま、羽子板などのメーカーである
「面亀(めんかめ)」が、それら商品を販売していました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/41/5e22a30e72d119f0706b9387d14e5a03.jpg)
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/80/f2e13ef046ab281903b0cdcad32de6af.jpg)
面亀の創業は明治3年(1870)、面製作の部門は一時期、全国生産の70%を占め
ていたとか。現在は熊手製造部門で全国トップのシェアを維持しているようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/7b/86638e5a5fa293a6ad57fa74c29d6722.jpg)
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手づくりにこだわり続ける面亀の製品は、日本商工会議所認定-全国推奨観光土産品、
埼玉県認定-彩の国優良ブランド品、所沢市観光協会-優良産品に認定されているよう
ですが、このような日本の伝統工芸品を作る会社が所沢にあることを、知っている市民
は少ないのではないでしょうか…。
拝殿左手前の狛犬の下にも、面亀のだるまが並んでいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/dd/f125161f79d056dc98d05f8a48b53bd6.jpg)
龍の彫刻のある手水舎のそばにも、絵馬とおみくじの奉納場所が並んでいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/f6/eee2e0c45c3951c8f3ab07ccf1e246a7.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/6e/a6ca3a0439265e7813124eb2b836a619.jpg)
その手水舎で手を清めてから参拝する人の列は、階段下まで続いていて、警備の人の
呼びかけでは1時間待ちとか言っていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/9c/ace011b2a3d5add7db78dee8bbadf443.jpg)
こちらはおみくじの販売所
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/db/9ffd3f8072a23ad7e7354c45f1301ab6.jpg)
元旦にはたくさん出る屋台店、今日は1軒だけ階段の踊り場付近に出ています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/b4/ee57c6719adf6c76aecda6d39b4f3ec1.jpg)
帰路につくことにして、西参道に下ります。西参道にはご神木になっているケヤキの
古木が2本ありますが、右が境内で最大のケヤキ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/9d/13131341e5aed10c35626899c253be53.jpg)
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西側の市道に出て少し南に向かい、近くの新光寺にも入りました。新光寺山門。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/73/15baade4cc8221b9637aec237b8a80f3.jpg)
山門を入った正面に、奈良の法隆寺夢殿に似た八角堂があり、その前に新しい観音像
が立っています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/cb/ec1cf6f12b71081b6b9d2ca70b491388.jpg)
新光寺は、源頼朝が建久4年(1193)、那須野へ鷹狩りに行く途中昼食場所とし
て立ち寄った伝えられ、創建時期は不明ですが、本尊の聖観音は行基の作と伝わり、慶
安2年(1649)には幕府から6石の朱印を賜っているようです。
その後、弘安3年(1333)に新田義貞が鎌倉攻めに向かう途中、立ち寄って戦勝
を祈願したことも、「新編武藏風土記稿」などに記されているとのこと。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/90/50fcc04c44e7c4c83227a16e0ca1d6c3.jpg)
こちらは観音堂で、武蔵三十三観音霊場第10番霊場になっています。
境内にある子育て地蔵。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/3e/4a09807aaaa59c8d3a46427ff73bc3d3.jpg)
観音堂に参拝して自宅方面に向かいました。金山町交差点を過ぎて東川(あずまがわ)
沿いに進んだら、近くの民家に大きなピラカンサが見えたので、回ってみました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/c4/83e34b3da025c7cb4d3fc9bf996c2508.jpg)
2階のひさしに届きそうな大きな木で、実の数はどのくらいあるのか想像もつきません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/18/93636bae3c3a0fa089a609674a845381.jpg)
近くの民家には、かっこよい松の木が目に付きます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/33/5ee13d0c06790f5cf0d0ba82be9ba8ff.jpg)
この松は前から知っていましたが、ピラカンサに気付いたのは初めてでした。今年は、
このピラカンサのように、皆さんにとっても私にも、実り多い年でありますように…。
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