2017年9月9日(土)
7月後半からズーッと、市外へのウオーキングもほかの催しなどにも参加する気が無く、
暑さの治まるのを待っていましたが、ようやく残暑も弱まってきたので今日は、久しぶり
に2つの催しのために都内に出かけました。
東京メトロ丸ノ内線の銀座駅で下車し、催しに行く前に銀座5丁目にある長野県のアン
テナショップ「銀座NAGANO」に行き、この秋行く予定の2か所のパンフレットを入
手しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/67/dec59d6697df726c7fe47968422ae4fa.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/73/deb35eca9a3803db88bb33fdfda70d5b.jpg)
そばの銀座4丁目交差点を北へ、銀座通りを進んでトンガリ屋根の京橋交番前へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/3d/f94510f19a3aa4909982076ad7d74e71.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/b7/55c6a8e3490ee9d9e2747d0a2c01acc3.jpg)
交番の手前には、京橋の古い親柱が保存され、その説明板が立っています。
通りの反対側、警察博物館際にはもうひとつの柱が残されています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/d8/e8aabb0fd8f6207e44a39ab77387f7f4.jpg)
さて、最初の目的地の写真展会場は、交番の手前の通りを入ったすぐのビル4階でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/d1/935cae36a533420a010f153f9bde9d0e.jpg)
この写真展の「フォト倶楽部G」には、最後の職場の頃に知り合ったIさんがメンバ
ーになっておられ、毎年写真展の案内をいただいているのでいつも観賞に出かけますが、
今年の会場は初めてでした。
写真展の監修者は、風景写真家として知られる花畑日尚氏、主宰は儀同正勝氏で、I
さんなどメンバー13人が大判や中判銀塩写真で撮った、山岳写真など迫力ある写真が
26点出展されていました。
案内状に掲載の写真から2点を
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/72/20e734e9503fb6c034de6a8e343bfe37.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/05/f7c861b7576092e341649e41937dfd11.jpg)
実物の写真は、きめ細かな色調ややわらかな彩りなどが間近に鑑賞でき、冬の北アル
プスややわらかな新緑の彩り、夕方や朝の海や山の情景、満開の大きな桜など、小さな
デジカメでの写真では表現できない迫力ある作品ばかりでした。
さらに西進して八重洲のふるさと情報センターに行き、都道府県別のコーナーで近く
ウオーキングに出かける予定の市のパンフレットなどを入手後、八重洲地下街で昼食を
して、JR中央線と山手線で渋谷駅に回りました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/f4/1043b236178f3482a00c280e30f593ca.jpg)
渋谷駅西口から道元坂↑を上がってさらに進み、大坂を下って↓目黒区青葉台4丁目に
ある次の目的地の日本地図センターに入ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/ca/0c6d1b599c58c50ef7aba0cd953356db.jpg)
ここでは14時から15時30分まで、第4回地理文化講演会「川と地図」が開催さ
れました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/22/3192117f410231d64f402d639fd96d98.jpg)
1階の会場には、およそ48席が用意されていてほぼ満席でしたが、参加者のほとんど
が男性で、女性の参加者は5人くらいでした。地図愛好者は圧倒的に男性のようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/e9/5a6aa59ebee2f3f9f5106737a906c219.jpg)
会場正面には、大きな高尾山からのパノラマ図が掲示されています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/fe/a7c3de8ecbae52b8a077289ef31e6bbb.jpg)
上の写真の右端が下の写真の左端につながるよう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/f9/b367a6d0cc16dbeaba1cd7666107ff98.jpg)
講演会の最初は、日本地図センターのの野々村邦夫理事長から講師紹介を兼ねて30分
の話がスライドを使って。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/4e/f513ff7385855a02cdf4556ae2ce94a5.jpg)
このあとの講演の講師、高橋浩先生の略歴
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/2d/c22de079fcfa258d349ed7bbdf2c5c52.jpg)
高橋先生の著書の一部紹介
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/f9/d15838aa6eb26e1810feb363b45dfb62.jpg)
おもな編著書の紹介も
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/39/57922668d55547ef50e7c26ad04f2fb9.jpg)
編著書のひとつ「川の百科事典」には、国内に「天の川」という名の川が2つあること
が記されているようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/7a/76966f291c24b2eaf0bafad99b9f24c5.jpg)
旧版地形図の紹介では、その地形図が造られたときのその地域の様子がわかり、現在の
地図との比較できる貴重な資料であることが理解されます。
講師の高橋浩先生からは「川と地図」というテーマで、日本と諸外国の河川流域面積と
その順位、日本と大陸の河川の縦断面曲線、沖積平野に位置する日本の大都市の地盤高と
河川洪水位(ロンドンとの対比)、東京都及び神奈川県の河川地図、東アジアの河川、南
アメリカの河川、利根川決壊による洪水進路図といった資料を基に講演されました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/f7/779bd3f8ad8b8ff290a1506c6fbc8e4d.jpg)
講演では、日本の急峻な河川の特殊性や、東アジアの主要河川のほとんどが中国西部の
山地から流れ出ていること、ちょうど70年前の東大入学の年のカスリーン台風による利
根川決壊当時のこと、東大で学んだ教授や、ご自身が東大教授時代に関わりのあったほか
の教授のことなど、様々な裏話がたっぷりでユーモアあふれるお話の1時間でした。
なお、参加者には、高橋浩先生の著書「川と国土の危機 水害と社会」(岩波新書)が配
布されました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/ca/c7ff785de2b8de40ca7b5f7a219363d4.jpg)
ちなみに、私は日本地図センターから発行されている月刊誌「地図中心」の定期購読者
で、今日の講演も購読者の一部が参加している「地図倶楽部」のメンバーが主な対象です
が、今月発行の「地図中心」9月号は、70年前の9月中旬に首都圏に大災害をもたらし
た「カスリーン台風70年」の特集号です。
講演会終業後、地図センター内の売店で地形図を求め、渋谷駅まで歩いて戻り、東京メ
トロ副都心線経由の西武池袋線直通電車で帰りました。
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7月後半からズーッと、市外へのウオーキングもほかの催しなどにも参加する気が無く、
暑さの治まるのを待っていましたが、ようやく残暑も弱まってきたので今日は、久しぶり
に2つの催しのために都内に出かけました。
東京メトロ丸ノ内線の銀座駅で下車し、催しに行く前に銀座5丁目にある長野県のアン
テナショップ「銀座NAGANO」に行き、この秋行く予定の2か所のパンフレットを入
手しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/67/dec59d6697df726c7fe47968422ae4fa.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/73/deb35eca9a3803db88bb33fdfda70d5b.jpg)
そばの銀座4丁目交差点を北へ、銀座通りを進んでトンガリ屋根の京橋交番前へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/3d/f94510f19a3aa4909982076ad7d74e71.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/b7/55c6a8e3490ee9d9e2747d0a2c01acc3.jpg)
交番の手前には、京橋の古い親柱が保存され、その説明板が立っています。
通りの反対側、警察博物館際にはもうひとつの柱が残されています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/d8/e8aabb0fd8f6207e44a39ab77387f7f4.jpg)
さて、最初の目的地の写真展会場は、交番の手前の通りを入ったすぐのビル4階でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/d1/935cae36a533420a010f153f9bde9d0e.jpg)
この写真展の「フォト倶楽部G」には、最後の職場の頃に知り合ったIさんがメンバ
ーになっておられ、毎年写真展の案内をいただいているのでいつも観賞に出かけますが、
今年の会場は初めてでした。
写真展の監修者は、風景写真家として知られる花畑日尚氏、主宰は儀同正勝氏で、I
さんなどメンバー13人が大判や中判銀塩写真で撮った、山岳写真など迫力ある写真が
26点出展されていました。
案内状に掲載の写真から2点を
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/72/20e734e9503fb6c034de6a8e343bfe37.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/05/f7c861b7576092e341649e41937dfd11.jpg)
実物の写真は、きめ細かな色調ややわらかな彩りなどが間近に鑑賞でき、冬の北アル
プスややわらかな新緑の彩り、夕方や朝の海や山の情景、満開の大きな桜など、小さな
デジカメでの写真では表現できない迫力ある作品ばかりでした。
さらに西進して八重洲のふるさと情報センターに行き、都道府県別のコーナーで近く
ウオーキングに出かける予定の市のパンフレットなどを入手後、八重洲地下街で昼食を
して、JR中央線と山手線で渋谷駅に回りました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/f4/1043b236178f3482a00c280e30f593ca.jpg)
渋谷駅西口から道元坂↑を上がってさらに進み、大坂を下って↓目黒区青葉台4丁目に
ある次の目的地の日本地図センターに入ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/ca/0c6d1b599c58c50ef7aba0cd953356db.jpg)
ここでは14時から15時30分まで、第4回地理文化講演会「川と地図」が開催さ
れました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/22/3192117f410231d64f402d639fd96d98.jpg)
1階の会場には、およそ48席が用意されていてほぼ満席でしたが、参加者のほとんど
が男性で、女性の参加者は5人くらいでした。地図愛好者は圧倒的に男性のようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/e9/5a6aa59ebee2f3f9f5106737a906c219.jpg)
会場正面には、大きな高尾山からのパノラマ図が掲示されています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/fe/a7c3de8ecbae52b8a077289ef31e6bbb.jpg)
上の写真の右端が下の写真の左端につながるよう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/f9/b367a6d0cc16dbeaba1cd7666107ff98.jpg)
講演会の最初は、日本地図センターのの野々村邦夫理事長から講師紹介を兼ねて30分
の話がスライドを使って。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/4e/f513ff7385855a02cdf4556ae2ce94a5.jpg)
このあとの講演の講師、高橋浩先生の略歴
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/2d/c22de079fcfa258d349ed7bbdf2c5c52.jpg)
高橋先生の著書の一部紹介
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/f9/d15838aa6eb26e1810feb363b45dfb62.jpg)
おもな編著書の紹介も
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/39/57922668d55547ef50e7c26ad04f2fb9.jpg)
編著書のひとつ「川の百科事典」には、国内に「天の川」という名の川が2つあること
が記されているようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/7a/76966f291c24b2eaf0bafad99b9f24c5.jpg)
旧版地形図の紹介では、その地形図が造られたときのその地域の様子がわかり、現在の
地図との比較できる貴重な資料であることが理解されます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/e5/3613975a6a8d9adbae16f24e0caad59f.jpg)
講師の高橋浩先生からは「川と地図」というテーマで、日本と諸外国の河川流域面積と
その順位、日本と大陸の河川の縦断面曲線、沖積平野に位置する日本の大都市の地盤高と
河川洪水位(ロンドンとの対比)、東京都及び神奈川県の河川地図、東アジアの河川、南
アメリカの河川、利根川決壊による洪水進路図といった資料を基に講演されました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/f7/779bd3f8ad8b8ff290a1506c6fbc8e4d.jpg)
講演では、日本の急峻な河川の特殊性や、東アジアの主要河川のほとんどが中国西部の
山地から流れ出ていること、ちょうど70年前の東大入学の年のカスリーン台風による利
根川決壊当時のこと、東大で学んだ教授や、ご自身が東大教授時代に関わりのあったほか
の教授のことなど、様々な裏話がたっぷりでユーモアあふれるお話の1時間でした。
なお、参加者には、高橋浩先生の著書「川と国土の危機 水害と社会」(岩波新書)が配
布されました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/ca/c7ff785de2b8de40ca7b5f7a219363d4.jpg)
ちなみに、私は日本地図センターから発行されている月刊誌「地図中心」の定期購読者
で、今日の講演も購読者の一部が参加している「地図倶楽部」のメンバーが主な対象です
が、今月発行の「地図中心」9月号は、70年前の9月中旬に首都圏に大災害をもたらし
た「カスリーン台風70年」の特集号です。
講演会終業後、地図センター内の売店で地形図を求め、渋谷駅まで歩いて戻り、東京メ
トロ副都心線経由の西武池袋線直通電車で帰りました。
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