2021年12月15日(水)
同じ市内だが、わが家からは少し離れているので、なかなか行けなかった「ところざわ
サクラタウン」や、今年5月下旬にオープンした市の観光情報物産館「YOT-TOKO(よっ
とこ)」に、師走になってようやく出かけることにした。
ここを初めて訪ねたのは昨年12月7日(月)だったから、ほぼ1年ぶりになる。
西武池袋線の秋津駅からJR武蔵野線に乗り換えて、東所沢駅に10時57分に着き、
11時ちょうどにスタートする。
駅のすぐ北に接して公園があり、その道路際に「大魔神」の半身像があった。
所沢を舞台とする映画「妖怪大戦争 ガーディアンズ」が、8月13日(金)から全国
公開されたのを記念して、この地に降臨(設置)したという。
駅前から延びる東所沢駅前通りを北北東へ。
歩道には、所沢市上下水道局の広告用デザインマンホールの一種、光るマンホールが目
につく。
「KADOKAWA」のイラスト広告で、これから向かう「ところざわサクラタウン」まで
全部で28種類あるようだ。その幾つかを。
夜になると、近傍に設置したソーラーパネルにより発電した電力で発光するという。
駅から600mほどの左手、西側に東所沢公園があり、幼児などが遊んでいる。
その先の広葉樹林も東所沢公園の一角で「武蔵野樹林パーク」と呼び、夜になると下に
並んでいるものはカバーが外されて、デジタルアートとして光り輝くという。
道路を隔てた西側一角は「ところざわサクラタウン」で、隈研吾氏設計「角川武蔵野ミ
ュージアム」の独特の建物や、「武蔵野坐令和神社(むさしのにますうるわしきやまとの
みやしろ)」、ショップやレストラン、ホテルなどのある建物がある。
まずは左手の武蔵野坐令和神社に回って参拝した。
社殿前に並ぶ変わったおみくじ
北側にどっしり岩のようにそそり建つ角川武蔵野ミュージアムの南面には、昨年末には
なかったフクロウのような絵が描かれていた。
今年1月8日から披露されたようで、現代美術家・鴻池朋子の「武蔵野皮トンビ」とい
う作品で、約1年にわたり壁に展示されるとか。
終息しないコロナ禍の状況に不安を感じる中、角川武蔵野ミュージアムの「コロナ時代
のアマビエ」プロジェクト第2弾として披露したのだという。
西側に回ってその建物、角川武蔵野ミュージアムに入り、受付で4・4階のスタンダー
ドチケット(1400円)を購入した。
このチケットでは、2つのフロアにある本棚劇場、エディットタウン、荒俣ワンダー秘
宝館、「俵万智展」を開催中のエディット&ギャラリー、武蔵野ギャラリーと呼ぶ各エリ
アを観覧できる。
まずは、2階の受付フロアの「グランドギャラリー」と呼ぶ、造形や壁面の展示などを
ひととおり眺めた。
「ウルトラブッダ」(米谷健+ジュリア作)
エレベーターで5階に上がった。北西側の窓際から望まれる展望
次に「武蔵野ギャラリー」に入り、武蔵野関連の展示を眺める。
「武蔵野回廊」の両側には、武蔵野にちなんだ幾つかの分類に分けて関連の図書が展示
されていて、自由に閲覧もできる。
本棚劇場の5階エリアから4階に向かって、たくさんの本棚と書籍群を見ながら進む。
ここがメインのエリアで、約8mの巨大本棚に囲まれた図書空間になっている。
KADOKAWAの出版物のほか、角川源義、山本健吉、竹内理三、外間守善の個人文庫など
約3万冊があるという。
5階の一角には「武蔵野3万年のレシピ」と呼ぶ企画展示エリアがあり、11月3日
(水)~2022年2月13日(日)の会期で開催中。
ここはパネル展示がほとんど。
わずなに食器具や農機具、土偶などの実物も展示されていた。
武蔵野の古代から現代、地質、標高などの分かる大きな立体模型。
4階に向かって階段を下って行くと、その壁面にも書棚が続く。
4階に下って周囲を見上げる。
エディットギャラリーに回ると、こんな展示が。
その横では「俵万智展 #たったひとつの「いいね」」と呼ぶ展示を開催中。
現代日本を代表する歌人のひとり俵万智(たわらまち)が、今年、短歌会の最高賞であ
る迢空賞(ちょうくうしょう)を受賞したことを記念した、初めての本格的個展のよう。
もう一度本棚劇場に戻り、先に進む。
片隅の細長い空間にある「荒俣ワンダー秘宝館」に入ってみた。
「想像力」や「マニア」の見せ方にこだわり、荒俣宏が監修した部屋とか。
その横は、立体的なデザインのディスプレイや宝石などの並ぶコーナーが。
これらを一巡して1時間ほどで観覧し終え、エレベーターで2階に戻り、ミュージアム
ショップを少しだけのぞいてみた。
ちなみに、5階建ての館内にはほかに、浮世絵劇場(1階)、マンガ・ラノベ図書館
(1階)、EJアニメミュージアム(3階)(何れも有料)がある。
12時50分近くに角川武蔵野ミュージアム内の観覧を終えて、建物を出た。〈続く〉
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同じ市内だが、わが家からは少し離れているので、なかなか行けなかった「ところざわ
サクラタウン」や、今年5月下旬にオープンした市の観光情報物産館「YOT-TOKO(よっ
とこ)」に、師走になってようやく出かけることにした。
ここを初めて訪ねたのは昨年12月7日(月)だったから、ほぼ1年ぶりになる。
西武池袋線の秋津駅からJR武蔵野線に乗り換えて、東所沢駅に10時57分に着き、
11時ちょうどにスタートする。
駅のすぐ北に接して公園があり、その道路際に「大魔神」の半身像があった。
所沢を舞台とする映画「妖怪大戦争 ガーディアンズ」が、8月13日(金)から全国
公開されたのを記念して、この地に降臨(設置)したという。
駅前から延びる東所沢駅前通りを北北東へ。
歩道には、所沢市上下水道局の広告用デザインマンホールの一種、光るマンホールが目
につく。
「KADOKAWA」のイラスト広告で、これから向かう「ところざわサクラタウン」まで
全部で28種類あるようだ。その幾つかを。
夜になると、近傍に設置したソーラーパネルにより発電した電力で発光するという。
駅から600mほどの左手、西側に東所沢公園があり、幼児などが遊んでいる。
その先の広葉樹林も東所沢公園の一角で「武蔵野樹林パーク」と呼び、夜になると下に
並んでいるものはカバーが外されて、デジタルアートとして光り輝くという。
道路を隔てた西側一角は「ところざわサクラタウン」で、隈研吾氏設計「角川武蔵野ミ
ュージアム」の独特の建物や、「武蔵野坐令和神社(むさしのにますうるわしきやまとの
みやしろ)」、ショップやレストラン、ホテルなどのある建物がある。
まずは左手の武蔵野坐令和神社に回って参拝した。
社殿前に並ぶ変わったおみくじ
北側にどっしり岩のようにそそり建つ角川武蔵野ミュージアムの南面には、昨年末には
なかったフクロウのような絵が描かれていた。
今年1月8日から披露されたようで、現代美術家・鴻池朋子の「武蔵野皮トンビ」とい
う作品で、約1年にわたり壁に展示されるとか。
終息しないコロナ禍の状況に不安を感じる中、角川武蔵野ミュージアムの「コロナ時代
のアマビエ」プロジェクト第2弾として披露したのだという。
西側に回ってその建物、角川武蔵野ミュージアムに入り、受付で4・4階のスタンダー
ドチケット(1400円)を購入した。
このチケットでは、2つのフロアにある本棚劇場、エディットタウン、荒俣ワンダー秘
宝館、「俵万智展」を開催中のエディット&ギャラリー、武蔵野ギャラリーと呼ぶ各エリ
アを観覧できる。
まずは、2階の受付フロアの「グランドギャラリー」と呼ぶ、造形や壁面の展示などを
ひととおり眺めた。
「ウルトラブッダ」(米谷健+ジュリア作)
エレベーターで5階に上がった。北西側の窓際から望まれる展望
次に「武蔵野ギャラリー」に入り、武蔵野関連の展示を眺める。
「武蔵野回廊」の両側には、武蔵野にちなんだ幾つかの分類に分けて関連の図書が展示
されていて、自由に閲覧もできる。
本棚劇場の5階エリアから4階に向かって、たくさんの本棚と書籍群を見ながら進む。
ここがメインのエリアで、約8mの巨大本棚に囲まれた図書空間になっている。
KADOKAWAの出版物のほか、角川源義、山本健吉、竹内理三、外間守善の個人文庫など
約3万冊があるという。
5階の一角には「武蔵野3万年のレシピ」と呼ぶ企画展示エリアがあり、11月3日
(水)~2022年2月13日(日)の会期で開催中。
ここはパネル展示がほとんど。
わずなに食器具や農機具、土偶などの実物も展示されていた。
武蔵野の古代から現代、地質、標高などの分かる大きな立体模型。
4階に向かって階段を下って行くと、その壁面にも書棚が続く。
4階に下って周囲を見上げる。
エディットギャラリーに回ると、こんな展示が。
その横では「俵万智展 #たったひとつの「いいね」」と呼ぶ展示を開催中。
現代日本を代表する歌人のひとり俵万智(たわらまち)が、今年、短歌会の最高賞であ
る迢空賞(ちょうくうしょう)を受賞したことを記念した、初めての本格的個展のよう。
もう一度本棚劇場に戻り、先に進む。
片隅の細長い空間にある「荒俣ワンダー秘宝館」に入ってみた。
「想像力」や「マニア」の見せ方にこだわり、荒俣宏が監修した部屋とか。
その横は、立体的なデザインのディスプレイや宝石などの並ぶコーナーが。
これらを一巡して1時間ほどで観覧し終え、エレベーターで2階に戻り、ミュージアム
ショップを少しだけのぞいてみた。
ちなみに、5階建ての館内にはほかに、浮世絵劇場(1階)、マンガ・ラノベ図書館
(1階)、EJアニメミュージアム(3階)(何れも有料)がある。
12時50分近くに角川武蔵野ミュージアム内の観覧を終えて、建物を出た。〈続く〉
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