2018年12月9日(日)
埼玉県内を中心に歩くカントリーウオークグループの、第259回忘年例会に参加した。
集合はJR武蔵野線・埼京線の武蔵浦和駅。参加者13人は全員一緒に10時10分に
出発した。
昼食地で忘年の宴をすることにして、まずは駅の南西側にあるスーパーマルエツに入り、
各々飲み物やおつまみなどを購入する。
南進し、ロッテ浦和工場や沼影小、ロッテ球場横を進む。
各種競技大会出場や優勝の幕の並ぶ内谷(うちや)中の角を右折して西へ、突き当たり
の県道79号朝霞蕨線を南に少しで、内谷五丁目の普門寺に入る。
足立板東観音霊場第15番札所のようだが、境内は狭く本堂も小ぶりで植栽も少ない。
本堂右手に古い地蔵菩薩像などの石像が6基並び、その中の地蔵像には延宝5(1676)
年↘と安永5(1776)年、念仏供養塔には延享元(1744)年と刻まれていた。
すぐ先、県道が南東へカーブした東側、戸田市に入りすぐの美女木(びじょぎ)一丁目
には安養寺があった。ここも本堂は小ぶりで植栽も少なめだ。
新しい地蔵堂には、美女木村講中が享保16(1731)年に奉納したお地蔵さんが祭
られ、そばのスイセンが咲き出していた。
美女木郵便局前を進み、首都高埼玉大宮線に近い妙厳寺に行く。
開基は明応2(1493)年といわれ、江戸時代には寺領6石の御朱印を下付されてい
たとか。
境内には、戸田市有形文化財の十六羅漢が風通し良い建物に並ぶ。本堂内には戸田市指
定絵画の妙厳寺涅槃図があるようだが、法事中だったので確認は省いた。
境内には何色かのキクが花盛りで、イチジクやサクランボなどの果樹もある。
山門際には享保19(1731)年造立の傘を被った地蔵像が祭られていた。
道路を挟んで東側の美女木公園で小休止する。ドウダンツツジが紅葉し、ソメイヨシノ
はほぼ落葉している。
道路側にはキクが飾られた庚申塔が祭られていた。
少し戻って西へ、国道17号新大宮バイパスの上を首都高が走る間をこ道橋で渡り、美
谷本小の南東にある徳祥寺(とくしょうじ)へ。
江戸時代初期の開山と伝えられ、本尊聖観世音菩薩は「三宝谷の観音様」として知られ、
足立板東観音霊場の第16番札所である。
本堂左手壁面には、文政5(1822)年に奉納され、戸田市指定文化財の「千手観音
供養図絵馬」が掲げられていた。
境内には、宝暦11(1761)年造立↓の地蔵菩薩像などたくさんの石仏が並び集めら
れている。
古くからあるらしい農業機械店前を通過して、近くの美女木八幡神社に東側の石鳥居か
ら入る。
社殿東側の広葉樹林下は市指定天然記念物うばゆりの自生地のようで、柵があって入れ
ない。
美女木八幡神社の創建は鎌倉時代と伝えられる古社。文治5(1189)年に源頼朝が
奥州下向時に当地に立ち寄った際、鎌倉の鶴岡八幡宮を勧請したた伝えられているとか。
社宝の銅鐘は、市内唯一の国の重要美術品で県文化財に指定されていて、現在は郷土博
物館に展示されているようだ。
境内西側の大イチョウの黄葉が見頃で、境内にはケヤキの高木も何本か目についた。
南側の山門から出て、両側に葉の落ちたソメイヨシノの並ぶ荒川左岸排水路の道満(ど
うまん)橋を渡る。
カラスムギが一面に伸びた荒川左岸堤防に上がると、眼下にヤクルト総合グランドが目
に入る。
その向こう、道満グリーンパークの木々の上には秩父の武甲山や外秩父の堂平山や笠山、
奥武蔵の山並みなどが広がる。 堂平山 笠 山
北北東を眺めると、首都高埼玉大宮線の上にさいたま新都心の高層ビル街が望まれた。
堤防上を少し進むと、かなり雲を被ってはいるが富士山も姿を見せてくれた。
南に見える幸魂(さきたま)大橋に向かって進み、少し手前で堤外(彩湖(さいこ)側)
に下る。
彩湖・道満グリーンパークの南側、バーベキュー広場に入り、12時35分に広場の隅の
クヌギの木のそばに着いた。
シートを広げて買ってきた飲み物とつまみなどを広げ、それを囲んで輪になり、忘年昼
食地とする。
NAさんの音頭で乾杯し、この1年の歩きなどを振り返りゆっくりと歓談のひとときを
楽しむ。
歩いていた午前中はほとんど陽が差さなかったが、宴を始めた頃から雲が切れて日差し
が届き、温かみも感じられるようになった。
ほろ酔い気分となり、記念撮影とミーティングをして、14時30分に出発した。
メタセコイヤやクヌギなどが色づき、落ち葉がいっぱいの園内を北へ。
観賞池の東側に出て池の真ん中に架かる木橋で横断する。
国内の絶滅危惧種「トダスゲ」の増殖地横を過ぎて観賞池の北に進み、たくさんのパン
ジー咲く花壇の横を南から東に回った。
平成元(1989)年と記された「道満グリーンパーク竣工記念碑」の東側から公園を
出た。荒川左岸堤防に上がり、再び公園や西方の山並みなどを振り返る。
美女木七丁目と八丁目の間の車道を進んで荒川左岸排水路の番匠免橋を渡り、ゴールの
彩湖・グリーンパーク入口バス停に14時53分に着いた。
ここで解散して、バスで帰途につく人、もう少し歩いて西浦和駅に向かう人など三方に
分かれる。私など6人は最短距離で西浦和駅に向かい、後半は国道17号新大宮バイパス
の東側を進み、15時35分にJR武蔵野線の西浦和駅に着いた。
この日のさいたま市の最高気温は10.1℃、3週前の暖かな11月例会より10℃下
がり、真冬並みの気温だった。
(参加 13人、天気 曇後晴、距離 6㎞(西浦和駅まで通算8㎞)、地図(1/2.5万)
浦和、赤羽、歩行地 さいたま市南区、戸田市、歩数 11,900(通算16,000))
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埼玉県内を中心に歩くカントリーウオークグループの、第259回忘年例会に参加した。
集合はJR武蔵野線・埼京線の武蔵浦和駅。参加者13人は全員一緒に10時10分に
出発した。
昼食地で忘年の宴をすることにして、まずは駅の南西側にあるスーパーマルエツに入り、
各々飲み物やおつまみなどを購入する。
南進し、ロッテ浦和工場や沼影小、ロッテ球場横を進む。
各種競技大会出場や優勝の幕の並ぶ内谷(うちや)中の角を右折して西へ、突き当たり
の県道79号朝霞蕨線を南に少しで、内谷五丁目の普門寺に入る。
足立板東観音霊場第15番札所のようだが、境内は狭く本堂も小ぶりで植栽も少ない。
本堂右手に古い地蔵菩薩像などの石像が6基並び、その中の地蔵像には延宝5(1676)
年↘と安永5(1776)年、念仏供養塔には延享元(1744)年と刻まれていた。
すぐ先、県道が南東へカーブした東側、戸田市に入りすぐの美女木(びじょぎ)一丁目
には安養寺があった。ここも本堂は小ぶりで植栽も少なめだ。
新しい地蔵堂には、美女木村講中が享保16(1731)年に奉納したお地蔵さんが祭
られ、そばのスイセンが咲き出していた。
美女木郵便局前を進み、首都高埼玉大宮線に近い妙厳寺に行く。
開基は明応2(1493)年といわれ、江戸時代には寺領6石の御朱印を下付されてい
たとか。
境内には、戸田市有形文化財の十六羅漢が風通し良い建物に並ぶ。本堂内には戸田市指
定絵画の妙厳寺涅槃図があるようだが、法事中だったので確認は省いた。
境内には何色かのキクが花盛りで、イチジクやサクランボなどの果樹もある。
山門際には享保19(1731)年造立の傘を被った地蔵像が祭られていた。
道路を挟んで東側の美女木公園で小休止する。ドウダンツツジが紅葉し、ソメイヨシノ
はほぼ落葉している。
道路側にはキクが飾られた庚申塔が祭られていた。
少し戻って西へ、国道17号新大宮バイパスの上を首都高が走る間をこ道橋で渡り、美
谷本小の南東にある徳祥寺(とくしょうじ)へ。
江戸時代初期の開山と伝えられ、本尊聖観世音菩薩は「三宝谷の観音様」として知られ、
足立板東観音霊場の第16番札所である。
本堂左手壁面には、文政5(1822)年に奉納され、戸田市指定文化財の「千手観音
供養図絵馬」が掲げられていた。
境内には、宝暦11(1761)年造立↓の地蔵菩薩像などたくさんの石仏が並び集めら
れている。
古くからあるらしい農業機械店前を通過して、近くの美女木八幡神社に東側の石鳥居か
ら入る。
社殿東側の広葉樹林下は市指定天然記念物うばゆりの自生地のようで、柵があって入れ
ない。
美女木八幡神社の創建は鎌倉時代と伝えられる古社。文治5(1189)年に源頼朝が
奥州下向時に当地に立ち寄った際、鎌倉の鶴岡八幡宮を勧請したた伝えられているとか。
社宝の銅鐘は、市内唯一の国の重要美術品で県文化財に指定されていて、現在は郷土博
物館に展示されているようだ。
境内西側の大イチョウの黄葉が見頃で、境内にはケヤキの高木も何本か目についた。
南側の山門から出て、両側に葉の落ちたソメイヨシノの並ぶ荒川左岸排水路の道満(ど
うまん)橋を渡る。
カラスムギが一面に伸びた荒川左岸堤防に上がると、眼下にヤクルト総合グランドが目
に入る。
その向こう、道満グリーンパークの木々の上には秩父の武甲山や外秩父の堂平山や笠山、
奥武蔵の山並みなどが広がる。 堂平山 笠 山
北北東を眺めると、首都高埼玉大宮線の上にさいたま新都心の高層ビル街が望まれた。
堤防上を少し進むと、かなり雲を被ってはいるが富士山も姿を見せてくれた。
南に見える幸魂(さきたま)大橋に向かって進み、少し手前で堤外(彩湖(さいこ)側)
に下る。
彩湖・道満グリーンパークの南側、バーベキュー広場に入り、12時35分に広場の隅の
クヌギの木のそばに着いた。
シートを広げて買ってきた飲み物とつまみなどを広げ、それを囲んで輪になり、忘年昼
食地とする。
NAさんの音頭で乾杯し、この1年の歩きなどを振り返りゆっくりと歓談のひとときを
楽しむ。
歩いていた午前中はほとんど陽が差さなかったが、宴を始めた頃から雲が切れて日差し
が届き、温かみも感じられるようになった。
ほろ酔い気分となり、記念撮影とミーティングをして、14時30分に出発した。
メタセコイヤやクヌギなどが色づき、落ち葉がいっぱいの園内を北へ。
観賞池の東側に出て池の真ん中に架かる木橋で横断する。
国内の絶滅危惧種「トダスゲ」の増殖地横を過ぎて観賞池の北に進み、たくさんのパン
ジー咲く花壇の横を南から東に回った。
平成元(1989)年と記された「道満グリーンパーク竣工記念碑」の東側から公園を
出た。荒川左岸堤防に上がり、再び公園や西方の山並みなどを振り返る。
美女木七丁目と八丁目の間の車道を進んで荒川左岸排水路の番匠免橋を渡り、ゴールの
彩湖・グリーンパーク入口バス停に14時53分に着いた。
ここで解散して、バスで帰途につく人、もう少し歩いて西浦和駅に向かう人など三方に
分かれる。私など6人は最短距離で西浦和駅に向かい、後半は国道17号新大宮バイパス
の東側を進み、15時35分にJR武蔵野線の西浦和駅に着いた。
この日のさいたま市の最高気温は10.1℃、3週前の暖かな11月例会より10℃下
がり、真冬並みの気温だった。
(参加 13人、天気 曇後晴、距離 6㎞(西浦和駅まで通算8㎞)、地図(1/2.5万)
浦和、赤羽、歩行地 さいたま市南区、戸田市、歩数 11,900(通算16,000))
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