今年もあと1週間となり、年内に片づけたり発送
したりしたいものが多く、最近は当ブログも休稿の
日が増えてしまいました。
今日は、埼玉県内を中心にカントリーウオークを
楽しむグループ、一昨年の忘年例会のレポートです。
======================
2005年12月4日(日)
2005年の最後の例会の日、底冷えのする寒さ
にもかかわらず、集合地のニューシャトル丸山駅に
は、この1年で最高の26人が集まった。
例会担当は4人の皆さん、前回配布のコース地図
は、Tさんの初企画。5組に分かれ、10時8分に
スタートした。
==新幹線の間を町制記念公園へ==
出発地の丸山駅南部で、上越新幹線と東北新幹線
が分岐している。高架の丸山駅下を出て、両新幹線
の間の細道を北に入る。
栗林の横を抜け、いったん上越新幹線の西に出て、
線路に近い集落を北に進む。畑の端に、色づいた
ドウダンツツジの大きな木が並んでいる。
横断した車道の北側の遊歩道には、ツル状の赤
い小さな実(ヒヨドリジョウゴらしい)や、ハナミズキ、
ムラサキシキブなどがたくさん実っていた。
再び上越新幹線の東に回り、消防署の南を通過
して無量寺へ。天正年間(1573~92)、関東郡代、
伊奈忠次の知行地となり、60石の御朱印を賜った
という。樹木は少なく開放的な境内である。
竹やぶをやぶこぎして東に抜け、本町二丁目の
氷川神社に行く。
参道の雰囲気から、初めて野草の天ぷら会をした
場所だったことを思い出す。1995年4月例会だから
もう10年前になる。
社殿裏手に、高さ約27mの杉の大木があり、境内
には杉の古木が多い。
北側の図書館横に抜け、住宅地と畑の間を進んで
小室(こむろ)観音と呼ばれる清光寺(せいこうじ)観音
堂へ。
元禄15年(1702)創設で、足立坂東三十三カ所
第5番霊場。周囲のモミジが色鮮やかだった。
裏手の不動堂のそばに、「史跡小室戸貝塚」碑と
説明板がある。その前で作務衣を着たご住職が待っ
て居られ、お茶と煎餅(せんべい)をごちそうになる。
下見をしたTさんの、知人からの連絡で用意して下
さったらしい。不動堂の中にあった、貝塚からの出土
品の石おのなど、石器も見せてもらった。
思いがけぬお接待を受け、昼食地集合予定の12
時が近づいた。梨畑や住宅地などの間を急ぎ、綾瀬
川右岸田園沿いの車道に出る。
小針中の北を通過、伊奈学園総合高のそばから
伊奈町制施行記念公園に入り、キャンプ場に12時
8分に着いた。
==年末恒例の芋煮を楽しむ==
過半数のグループは着いていて、芋煮の準備が
進んでいる。5つのバーナーに点火、持ち寄った
いろいろな材料が煮立ち、いい匂いを放つ。
別の台では、薬味のユズやネギが刻まれ、柿を
むいている。
最初の鍋が出来上がったので乾杯し、あつあつ
の芋煮を味あう。例年のことながら、このような場所
と仲間、そして多彩の材料がミックスされ、味は絶品
である。
何杯もおかわりしながら、そちこちで環が出来て話
が尽きない。最後にうどんを入れ、だし汁のしみこん
だうどんを味わった。
始めた頃から雨が落ちてきたが、本降りにはなら
ずに済む。
腹ごなしにゲームをしようということになり、芝生
広場で輪になって「かごめかごめ」と「花いちもんめ」
をして、久しぶりに童心に帰った。
==郷土資料館から伊奈中央駅へ==
雨が本降りになってきた。ザックカバーを着けたり
傘を差したりして、14時30分に出発する。
公園を北に出て、小針内宿を西へ、ニューシャトル
の終点、内宿駅そばから新幹線の高架下を南東に
少しで小針神社の森に入る。
緑豊富な神社の森は県のふるさとの森に指定され
ている。社殿裏手の太い杉は、北側が空洞になって
いるが高さは約30mある。
小針新宿の畑の間を縫って西光寺へ。境内に常緑
樹はないが、数本のイチョウが黄葉し、ギンナンも
落ちていた。
車の多い県道311号に出て、伊奈町立郷土資料館
に寄る。
りっぱな長屋門を入ると、大きな民家の平屋が
あり、土間に古い農具や食器、暖房用具などが並
んでいた。
建物は文政年間(1818~)に建てられたものだと
いう。
県道を桶川市境まで行き、西側の須ヶ谷と菅谷の
間、畑や田んぼの横の旧道を南東に進む。雨は本
降り、気温も下がり手が冷たい。
「いわつき」「おけがわ」「きさいち」など記された
安永5年(1772)銘の道しるべ地蔵の辻を東北に
向かい、15時35分、ニューシャトル伊奈中央駅に
着いた。
(天気 曇り後雨、参加 26名、距離 13㎞、
地図 岩槻、久喜、鴻巣、上尾、歩行地 伊奈町、
上尾市)
したりしたいものが多く、最近は当ブログも休稿の
日が増えてしまいました。
今日は、埼玉県内を中心にカントリーウオークを
楽しむグループ、一昨年の忘年例会のレポートです。
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2005年12月4日(日)
2005年の最後の例会の日、底冷えのする寒さ
にもかかわらず、集合地のニューシャトル丸山駅に
は、この1年で最高の26人が集まった。
例会担当は4人の皆さん、前回配布のコース地図
は、Tさんの初企画。5組に分かれ、10時8分に
スタートした。
==新幹線の間を町制記念公園へ==
出発地の丸山駅南部で、上越新幹線と東北新幹線
が分岐している。高架の丸山駅下を出て、両新幹線
の間の細道を北に入る。
栗林の横を抜け、いったん上越新幹線の西に出て、
線路に近い集落を北に進む。畑の端に、色づいた
ドウダンツツジの大きな木が並んでいる。
横断した車道の北側の遊歩道には、ツル状の赤
い小さな実(ヒヨドリジョウゴらしい)や、ハナミズキ、
ムラサキシキブなどがたくさん実っていた。
再び上越新幹線の東に回り、消防署の南を通過
して無量寺へ。天正年間(1573~92)、関東郡代、
伊奈忠次の知行地となり、60石の御朱印を賜った
という。樹木は少なく開放的な境内である。
竹やぶをやぶこぎして東に抜け、本町二丁目の
氷川神社に行く。
参道の雰囲気から、初めて野草の天ぷら会をした
場所だったことを思い出す。1995年4月例会だから
もう10年前になる。
社殿裏手に、高さ約27mの杉の大木があり、境内
には杉の古木が多い。
北側の図書館横に抜け、住宅地と畑の間を進んで
小室(こむろ)観音と呼ばれる清光寺(せいこうじ)観音
堂へ。
元禄15年(1702)創設で、足立坂東三十三カ所
第5番霊場。周囲のモミジが色鮮やかだった。
裏手の不動堂のそばに、「史跡小室戸貝塚」碑と
説明板がある。その前で作務衣を着たご住職が待っ
て居られ、お茶と煎餅(せんべい)をごちそうになる。
下見をしたTさんの、知人からの連絡で用意して下
さったらしい。不動堂の中にあった、貝塚からの出土
品の石おのなど、石器も見せてもらった。
思いがけぬお接待を受け、昼食地集合予定の12
時が近づいた。梨畑や住宅地などの間を急ぎ、綾瀬
川右岸田園沿いの車道に出る。
小針中の北を通過、伊奈学園総合高のそばから
伊奈町制施行記念公園に入り、キャンプ場に12時
8分に着いた。
==年末恒例の芋煮を楽しむ==
過半数のグループは着いていて、芋煮の準備が
進んでいる。5つのバーナーに点火、持ち寄った
いろいろな材料が煮立ち、いい匂いを放つ。
別の台では、薬味のユズやネギが刻まれ、柿を
むいている。
最初の鍋が出来上がったので乾杯し、あつあつ
の芋煮を味あう。例年のことながら、このような場所
と仲間、そして多彩の材料がミックスされ、味は絶品
である。
何杯もおかわりしながら、そちこちで環が出来て話
が尽きない。最後にうどんを入れ、だし汁のしみこん
だうどんを味わった。
始めた頃から雨が落ちてきたが、本降りにはなら
ずに済む。
腹ごなしにゲームをしようということになり、芝生
広場で輪になって「かごめかごめ」と「花いちもんめ」
をして、久しぶりに童心に帰った。
==郷土資料館から伊奈中央駅へ==
雨が本降りになってきた。ザックカバーを着けたり
傘を差したりして、14時30分に出発する。
公園を北に出て、小針内宿を西へ、ニューシャトル
の終点、内宿駅そばから新幹線の高架下を南東に
少しで小針神社の森に入る。
緑豊富な神社の森は県のふるさとの森に指定され
ている。社殿裏手の太い杉は、北側が空洞になって
いるが高さは約30mある。
小針新宿の畑の間を縫って西光寺へ。境内に常緑
樹はないが、数本のイチョウが黄葉し、ギンナンも
落ちていた。
車の多い県道311号に出て、伊奈町立郷土資料館
に寄る。
りっぱな長屋門を入ると、大きな民家の平屋が
あり、土間に古い農具や食器、暖房用具などが並
んでいた。
建物は文政年間(1818~)に建てられたものだと
いう。
県道を桶川市境まで行き、西側の須ヶ谷と菅谷の
間、畑や田んぼの横の旧道を南東に進む。雨は本
降り、気温も下がり手が冷たい。
「いわつき」「おけがわ」「きさいち」など記された
安永5年(1772)銘の道しるべ地蔵の辻を東北に
向かい、15時35分、ニューシャトル伊奈中央駅に
着いた。
(天気 曇り後雨、参加 26名、距離 13㎞、
地図 岩槻、久喜、鴻巣、上尾、歩行地 伊奈町、
上尾市)
4年前でなく2年前です。
芋煮で暖まったので、午後は冷たい雨でしたが、
あまり寒さは感じなかったように思います。
オッパーさんのお宅の近くで、年末のウオーキング
と芋煮を楽しませてもらいました。
30日は残念ながら不参加です。また来年も
よろしくお願いいたします。