あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

大宮スケッチ会作品展を見て大宮公園を巡る(埼玉・さいたま市)

2018-09-26 10:35:44 | 写真展・スケッチ展(個人・グループ)観覧
 2018年9月22日(土)

 カントリーウオークの仲間、Tさんから案内をいただいていた「大宮スケッチ会作品展」
の会期が明日までとなったので、観覧に出かけました。


 JR高崎線や京浜東北線、東北・上越・北陸新幹線などの一大ターミナルである大宮駅
に11時半頃着き、東口から会場に向かいます。

 一の宮通りを抜けて、約2㎞ある氷川神社参道の途中の二の鳥居から参道に入りました。
     
 この鳥居は、もとは明治神宮の第2鳥居で、高さ13mの台湾産ヒノキとのこと。昭和
51(1976)年に竣工したようです。

     

 三の鳥居の手前、右手が会場の「氷川の杜(もり)文化館」。毎年開催されているので
おなじみの場所です。


 門を入ると両側はモウソウ竹の林になっていて、気持ち良い緑陰です。
     

 正午近くに会場に入り、「第11回 大宮スケッチ会作品展」を観覧しました。 



 このグループは埼玉県内のスケッチを楽しむ会で、会場でもメンバー18人の方々が、
埼玉県内を中心の作品など各々2点ずつ出展していました。、
    

        


 ウオーキングなどで訪ねたところが多く、思い出しながら拝見しました。
    


 20分余りで文化館を出て、竹林の北側を氷川神社参道に戻ります。


 来た頃は雲が多かったのですが、青空が増えて気温も上がってきました。


 すぐ北側の敷地は、古い屋敷のたたずまい。


 この後は、いつものように氷川神社に参拝して背後の大宮公園を一巡することにします。

 三の鳥居をくぐって武蔵一宮の氷川神社境内へ。



 右手の建物は神楽殿でしょうか、今年は2部に落ちた地元サッカーチーム・大宮アルディ
ージャの優勝祈願額が奉納されています。


 そばにある末社のひとつ松尾神社、酒造の神として信仰されているよう。


 朱塗りの橋で渡る山門前の池は、水が抜かれて干上がっていました。いつも岩の上で甲
羅干しをしていたたくさんのカメさんは、やはり真ん中の岩の上に集まっています。



 山門を入って舞台の背後の拝殿に参拝しました。




 もう、11月が本番と思われる七五三参りの受付をしているようで、何組かの家族が見
られました。
    

 東側の門を出て背後の大宮公園に入り、花の時期は賑わう桜の木々の間の園路を北へ、
この先もいつものコースです。


 猛暑のこの夏は賑わったと思われるかき氷屋さんも、今日は暇そう。



 ボート池の南側に下り、池の縁の園路を西側から回ります。
     

 北端近くまで進むと、池の向こうにある県営水泳場のスタンドが望まれました。

  
 池の北端を回って松林を上がり、「県立歴史と民俗の博物館」へ(入館料 300円)。


 歴史、民族、美術を総合的に扱う美術館で、常設展示室では「埼玉における人々のくら
しと文化」メインテーマとして展示しており、おもに年代に従った10の展示室を順次回
りました。

 第1室「旧石器~弥生時代 -狩りから稲作へ-」と第2室「古墳時代 -鉄剣は語る-」
は撮影可なので、その一部を紹介します。












 このあと第3室から第10室まで、順次回りました。このうちの第6室「板碑」と第
10室「民族展示室」も撮影可なので、その幾つかを。

 第6室「板碑」

 一番右の板碑は長瀞町(ながとろまち)にあり、応安2(1369)年造立の国指定史
跡の複製で高さは5.37m、わが国最大の板碑です。



 第10室「民族展示室」

 川で魚を捕る筌(うけ)。

 和紙づくりの道具など



 農家の間取り
    


 観覧を終えて館内の食堂で遅い昼食を済ませ、14時20分過ぎに博物館を出ました。
大宮の豊富な樹林下の園路をボート池の南側に戻ります。

 
 南岸のソメイヨシノの葉の一部には秋の彩りが。


 ソメイヨシノのたくさん並ぶ辺りに戻ると、スマホを持ったたくさんの人が何かに誘わ
れるように集まってきました。


 スマホゲームのキャラクターがこの辺りに出現しているよう。


 それらの人と行き違いに戻って日本庭園へ。


       
        ハギやヒガンバナが咲いていました。
        


      
     


 氷川神社境内に戻って三の鳥居に向かう左手、天津神社のそばにご神木の夫婦クスノキ
が。何度もこの辺りを通過していたのに気づきませんでした。
     


 ケヤキなどの参道を戻って一の宮通りを抜けて、JR大宮駅に15時6分に着き、埼京
線で帰路につきました。往復約5㎞の散歩です。
 





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9 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
氷川神社の第2鳥居 (junjun)
2018-09-26 14:34:04
奇遇です! 午前中、鳥居のことをネットで調べていると、S41.7.22日に明治神宮の鳥居に雷が落ち、取り替えた古い方のものがS50年に大宮の氷川神社の鳥居になった・・ と知った午後、このブログを拝見しました!
新しいものも台湾の標高3300mの山中で見つけたもので樹齢は1500年超のヒノキだそうです。(日本にはこれほどのものがなかったとのこと)
明治神宮に運んでから、北池に4年も浸け十分に水畜させた後乾燥させ、S50年にやっと出来上がったもののようです。
ただどちらも第2鳥居ということは書いてありませんでしたので初めて知りました。
返信する
今回初めて知りました (saikoroat)
2018-09-26 16:36:36
そうでしたか。ちょうど調べられたタイミングと一致したとは!
私は、毎年このグループのスケッチ展を見に行っているたびに、氷川神社にも寄っているのですが、
今回は参拝した拝殿の賽銭箱前にあった「氷川神社 摂社巡り」というリーフレットをもらい、
帰宅後読んでこのことを初めて知ったのです。
返信する
竣工はS51年でした (saikoroat)
2018-09-26 16:44:26
コメントをお返ししてすぐ、リーフレットを読み直してみたら、
竣工は昭和51年でしたので修正しました。
返信する
Unknown (junjun)
2018-09-26 18:08:35
新しくした明治神宮の鳥居はS50.12/23日(今の天皇の誕生日)に完成式を行ったということですから、大宮に移ったのはS51年ということになるのでしょうか。
返信する
年末だったのですか (saikoroat)
2018-09-26 20:51:40
明治神宮の新鳥居の完成が昭和50年末では、古いのが氷川神社に移管されたのは、やはり51年になるのでしょうね。
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そもそもの間違いは私でした (じゅんじゅn)
2018-09-26 22:36:59
最初の私のコメントがそもそも間違えていましたね。
明治神宮の完成式がS50.12/23日で、大宮の氷川神社の竣工式がS51.4/5日とありました。
最近間違いも多くて失礼しました。
返信する
確認には念を入れて (saikoroat)
2018-09-27 09:54:11
固有名詞や数字など、いつも間違えないように確認しているつもりですが、やはり漏れが出ます。
これからも注意したいと思いますが、気づいたら教えて下さい。
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自然の移ろいに和みました (節分草)
2018-11-08 15:22:08
見渡す限りの移ろいに佇んではため息を。
行き交う人々には、ほっこりとりと和んで。

還暦から米寿の年代も忘れ、馬頭観音の由来、石仏にそっと手を添え、仲間と語り合う。
木曽福島山林の歴史、開田高原から見渡す限りの四季の移ろいに英気を養う。
いつ時も、丁寧な記録に感謝。
永久保存版に大きな頁となりました。
返信する
木曽福島の歩き (saikoroat)
2018-11-08 22:25:15
節分草さんのコメントは、このあと2つの木曽福島の歩きについてですね。
木曽福島と言えば中山道の宿場町ですが、今回は貴重な山林資料館の観覧と集落沿いの道祖神巡り、
そして開田高原の歴史を知り、見頃の紅葉もたっぷり楽しめ、Yさんに感謝です。
返信する

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