戦争映画ですが、戦闘シーンで見せるのではなく、第二次世界大戦におけるアドルフ・ヒトラーという人物を描いた作品です。
舞台は、戦争終結の最終盤なので、 ヒトラーにまつわる数々のエピソードもあまり登場していませんか ら、その分メッセージ性は薄れていますね。
ヒトラーの個人秘書官の回想録に基づいているとのことですが、 彼女の一人称的な視点にフォーカスしているわけでもないのでプロ ット的には中途半端な印象です。むしろ、 ヒトラーの愛人のエヴァ・ブラウンやゲッベルス夫人のマクダ・ ゲッベルスの方がインパクトがありました。