OMOI-KOMI - 我流の作法 -

For Ordinary Business People

〔映画〕 アバウト・ア・ボーイ

2020-05-31 16:08:19 | 映画

 

 何か大きなエピソードがあるわけでもなく、ラストシーンも取り立ててドラマチックでもないのですが、なかなか面白い物語でした。

 登場人物のキャラクタもそうですが、キャスティングも秀逸だったのでしょう。
 こういった無責任っぽい主人公を演じさせると、ヒュー・グラントはとてもハマりますね。

 声に出しての台詞に加えて心の中で語りといったスタイルも良かったですね。

 

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〔映画〕 ワイルド・ワイルド・ウエスト

2020-05-30 21:31:22 | 映画

 

 ストーリーなど何もありません。

 観たのは2度目ですが、改めて観るほどでもない作品なので、無意味な時間つぶしをしてしまったようです。

 強いて良さげなところを挙げてみると、映像は比較的綺麗だったこと、セリフ回しは(おそらく)駄洒落やウィットや皮肉が込められていたこと、そして、記憶に残ったのは、「ビクターの犬」ぐらいといったあたりでしょう。

 

 

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〔映画〕 ザ・ウォーク

2020-05-29 21:30:51 | 映画

 

 1974年、ワールドトレードセンターの2つのタワーの間を綱渡りしたフランスの大道芸人フィリップ・プティをモデルにした作品です。

 なかなか面白かったですね。実話に基づいているのですが、そのエピソードを過度にドラマチックに描いていませんし、主人公も等身大のような印象を受けます。
 彼を取り巻く人たちも個性的ですが嫌味はなく、和やかなチームワークが心地よかったですし、ヒロインとの関わり方も爽やかさを感じました。

 

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〔映画〕 カウボーイ&エイリアン

2020-05-28 21:04:07 | 映画

 

 ダニエル・クレイグとハリソン・フォードが出演していて、それでこのシナリオかと驚くほどです。

 ヒロインが「別の星から来た宇宙人」とカミングアウトしたあたりから、急激にハチャメチャになりました。

 エイリアンの造形も狂暴かつグロテスクなだけで全く知性のかけらもなく、これではいくらなんでもダメでしょう。スティーヴン・スピルバーグもプロデュースに関わっているとのことですが・・・。

 

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〔映画〕 旅猫リポート

2020-05-27 20:06:42 | 映画

 

 “ネコ派”か“イヌ派”かと聞かれると、絶対的な“イヌ派”の私です。だからというわけではないのですが、この作品、まったく溶け込むことができなかったですね。

 ストーリーは無理やり「ネコ」を中心にもってきていて、エピソードも細切れ、ものすごい不自然さを感じました。ラスト近くのシーンでの看護師さんの一言も意図がよく分かりません。

 観る人を選ぶ作品だと思います。

 

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〔映画〕 500ページの夢の束

2020-05-26 19:48:47 | 映画

 

 想像していた感じとはかなり違っていました。

 タイトルだけからみると、もっと単純に明るく元気なトーンの作品かと勝手に思っていたので。

 その分、私個人としての評価は(期待外れという点で)低いのですが、ニュートラルにみるとそこそこしっかり作っている作品だと思います。

 

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〔映画〕 スパイダーマン:ホームカミング

2020-05-25 19:57:03 | 映画

 

 こういったヒーローもののオムニバスのような趣向は、ある程度の興行成果を出すには、安直ですが確率的には高いですね。もちろん、その代償として、ストーリーの薄っぺらさがついてくるのですが。

 まあ、内容ではなくエンターテインメントに徹したと考えれば、それなりに楽しめる作品でしょう。

 さらに、この作品での「悪役」はマイケル・キートン。これもヒーローのレジェンドを思い起こさせる見え見えのキャスティングですね。

 

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〔映画〕 女王蜂

2020-05-24 15:49:25 | 映画

 

 岸惠子さん、高峰三枝子さん、司葉子さん、さらに脇役で草笛光子さん・・・、今では考えられない超豪華な女優のみなさんのラインナップです。こうなるとストーリーは二の次になってしまうと思いきや・・・。

 横溝正史さんの角川映画といえば「犬神家の一族」や「獄門島」が有名ですが、以前紹介した「病院坂の首縊りの家」やこの作品の方が、映画としてはしっかりとした作りで数段優れていると思います。

 あと印象に残ったのは伴淳三郎さん。いいです! こういった役者さんが本当に少なくなりましたが、素晴らしい味を出してくださっていますね。

 

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〔映画〕 マザーズ・デイ

2020-05-23 19:55:44 | 映画

 

 ジュリア・ロバーツ、ジェニファー・アニストンといった主役クラスの役者が何人も登場して、それぞれの物語を進めていく、そしてそれらが絡み合って、最後はすべてHappy End。こういうつくりの映画は結構ありますね。

 私は嫌いではありません。ともかく後味がよければ、それが最高ですから。

 あとは、脇役の存在感。この作品ではヘクター・エリゾンドですね。

 

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〔映画〕 リバージョン

2020-05-22 19:50:33 | 映画

 「記憶を操作する」というプロットの映画はトータル・リコールをはじめとして数々ありますが、これもその一つです。

 映像のこだわりやストーリーの重層度といった点からいえば軽めで、そこそこ楽しめると思います。

 ラストをHappy Endととらえるかについては観た人の考え方ひとつですが、私の場合、正直少々後味の悪さが残りました。

 

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〔映画〕 ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション

2020-05-21 20:05:24 | 映画

 

 この映画を観るのは何回目になるでしょう。

 “ミッション:インポッシブル”シリーズは私のお気に入りなので、この作品に限らずシリーズ作品はどれも何度も観ているのです。

 ともかくエンターテインメントに徹底しているところがいいですね。過激なシーンもありませんし、安心して気持ちよく楽しむことができます。

 

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〔映画〕 セールスマン

2020-05-20 21:21:14 | 映画

 

 第89回アカデミー賞にイラン代表作として出品されて外国語映画賞を受賞した作品とのことです。

 その点では、ストーリーも映像も高水準なのでしょうが、どうも私はこういったトーンの映画の楽しみ方が分かっていないようです。

 すみません、素人の失礼な物言いではありますが、好みではない長編小説を無理に読み通したといった感じですね。

 

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〔映画〕 今夜、ロマンス劇場で

2020-05-19 20:54:32 | 映画

 

 映画が人々の娯楽の中心だったころを舞台にした作品は、作るスタッフの想いが高まっている分、心を揺さぶるものが多いですね。古くは「蒲田行進曲」がそうですし、ちょっと前なら「キネマの天地」もその類です。

 この作品も良かったですね。ストーリーもよくできていますし、登場人物もみんな魅力的です。ラストシーンも見事な映像で彩られたHappy End。さらには、加藤剛さんの演技は本当に素晴らしかったです。

 こういった素直に観る人の心に染み入る作品にはなかなかお目にかかれなくなったのが、とても残念に思います。
 それだけにこの作品は貴重ですね。。

 

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〔映画〕 ペーパーボーイ 真夏の引力

2020-05-18 21:30:58 | 映画

 

 盛りだくさんの要素を詰め込んだいかにも「アメリカ映画」ですね。

 マシュー・マコノヒー、ニコール・キッドマン、ジョン・キューザックといった芸達者な役者の演技は流石だと思います。原作もなかなかよくできていますね。

 ストーリーのガイドとしてメイドが登場するのですが、この絡み方はよかったと思います。ただ、陰鬱で後味はすっきりしません。

 

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妻のトリセツ (黒川 伊保子)

2020-05-17 22:38:15 | 本と雑誌

 黒川さんの“〇〇のトリセツ”シリーズですが、ちょっと気になっていたので、数か月前に「定年夫婦のトリセツ」を読んでいます。

 それなりに首肯できるところがあったので、遡る形で「妻のトリセツ」「夫のトリセツ」を図書館で予約しておきました。一年近く経ってもまだ順番が回って来ないのですが、なんと、ずっと前に妻が買っていたとのことで、さっそく借りて読んでみました。

 レビューをチェックしてみると、やはり“否定的”な意見もたくさんありますね。「なぜそこまで妻に合わせなくてはならないのか」とか「妻も考え方を変えるべきだ」といった主張です。 
 もちろん、そういった意見も当然出るでしょうし、間違っているとは言い切れないところもあると思います。何かコンフリクトが生じた場合、(完全なアクシデントを除けば)当事者のどちらか一方に「100%の非がある」というケースは極めて稀でしょう。

 妻であろうと夫であろうと同じですが、まずは「違っていることを認識する」こと、そして「その違いを理解したうえで、言葉や態度をコントロールする」ことは、私は、相手と上手にコミュニケートするためには意味のある有益な姿勢だと思います。 
 「孫子」謀攻篇の “知彼知己、百戰不殆。不知彼而知己、一勝一負。不知彼不知己、毎戰必殆。” ですね。

 ただ、これが実際の場に直面していると、なかなかできないのです。

 さて、本書、冒頭にも書いた「定年夫婦のトリセツ」と同じく黒川さんが本書で説明している「妻の態度・反応」については全くそのとおりと首肯するところがたくさんあるのですが、反面、それでは、そんなときどう振舞えばいいのかという「具体策」に関していえば、少なくとも我が家の場合は「採用できない案」が多かったですね。

 示されたアドバイスは、上辺だけでもいいので“喜ばせれば事足りる”といった感じがして、読み終わってもどうも気分がよくありませんでした。 

 

 

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