OMOI-KOMI - 我流の作法 -

For Ordinary Business People

〔映画〕シャーロックホームズの殺しのドレス

2024-11-08 09:04:31 | 映画

 
 1946年に制作されたアメリカ映画です。
 
 “シャーロックホームズ” と銘打たれていますが、コナン・ドイルの手にによる個別の作品が原作ではなく、彼の短編小説をもとにしたオリジナルストーリーとのことです。
 
 オルゴール制作の意図も不明ですし、犯人たちがその秘密を知った経緯も描かれていないので、ミステリーとしてはまったく成立しえないレベルでしょう。
 
 “1946年の映画”という時代感を楽しむ作品ということです。

 

 

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〔映画〕猿の惑星:創世記

2024-11-07 08:37:37 | 映画

 
 2011年に公開されたアメリカ映画です。
 
 「猿の惑星」といえば1968年公開の名作を思い浮かべますが、本作は“優れた知能を持つ猿”というモチーフのみを活かした“全く別物の物語”です。
 
 本作をリスタートとしてこの後「続編」が作られているので、少なくとも次の作品まで観て、新たなシリーズの設定やストーリーの好悪を推し測ることにしましょう。
 
 正直な感想を言えば、本作品だけだと、とても中途半端な出来栄えと言わざる得ませんね。

 

 

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〔映画〕名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊

2024-11-06 10:20:50 | 映画

 

 2023年に公開されたアメリカ映画です。

 アガサ・クリスティによるミステリー小説が原作のエルキュール・ポアロものですが、ケネス・ブラナー監督・主演のシリーズとしては第3作目となります。

 前2作に比較すると、舞台も地味、ストーリーも抑圧された感じで、エンターテインメントとしては今一つといった印象です。
 原作の小説とはかなり登場人物も物語も変更されているようで、ラストのサプライズもそれほど効果的だとは思えません。

 期待が大きかったせいもあり、ちょっと残念でしたね。

 

 

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〔映画〕PLANET OF THE APES/猿の惑星

2024-11-04 10:35:58 | 映画

 
 2001年に公開されたアメリカ映画です。
 
 1968年公開の名作「猿の惑星」と全く同じ原題の作品ですが、“猿が人間を支配する構図”以外は全く別のストーリーです。
 
 1968年の作品ではラストシーンのサプライズが超弩級だったことから当然本作でも注目されたのでしょうが、こちらのインパクトは今一つでしたね。
 まあ、超名作をモチーフにしたリスクとも言えますが、太刀打ちするには相手が悪過ぎたようです。

 

 

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〔映画〕ゆとりですがなにか インターナショナル

2024-11-03 09:10:54 | 映画

 
 2023年に公開された日本映画です。
 
 2016年に「ゆとりですがなにか」というタイトルで放送されたテレビドラマの映画版です。
 
 宮藤官九郎さんのオリジナル脚本作品なので、テイストは彼らしいコメディなのでしょう。
 ただ、テレビドラマの事前知識がないと、そもそもの登場人物のキャラクタや相互の人間関係が不案内のまま物語がどんどん進んでいくので、正直あまり楽しめませんでした。

 

 

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〔映画〕モンスターズ/地球外生命体

2024-11-02 09:34:07 | 映画

 
 2010年に公開されたイギリス映画です。
 
 エイリアンの侵略をテーマにしたSF作品ですが、エイリアン自体はH.G.ウェルズの小説で描かれた火星人のような“タコ型”という貧弱な造形ですし、画面にもほとんど登場しません。
 
 かなりの低予算での制作だったようで映像効果でみせる類ではなく地味なストーリー展開がじわっと効いてくるようなテイストです。
 
 その点では、ちょっと面白い出来栄えでしたね。

 

 

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〔映画〕スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼

2024-11-01 21:07:59 | 映画

 
 2020年に公開された日本映画です。
 
 「スマホを落としただけなのに」の主人公を替えての続編ですが、その主人公のキャラクタにかなり無理がありますね。それに合わせて何人かの登場人物も擾乱要因でしかない雑な設定で、物語自体を台無しにしてしまいました。
 
 “スマホを落としただけなのに”というシチュエーションづくりも、いかにもわざとらしくていただけません。
 
 千葉雄大さんも白石麻衣さんも、映画のなかで存在感を発揮するのはなかなか厳しそうですね。

 

 

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〔ドラマ〕松本清張ドラマスペシャル 疑惑

2024-10-31 12:56:35 | 映画
 
 2019年に放送された日本の長編ドラマです。
 
 松本清張さんの小説が原作ですが、これまでにも、1982年に映画化され、本作も含め5回テレビドラマ化されているとのことです。
 
 本作はその中でも最も最近に作られたものですが、どの作品も等しく球磨子の悪女ぶりが見どころとなっています。
 
 映画版では桃井かおりさん、テレビドラマでは、いしだあゆみさん、余貴美子さん、沢口靖子さん、尾野真千子さん、そして黒木華さんと並びます。
 
 球磨子役だけなら今回の黒木華さんもなかなかの存在感でしたが、弁護士とセットだとやはり映画版の岩下志麻さん、桃井かおりさんに及ぶペアはないでしょう。

 

 松本清張ドラマスペシャル 疑惑

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〔ドラマ〕ナサケの女〜国税局査察官〜

2024-10-29 13:24:43 | 映画
 
 2019年に放送された日本の長編ドラマです。
 
 テレビの連続ドラマの一連の放送が終わった後に「テレビ朝日開局60周年 夏の傑作選」の一本として作られたスペシャル版で、よくある “勧善懲悪コメディ” ですね。
 
 軽いエンタメに徹しているので、設定やストーリーの雑さはともかく、こういったノリが好みの視聴者は安心して楽しめます。
 
 キャスティング面では、当時流行りの“米倉涼子”さんモノですが、私としては、久しぶりの飯島直子さんが、その役柄のキャラクタも含め印象的でした。

 

 

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〔映画〕響 -HIBIKI-

2024-10-28 17:49:13 | 映画

 
 2018年に公開された日本映画です。
 
 "マンガ大賞2017"で大賞に輝いた人気コミックが原作の実写版とのこと。
 
 ストーリー自体はコミックの前半をなぞっただけということもあり、正直中途半端で今一つといった印象でしたが、主人公のエキセントリックなキャラクタ設定が効いた作品です。
 
 キャスティング面では、そのキーとなる個性的な主人公を演じた平手友梨奈さんがなかなかの好演でしたね。
 
 あと蛇足ですが、ロケ地のひとつが以前勤めていた会社の本社ビルのフロアーでした。特徴的な壁のタイルや部屋の入口もそのまま。ちなみに今ではそのビルも、その街区の再開発のために取り壊されてしまいました。

 

 

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〔映画〕クリムゾン・レイド

2024-10-27 13:03:18 | 映画

 
 2020年に公開されたロシア映画です。
 
 アクション系の作品ですが、多くのシーンが本物の格闘家が出演してのかなりベタな演出で、かえってリアリティと迫力は感じられますね。
 
 反面、“復讐モノ” のストーリーは単純で全く物足りません。こちらの出来は二の次といったところなのですが、ラストシーンは、思いのほか「絵」としてはなかなか印象的でした。

 

 

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〔映画〕悪霊島

2024-10-26 12:18:28 | 映画

 
 1981年に公開された日本映画です。
 
 原作は、横溝正史さんの「金田一耕助シリーズ」で、その最後の作品とのこと。
 
 金田一耕助シリーズの映画といえば、監督市川崑さん、主演石坂浩二さんによるものが有名ですが、本作は、同じ角川映画であっても監督は篠田正浩さん、主演には鹿賀丈史さんが起用され、従来のシリーズとは一線を画しています。
 
 とはいえ、ヒロインに当代の代表的な女優を配するスタイルは同様で、今回は岩下志麻さん。やはりこの頃の“スター”の存在感は格別です。

 

 

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〔ドラマ〕黒革の手帖~拐帯行~

2024-10-25 12:15:11 | 映画
 
 2021年に放送された日本の長編ドラマです。
 
 松本清張の短編小説『拐帯行』を下敷きにし、「黒革の手帖」シリーズとして仕立て直した作品とのこと。
 
 ストーリーはエンターテインメントに徹したもので、単純に楽しめます。
 ともかく主役を演じた武井咲さんの存在感が光っていました。彼女にとっては、まさに“はまり役”ですね。

 

 

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〔映画〕本陣殺人事件事件

2024-10-23 08:05:11 | 映画

 
 1975年に公開された日本映画です。
 
 横溝正史さんが生んだ名探偵金田一耕助が活躍するシリーズの第1作目の作品が原作で、主人公を演じたのは中尾彬さんでした。
 
 正直、映画の耕助といえば市川崑監督作品の石坂浩二さんのイメージが強すぎて、中尾さんのジーンズスタイルにはかなり違和感がありましたね。
 
 ミステリーとしても(時代設定によるところもありますが、)犯人の動機や犯行のトリックが無理筋でしたし、物語の展開も冗長でスピード感がなく、映像作品としても今一つでした。

 

 

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〔映画〕キング・オブ・エジプト

2024-10-22 14:09:45 | 映画

 

 2016年に公開されたアメリカ映画です。

 よくある古代エジプトが舞台の“神話モノ”のファンタジー作品なので、これといった目新しさはありません。

 強いていえば、ジェラルド・バトラーが敵役の神で登場 している点でしょうが、正直な感想でいえば、何とも“もったいない”配し方ですね。
  あくの強さ以外に、彼の良さは何ひとつ発揮されていないように思います。

 

 

 

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