OMOI-KOMI - 我流の作法 -

For Ordinary Business People

〔映画〕アルマゲドン2024

2025-01-21 10:36:46 | 映画

 
 2023年に公開されたアメリカ映画です。
 
 観る前から想像していたとおりの “スーパーB級” 作品ですね。ストーリーラインはともかく、台詞も演技も、鑑賞を前提に制作された映像作品とは到底思えないレベルの酷い出来栄えでした。
 
 もちろんSFですから非現実的な設定があるのは当然ですが、それでも、ここまで粗雑なつくりなのは珍しいですね。
 
 同じモチーフの “1998年版アルマゲドン” とは天と地ほどの差があります。

 

 

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〔映画〕ミステリと言う勿れ

2025-01-20 09:07:45 | 映画

 
 2023年に公開された日本映画です。
 
 人気コミックが原作で、TVドラマとしてもヒットしたようですね。
 
 ストーリーはなるほどミステリーテイストではありますが、展開に緊迫感はなく軽めのエンターテインメント作品といった感じです。
 
 先に放映されたTVドラマを見ていれば、何人かの登場人物やいくつかのシーンは思い当たるところがあるのでしょうが、私の場合はTV版は観たことがないのでそのあたりは気づきようもありません。ただ、そういった予備知識がなくても全く問題なく楽しめます。
 
 主人公のキャラクタ設定は悪くないので、数作のシリーズものにしてもある程度はいけそうですね。

 

 

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〔映画〕PERFECT DAYS

2025-01-18 16:05:38 | 映画

 
 2023年に公開された日本・ドイツの合作映画です。
 
 第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品されたり、第96回アカデミー賞では日本代表作品として国際長編映画賞にノミネートされたりと国際的な舞台でも高く評価された作品とのこと
 
 抑揚のないとても単調なストーリーラインでありながら、どこか心に残る余韻を感じさせるのは、まさに“映画”という表現形式でないと成り立たない作品です。
 独特の世界観で、ともかく、物語の緩やかな進み具合とは裏腹に、頭をフル回転させて作品が発する何かを捕まえようとついつい急かされてしまいました。
 
 あと、あがた森魚さんのギターで「朝日のあたる家」を歌う石川さゆりさん、こんなママがいる小料理屋はありえないですね・・・。

 

 

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〔映画〕クリーン ある殺し屋の献身

2025-01-17 10:26:37 | 映画

 
 2021年に公開されたアメリカ映画です。
 
 “アクション・スリラー” というジャンルの作品のようですが、“アクション” というのは暴力的シーンがあるからでしょうか。躍動感は全く感じられない、暗く沈み込んだ雰囲気ですね。
 
 ストーリーに面白みがあるのではなく、主人公のキャラクタをひたすら辿ったような展開です。とはいえ、主人公も“地味” で華があるわけではありません。
 
 強いて印象に残ったものといえば “音楽” ですかね、つなぎのシーンでのBGMははまっていました。

 

 

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〔映画〕ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク

2025-01-15 21:27:04 | 映画

 
 1997年に公開されたアメリカ映画です。
 
 スティーヴン・スピルバーグが強烈なインパクトを残した秀作「ジュラシック・パーク」の続編です。
 もう何度も観ていますが、久しぶりにまた手を伸ばしてしまいました。
 
 ストーリー自体、特筆すべきところはありませんが、30年近く前にSFXで作られた映像としては、今観直しても見事な出来栄えだと思います。凝り過ぎもしない、程よいリアリティを産み出しているのがいいですね。
 
 大ヒット作の“二番煎じ”であっても、十分及第点を獲得しています。

 

 

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〔映画〕アナログ

2025-01-14 23:28:12 | 映画

 
 2023年に公開された日本映画です。
 
 ストーリーラインも登場人物の組み合わせも、ともかくぎらついた設定も織り込まれいない典型的な “純愛物語” です。心穏やかに数々のエピソードが進んでいき、適度なサプライズから程よいHappy Endのラストに至ります。
 
 ただ、それでもこの作品は、圧倒的な意外性を発揮しているのです。
 原作の小説の作者が「ビートたけし」さんなんですね。これには本当にびっくりしました。
 
 キャスティング面で特筆すべきは、やはりヒロインの波瑠さんでしょう。彼女が醸し出す独特の軽やかで透明な空気感は他の役者さんからはなかなか感じることはできませんね。

 

 

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〔映画〕すずめの戸締まり

2025-01-12 11:18:38 | 映画

 
 2022年に公開された日本のアニメ映画です。
 
 原作・脚本・監督は新海誠さん。光の表現が卓越した綺麗な映像は出色の出来栄えです。
 深津絵里さん、染谷将太さん、伊藤沙莉さん、神木隆之介さん、松本白鸚さん・・と、声の出演者の方々の豪華さにも驚かされます。
 
 タイトルからはどんな物語なのか全く想像できませんが、アニメーションならではの “ハートウォーミング・ファンタジー” とでもいうのでしょうか。
 
 いまだに何かと「3.11」を背景にもってくるのはどうかと思いますが、“扉” の発するメッセージを伝えるにはこの上ないモチーフではありますね。

 

 

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〔映画〕黒いチューリップ

2025-01-11 10:57:12 | 映画

 
 1964年に公開されたフランスのフランス、イタリア、スペインの合作映画です。
 
 純粋なアクション作品というよりは、フレンチテイストのコメディですね。
 
 アラン・ドロンの一人二役が見ものだったのでしょうが、こうやって比べてみると、正直なところやはりドロンは “クールな二枚目” の方が似合っているようですね。
 
 彼にとっては比較的初期の作品ということもあって、あれこれ多彩な役柄にチャレンジしていたころなのかもしれませんが、コミカルなスタイルは、いかにも “お調子者”っぽくて頼りなげに映ります。

 

 

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〔映画〕ブロンクス物語/愛につつまれた街

2025-01-09 12:07:37 | 映画

 
 1993年に公開されたアメリカ映画です。
 
 アメリカでまだ人種差別が常態だったころのマフィアの世界が舞台ですが、内容は “青春映画” ですね。
 
 シンプルでしっかりとしたストーリーラインに丁寧な演出が施された佳作だと思います。織り込まれた各々のエピソードがとても効果的でした。
 
 キャスティング面でも、主役格のロバート・デ・ニーロとソニー - チャズ・パルミンテリを二本柱は言うに及ばず、好漢リロ・ブランカート・ジュニアが新鮮な演技で印象的でした。
 そのチャズ・パルミンテリが原作、ロバート・デ・ニーロが監督というのもすごいですね。

 

 

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〔映画〕蛇の道

2025-01-08 09:48:21 | 映画

 
 2024年に公開されたフランス・日本・ベルギー・ルクセンブルグ合作映画です。
 
 フランスが舞台になっていますが、もともとは同じ監督が日本で制作した作品のセルフ・リメイクとのことです。
 
 ストーリー自体、粘着質的なテイストで全く私の好みではなく、加えて、主人公を含め登場人物に共感するところもなく、全編、陰湿なトーンで覆われています。
 
 ラストにはちょっとしたサプライズが織り込まれていますが、それもインパクトはなく、観終わって、結局何だったのこの映画は?といった印象でした。
 ちなみに、その最たるものが、西島秀俊さんの役回りですね。意味不明です。

 

 

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〔映画〕13デイズ

2025-01-06 12:18:12 | 映画

 
 2000年に公開されたアメリカ映画です。
 
 米ソが核戦争に突入する一歩手前まで緊張が高まった1962年のキューバ危機を題材にした作品です。
 映画というダイナミックな表現形式が相応しいモチーフですね。
 
 とはいえ、ケネディ兄弟やアメリカ軍首脳部の描き方にはかなりバイアスがかかっているようで、それを含め、もちろんエンターテインメント映画ですから史実とは異なる演出はあるのでしょう。
 
 それでも、「こういう緊迫した場には決して居たいとは思わない」と感じさせるリアリティは十分で、なかなかに見応えのある出来栄えでした。

 

 

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〔映画〕狼たちの報酬

2025-01-05 16:19:40 | 映画

 
 2007年に公開されたメキシコ・アメリカ合作映画です。
 
 サスペンスタッチのオムニバス形式で物語は進んでいきます。それぞれの絡みを経てラストに至るのですが、構成は稚拙でストーリー展開もかなり無理筋です。
 
 そのあたり、フォレスト・ウィテカー、ブレンダン・フレイザー、ケヴィン・ベーコン、さらにはアンディ・ガルシアまで居並ぶという豪華なキャスティングにも関わらず専門家の評価が低いところかもしれませんが、私としては思っていたよりは素直に楽しめました。
 
 やはり、私の鑑賞眼は当てにならないようですね。

 

 

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〔映画〕劇場版 SPY×FAMILY CODE: White

2025-01-03 17:44:53 | 映画

 
 2023年に公開された日本映画です。
 
 「少年ジャンプ+」に連載中の人気コミックが原作で、テレビアニメでも大人気の作品が劇場映画化されました。
 
 洒落た“ハートフル・コメディ”タッチで、ともかく登場人物のキャラクタ設定が秀逸です。個々のキャラクタに加え、それらの組み合わせで見事にシナジーを発揮していますね。
 
 この劇場版は、ありがちなテレビアニメのダイジェスト版ではなく、フォージャー家の面々を中心にテレビアニメに登場する主要キャラクタの出番もうまく取り込んだオリジナル・ストーリーとしてしっかりと作り上げられています。
 作品が発する心温まる優しいテイストを活かし切った秀作だと思います。

 

 

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〔映画〕虹の女神 Rainbow Song

2025-01-02 16:12:18 | 映画

 
 2006年に公開された日本映画です。
 
 “せつない系ラブストーリー” 、大きなストーリーラインはありがちな流れですが、その分、奇を衒っていないだけ素直に心に響きます。
 細かなセリフ回しやしぐさでしっかりと主人公たちの心情が表現されています。
 
 キャスティング的にも、小日向文世さん、佐々木蔵之介さんといった芸達者に加え、そのままのキャラで効果的なアクセントとなった相田翔子さん、さらに酒井若菜さん、鈴木亜美さんといった面々が脇を固める中、上野樹里さん、蒼井優さんの二人は素晴らしかったですね。
 演技の上手さという技巧的なものではない、そのままの感性の伝播を感じます。

 

 

 

 

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〔ドラマ〕 ドクターX ~外科医・大門未知子~ スペシャル

2024-12-31 11:19:43 | 映画
 
 2016年に放映された日本の長編ドラマです。
 
 米倉涼子さんの代表作“ドクターX ~外科医・大門未知子~”シリーズの“スペシャル版”です。
 
 設定やストーリーは全く特筆すべきところは全くないのですが、レギュラーの岸部一徳さん、西田敏行さんに加え、ビートたけしさんも加わった贅沢なキャスティングがウリの作品でした。
 たけしさんが演じる人物の見せ場は、見え見えではありますが、それでもビシッと決まりましたね。岸部さんとツーショットのやり取りもゾクゾクしました。
 
 基本はコミックですが、こういった面々が揃うのなら、まともなサスペンス作品として作っても面白いでしょう。

 

 

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