2010年と11年に公開されたイギリス・ アメリカ合作映画です。
10年近くにわたる“ハリー・ポッター” シリーズの最終作で第7作、8作目にあたります。
もちろん、大作・力作ではありますが、物語としては、 さすがにかなり“息切れしてしまった感”が強いですね。 シリーズが進むにつれて新鮮味が薄れ、テーマもぼやけてしまいました。
そもそもの敵役の “敵役である由縁” が不明瞭で納得感が今一つなので、 最後の解決に至ってもなにかスッキリしないんです。
さらに言えば、ラストシーンもありがちな陳腐なパターンで、 このファンタジー超大作の締めくくりとしては全くもって物足りな かったですね。最後にきて残念です。