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ささくれてきた部分も。
昨日は、当事務所デザイン初の大型の引き違い門扉の完成を確認に行きました。
腐らない国産杉をルーバーに使った門扉。
お住まい建主さまも気にいった、作って良かったと満足頂け、私も嬉しいです。
やっぱり、依頼主のハッピーが設計者のハッピーですね。
ルーバーの木材は炭化木材と言って、化石化した杉と思って頂けたら。
なので、狂わないのが特徴です。
単なる杉と比べたら価格はやや高めでも、高耐久性。
更に無塗装でも銀ネズ色に焼けて風合いが出てきます。
メンテの手間もほとんどなし。
言うことなしです。
写真では、他の木材の塗装色とは違いますが、後数ヶ月で馴染んできます。
宅配便を届けて下さった方から、その木の質感に「仕事とは関係ないのですが、どのような材料なのですか?」と建主さまは聞かれたそう。
こちらは塀の変わりに全て木材を使っています。いろいろなお宅を訪問する仕事である方が、このように狂いのなく美しい木材を使っているお宅を見たことがないとか。
そこで、この材料のことを建主さま自ら、説明して下さったそうです。
こうやって国産材の活用が少しでも進んで行ったら、幸いです。
制作して下さった施工店、木を使いたいと一緒にチャレンジ下さった建主さまに大いに感謝した一日です。
↑鍵やレール、戸当たり、水除けの銅板まで、細かなところまで指示。
使い勝手も良いそうで、ホッ。これで私も自信を得て、また一つ皆様に提案出来るディテールが完成しました。
門扉だけ付けたい。外構の設計だけでも変えたい。と言う方も大歓迎です。
一昨日は、横浜市S邸の引渡しでした。
晴れやかな天気に、おめでたさが増します。
書類の取り交わし、監理報告、ガス開栓など事務処理を行い、設備機器の取り扱い説明。
今回は太陽光発電を行っているので、屋根屋さんも来て下さいました。
お子さんの嬉しそうな顔に、これまでの設計、見積金額調整、現場監理の苦労も吹き飛ぶ瞬間です。
何といっても、お子さん方に喜んでもらえるのが一番。
気持ちよく、楽しく、わくわくしてもらえたら、最高!
大工さんの手作り、ぬくもり一杯の空間に、ご夫婦も満足されているご様子。こちらも嬉しいですね。
スタッフへのねぎらいの言葉やお礼の品もいただき、恐縮する限りです。
最後まで優しい建て主様でした。
今回、沢山の工夫、フォローを頂いた工務店さん。
特に監督さんはフットワークが軽く、建て主様も感心なさる程。
知恵を出し合うなど私たちもいろいろと楽しいコラボの関係でした。
これまで、皆さんありがとう。
また良きご縁がありますように・・・。
今日は建て主検査でした。
午後からじっくり行う予定が、お仕事の都合で朝一番に変更。
私の方も年度末で設計事務所の残務処理が溜まっているので、早く行うのは助かりました。
家具、建具がほぼ付いて、仕上げが出来た状態をご覧頂くのは今回が初めて。
私もスタッフに任せていて見ていないところがあり、ちょっと冷や汗ものでした。
本来は事務所検査が先で不具合を手直ししてから、建て主様には見て頂くのですが、今回はご出張でかなり後になってしまうため、急きょの検査日程でした。
結果的にこの段階で見ておいてもらって良かったと思います。
まだ、直せますからね。
優しい方なのか、一度スタッフに承認したけれど、遠慮して言えていなかったという部分もお聞き出来ました。
改善出来ることは、やってあげたいなと思います。
現場の方に無理を強いらない範囲でですよ、もちろん。
私自身が、これは建て主様が望んだ結果なのかな?とちょっと違和感を覚えたところが、実はテイストが違うと言われて、やはり。
私が考える設計事務所の役目は、建て主様の好み、考え方をどこまで理解し、具現化して行くか。
ちょっとしたツマミの選定でも、そこを間違うと方向性がずれるということです。
デザインを強要しない。共有できたら最高!
と思っています。
↓木調の中にクリアのツマミ。
う~む、金属か木か自然界にあるものでないと合わないなぁ。
事務所ではクールな建具デザインには採用するシンプルなものですが、今回の建て主様にはちょっと不釣り合い。漆喰の壁ですからね。スタッフ指導についても反省。
工事も後少しのブラッシュアップ。
私も当初のデザインと方向性の共有イメージを思い出し、今一度全体をまとめて行きたいと改めて思った一日でした。
週末は建て主様のセルフビルド(自身での施工)のお手伝い。
まだ小さいお子さんがおられるので、おんぶを手伝ったり、荷物を運んだり、そして今日は、納戸の一面を塗らせてもらいました。
↓おんぶは久しぶり
↓材料を練るところから
いつも私がやっているという訳ではありませんよ。
良い材料を使って建てたい。限られた予算。
では、壁は自分たちで塗りましょう!
と、設計の段階から相談。
工務店さんで練習し、本番。
珪藻土も体験済の建て主様は、珪藻土より塗りやすいとおっしゃる。
左官屋さんに伺うと、今回の下塗りは上塗りが乾きにくくなるものを使っているので、塗りやすいのではと。
なるほど。なるほど。
今回の下塗り材は、炭素繊維が含まれたもの。
外壁の左官でひび割れ防止に入っているモノもあるので、納得。
↓建て主様が塗られているところ
↓一日おいて完成した様子
養生から下塗から、職人さんには一ひと手間掛けてもらいました。
お陰で、気持ちよく塗れました。ありがとうございます!