何かと新しいことにワクワクする春だが、やりたいこともムクムクと湧いてくる季節。読書したい!!(時間の確保が課題だが・・・)
そこで、古い本を手に入れる。いってもその中身は、哲学や文化論で今でも評価が高い2冊。そして、哲学書といえばどちらかというと外国人のものに偏って味わって来た私には新鮮。
九鬼周造と和辻哲郎。
新年に読んだある文章に「粋」についての話があり、九鬼周造の紹介があった。私が生まれるよりも前になくなっている故人だが、興味を抱き古い本は手に入らないかもなぁと漠然と考えていたが、リサーチしてみると2003年に注釈と解説付きの文庫本がなんと出ていたのだ。
それ以外にもワークライフバランスを実践しているという専門職で活躍する女性の訳本も同時にゲット。
読書は「自分のフィルター」を作るもの。
知識を得るだけではなく、あふれる情報や他者の考えや意見を自分自身のフィルターを通して考えるためのもの。
新しい生き方や現代必要とされる価値パイオニア的なものと普遍的なもの、その両方に接しながら、自身の思想や価値観を形成して行けたらと思う。