せっけい日和

MKデザインスタジオ一級建築士事務所柿本美樹枝のブログです。設計者として、生活者として、多用な視点で綴っています。

一歩前進

2012年07月27日 | 合気道に学ぶ

以前のブログで、-20歳で生きる!と書きました。

はじめの一歩として、先日ある審査を受けました。

心身を鍛えるために、子どもと通い始めた道場。

子どもが小学生に上がり慌ただしく、通うのがおざなりになっていました。

この夏、稽古を復活して、初めて級の審査です。

中学生や女子大生に囲まれての稽古。

技を覚える脳みそと身体が追いつかず
何度やってもなかなか技が覚えられず
四苦八苦。

それでも、いよいよ逃げないで、ちゃんと前に進もうと思いました。

-20歳、-20歳と言い聞かせて(笑)

仕事の段取りを終えて、家族の夕食を用意してと、通うだけで必死。

審査など受けるのは、まだまだと思っていましたが、私が審査日に来れないので、別の日に個別で行って下さるなど、先生をはじめ道場の皆様に支えて頂きながら、
、、、

もう、えいや!と。

ちょっと、間違えそうになったところもありました。

結果は、お陰さまで、無事合格。

嬉しかったですね!一生続けていこうと誓った日でした。

基本の動作さえ、忘れていた私に、直前の稽古に付き合って下さった有段者のYさん、Iさん、本当にありがとうございます。

そして、道場の皆様のお力添えのお陰です。

これからも、ご指導よろしくお願いします!!


優先順位を決める

2012年07月25日 | ワーク・ライフ・バランス

今夏は長期休みます。(7/30~8/15)

覚悟していたとは言え、急な展開で帰省が早まる。

一週間前倒しである。

数ある予定をキャンセルさせてもらう。

今、自分に出来ることを見極めて、悔いのないように行動したい。

40年以上生きて来ると、役割がいつの間にか増えている。





社会人
建築士
経営者

それぞれの立場で、また役がついて来る。

母というだけでも、子ども会、学童、PTA,,,
建築士として活動する団体もいくつもある。

一日は24時間、皆に平等に与えられている。

これをどう配分して使うか、自分次第である。

肚を括らねばなるまい。
代わりが居ることは、代わりに頼む。

頼れるうちが花。頼られるうちも花。
割り切らないと、生きていけない。

自分にしか出来ないこと。
これを念頭に、常に優先順位を決める。

出来ないことも出て来る。
状況のせいにしないこと。
人のせいにしないこと。

これを心がけていないと自分がしんどくなる。

今、この立場に、学生を加えようともがいているのだが、どうなりますやら!?
かなり、自分を追い込んで来たつもりだが、今年しか出来ないことが他に出来た。

言い訳せずに、挑戦しよう!
結果、無理でも何度でもチャレンジする!と気持ちの余裕はつくっておく。

焦らないことである。


悔しさをバネに!

2012年07月24日 | オープンデスク、設計演習、共に学ぶ

続き、いや補足ですね。

今回の月刊誌「到知」を知ったのは、私を手助けて下さったコーチングの会社を経営なさっている方のリンク先のブログから。

もともと、名前を聞いて気になっていたものの、私とは遠い世界のような感覚でいました。それが、「人間力とは何かと話す時、この月刊誌の名前が必ず上がる」と書かれていました。

人間力・・・・

う~ん、高めたいですよね。

特に、挑戦することが大きくなる程、最終的には「大きな人間力」が必要。

技術や知識だけで一定の仕事はできますが、挑戦となると、また責任が重くなると余計にその力の不足を実感します。

大きな誤解と言いたいのですが、ある方から、ある施工のトラブルが発生した時に、「監理者が悪い。監理者を取り替えろ!」という話が出ました。

これでも、登録建築家です。
学歴、職歴、実績、志、日頃の勉強の審査があり、国際基準をクリアしています。

悔しかったですね!

この時は、女性というだけで判断されていないか?と疑ったものです。

もちろん、取り替えるなどと建主様は、その話を、私の耳に入れさえされなかったので、感謝しています。後から発言したご本人から聞いた訳です。そんな風に建て主様に進言したと。

この悔しさをどう解消するか、くすぶり続けていました。

そんな風に映ってしまったのは、私の「人間的迫力」が足りなかったのだろうと、勉強をはじめた訳です。(その方とは、一度しかお会いしていない)

何が相手に誤解を与えたのか、またそのような思考を与えない程の圧倒的存在感とは何か、それを手に入れたいと思います。

今では「到知」を読み学ぶことが面白くて、私への気づき、苦言を下さった方には、感謝ばかりです。学ぶチャンスを頂いたと言っても過言ではないでしょう。

そして、悔しさをバネにするのは得意中の得意であると、ここで自分を褒めておこうと思います。立ち直るためにも!

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↑悔しさはいいですが、怒りは身体に良くないです。花を愛でて気持ちを落ち着けることも効果大です。庭の朝顔に癒されて。

ええ、社会に出た時、

初対面でちゃんづけで呼ばれる。(←仕事仲間と思われていない)

技術や知識より女子力を求められる(←かわいさや甘え方で仕事しろ)

など、どうでもよいような小さな悔しい思いはしょっちゅう。

仕事上で悔しい思いをするのは、男女関係ないと思います。

皆さん、バネにして行きましょう!

跳ね返して、自分をより大きくしていきましょう!


頑張る人に励まされて

2012年07月24日 | オープンデスク、設計演習、共に学ぶ

先週、ホテルの会場で、ある出版社の主催する勉強会に参加。

テーマは、「社内で学ぶ人間学」

月刊誌を読んでお互いに学び合う方法と実例紹介。

将来の事務所の経営、形態を模索する中、中小の企業での社員間のコミュニケーション成功例を話して下さると言うので飛び込んでみる。

しかも、感謝の気持ちから伝えたくてと、特に講師料をお支払いして来て頂いているのではないそう。

建築のものづくりの世界だけではなく、他の分野で、社会で真摯に活動なさっている皆さんと会える機会は、滅多にない。設計事務所など居ないだろうなと思ったところ、予想通り、定員300名で、名が挙がったのは他には施工の2社でした。

まず、すごいと感じたのは、意識の高さ、熱意の高さ。

互いの発表に対しての感想を述べ合う場面や、手を上げるシーン。壇上での発表者、皆さん、声、仕草、言葉、本当に良く輝いていましたね。

間違ったことをしていないという自負心がそうさせているのか、前を向いていこうという常に前進の気持ちか。

見習うところ、多しです。

印象に残ったのは、景気に左右され厳しい状況で製造業を続けられている女性社長さん。壇上に上がられたときの笑顔一杯。

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↑笑顔はひまわりのように、人目を引いてこのような印象でした。

しかし、経験談はかなり深刻で過酷。

でも、何とかやっていこうというオーラにきっと社員はついて来るだろうなと思いました。実際に部下から変わって来ている、そして何より自分が変わったとおっしゃっていました。

また、ある会社からは社員の事故死など辛い話も。それを乗り越えるために、皆で一丸となっているという話。その媒体として、その月刊誌が役立っている訳です。

まだ、個人事務所の私の経営の悩み(←あるのか!?)などちっぽけなもの。

私も迷ったり、課題に当ったときの乗り越え方や、企画を進めるための共有意識の作り方などを本当に教わった一日でした。

うん、この方法を知っていれば、どんなスタッフともうまくやっていける気がする。(←はい、思い込みだけは強いです(笑)


心の準備はできているか

2012年07月23日 | ワーク・ライフ・バランス

身内の病気が発覚した時、周りの反応はそれぞれだと思います。

本人の不用心や不摂生を責める人。

やたらとアドバイスする人。

何かしてあげられなかったかと後悔する人。

やっぱり何かあると思っていたと訳知り顔な人。

反応は、いくつもありますね。

最近の私が、感じているのは、何が起きても動揺してはいけないということ

自分がネガティブな波動を出してはいけないなと思います。相手に伝わりますからね。余計に落ち込ませませることは避けたいです。

もはや、本人の代わりにはなれないのです。

ああしておけば良かったという過去の話しをしても始りません。

受け止める側が、日頃の心の準備が出来ているか。

これにつきると思います。

そして、感じているか。

相手がとても近い存在のとき、何かしらの予感は虫の知らせや、予知夢として現れたりします。感じることもあります。

ここ数ヶ月、私自身の身体のある部分に痛みが有り、自身も検査したところでした。

身内が手術結果で、病気がはっきりした今朝、私の検査結果も届くというシンクロ。私に異常はありませんでしたが、身内はその部分が悪かったのです。

私の痛みは、呼吸法を試したり、運動をしたりして改善して来たので、問題ないだろうと思っていたところ、数週間前に身内から手術して検査をすることを聞いたときは、驚くというより、そういう意味だったのかと、この身体感覚の理由が分かったという感覚。

本人は自覚症状がなかったので、予知夢はありませんでしたが、メッセージが送られて来ていたのかもしれません。

また、もしかしたら好ましくない結果もあり得るよ。というメッセージも不思議な出来事から発せられており、電話をもらっても動揺しない自分に驚きました。

何かしら「おや?」と思うことがあると、「えっ?」ということを人から聞かされることが増えています。

日頃の感覚を研ぎすませることで(瞑想が一番効果的)、その事象に敏感になり、動揺する時間が明らかに短くなっていると感じます。(←単に鈍くなっただけ?心臓に毛が生えて来ただけかも!?(笑)

私にいろいろなことが起きることで、心の準備をしておくようにして下さっている見えない力に感謝です。

今日は連絡が取れるように一日待機していましたが、やはり身内から電話の一日でした。

これからどう支えていくか、家族に何が出来るのか。

動揺せず、見極めて行動して行きたいと思います。