ふぅ、やっと竣工図のデータを工務店に全て出し終わる。
先月に一度要請されたリスト通りの図面は出し終わったはずだったのだが・・・必要図面に設備電気が加わったらしく、追加依頼が来て、更に先方の都合で急がされる。
竣工図とは・・・
現場で変更になったところや、修正した箇所を図面に反映すること。
契約図書からの変更を描く訳だが、以外と作業量がある。
変更には建て主の希望あり、施工者の都合有り、設計者の考え方あり。
これまでは、住宅では特に作成してこなかった。契約図書を建て主、施工者、設計者3者が持つので、それに赤を入れたり、打合せ議事録や指示書等を都度作成するで対応している。
今回は、助成金を得るための管理書づくりに必要と工務店より頼まれる。といっても作業量の対価がある訳ではないんですけどね。
公共建築に関わっている時は、もちろん竣工図は重要で、基本的には施工者が最終施工内容に合わせて描くのが、習わしのようになっていたりした。
助成金に必要なのは、設計内容のデータ変換と聞いていたので、工務店とのパソコン環境の違いから、こちらで請け負ったのだが、ふたを開けると、竣工図が必要ということで話は違い・・・。
なので、割に合わない感じ+次々追加をもらい、更に当然という形で請求されるものだから、ちょっと心外になりつつも、ここは菩薩の心、菩薩の心・・・と自分に唱えながら対応。
いろいろと無理をしているのは、お互い様の気持ちでいないとなぁ。
今回の教訓
他者の分野での仕事のことを慮った対応がいかに大事かと言うこと。
事務方は、図面の作業量や作業時間のことが分からないのだろう。自分もせっつく方なので、少し反省して、相手に相談しながら物事は決めて行こうと思うのでした。