今、興味のあること。エネルギーの概念に含まれる「エクセルギー」。
(社)日本建築家協会の講習会で、出会った講師の話が深く、もっと知りたくなり、別の講座にも出席する。
面白い!と思ったことにすぐに参加出来るのが、都会の良さなのかもしれない。
学生時代、設計の演題以外は、あれほど面倒に感じた建築の勉強が、今はとても楽しい。(高校時代は「君のは睡眠学習!」とクラスでからかわれるくらい、授業中寝てました。先生すみません)
知りたいこと、興味のあることが、どんどん広がって、手を伸ばせば触れられる。学生の時には、なかった感覚。
大学で勉強したはずの「エントロピー」も先日の講義で、再度おさらいする。そうか、こういうことだったんだ!今更ですが。
実務を行っていて、疑問に思うこと腑に落ちないことは、やっぱり、学問が解決の糸口。
どの学科より科目の多いテスト期間、時間とお金をかけたの6年間の建築系学生生活を振り返って、学んだことは、ズバリ建築の道には沢山あるよ。といういこと。
根っこの方から、大木を眺めている感じ。
自分はどの幹を登るべきか、指し示された程度であったということ。
社会に出て、どの枝へ辿り着こうかと思案しつつ、先の葉っぱまで知ることが出来るかと、もがいている感じ。
何をチョイスして生業にして行くのか、何を専門にして行くのかまさに、木登り中である。
もしかすると、一度降りてまた登ったり、あるいは枝に飛び移ったり、学問するってそういうことなのかもしれない。
ま、切りがないということですね。