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本日で、仕事納めの方も、多いと思います。
年内、最後のブログです。
と言っても、来週仕事始めも、
ちょうど、月曜日。
いつも通りのブログのアップの
リズムになりますね。
今年は、皆様にとって
どのような一年だったでしょうか。。。
あまりにも、急激な社会情勢の変化で、
柔軟な心と、対応する行動力が求められる
一年だったかと存じます。
一方で、日常の暮らしを営めることに
これほど感謝した一年もなかったかと思います。
私自身は、本当に身が引き裂かれるような
しかし、身動きできないような、、、
何を優先すべきか、
かなり苦慮した一年でもあります。
このブログの長い読者の方は、
私のプライベートも、
よくご存知でしょうか。。。(笑)
今年は、関東と九州の2拠点生活がスムースに
行かなくなった年であったこと。
熊本地震からの復興が、ひと段落した熊本を今度は
豪雨災害が襲ったこと。。。
<厄介ごとは続く>
2拠点生活のスタートは、
母の余命わずかの宣告が発端でした。
そのうちに大地震に逢い、数年後
更に、知人友人の甚大な豪雨災害。
今年の豪雨災害の支援で、私が
熊本に長期滞在の夏休み明けには
関東にいた我が子の引きこもりと
家族の問題は、一難去ってまた一難と、
続くのだなぁ。。。
正直、母のガン発覚以来、
腹の底から笑うことは無くなっています。
何かしら、病気や災害と向き合う時は
自分だけが楽しんでも良いのだろうか。。。
という、後ろめたさが無意識に
働くからだと思います。
それに実際向き合っている時は、
自分もシンドイからです。
子どもにだけは、しわ寄せが行かないように、、、
と、育児と仕事と、ケアと両立してきたつもりが
今年は、コロナの影響で、
子どもの心身も、ちょっと調子が狂いましたね。
<初期対応で乗り切る>
皆さんも、毎日が、精一杯。
だったのでは、ないでしょうか。
もちろん、外出を控えた分
ゆったりとした時間も過ごせました。
それでも、家族の問題は、
消えることはないですものね。
放っておくのは簡単。
見てみないふりをするのも。。
しかし、病気や火災と同じで、
問題というものは、初期対応が肝心。
大事になる前に、早めの対処で
私も、娘として、親として、
できるサポートを頑張っていきます。
<大人も、子どもも我慢した年>
先日、学校が最後の日に、部活の仲間で
お菓子パーティーを、
部室でやったという我が子の報告。
(元気に、学校に行けるようになって本当に良かった。
親身になってくださった担任の先生、カウンセリングの先生方
ありがとうございます!)
持ち寄りお菓子を、
交換して食べるだけの些細な
ことだったらしいのですが、
中には、泣き出す子が居たそうです(嬉し泣きです)
一緒に遊ぶこと、
外出すること、
そういったことを
きっと、ずっと我慢してきて、
仲間とワイワイすることが
本当に楽しいと、身に染みたのですね。
子どもたちの心にも、
大きな影を落としていることが
分かるエピソードでした。
私自身、腹からは笑えないけれど
暗くならぬよう、
微笑みだけは、絶やさないでいたいなと
思います。
<有事の際の、心の拠り所>
地震に災害、飢饉に疫病が流行った時
日本に広まって行ったのが、仏教でした。
仏像が作られた経緯や、歴史を紐解くと
そこには、民の哀しみがあることが、
分かってきます。
祈ることで、拝むことで、願うことで、
目に見えない、自分の力では及ばない脅威と
向き合ってきた日本人。
私は、その知恵を、今年は、学びました。
仏門に入ったわけではないですよ===。
心の持ち方ですね。
(ドキュメンタリーや読書、仏像鑑賞などにて)
和の文化は、季節には取り入れてきたけれど
これまで、西洋的な効率優先の生き方、暮らし方
仕事の仕方で、ずーっと来ていたなぁと。
日本人が、災害でパニックに
ならないことを、世界が絶賛したり
暴動が起きないと驚かれたり
コロナを食い止められていることを
特別視されたりする日本は、なぜ?
と、率直に思った時に、神道や仏教文化に
たどり着きました。
参考「歴史のなかの大地動乱」―奈良・平安の地震と天皇
(岩波新書) 2012/8/22 保立 道久 (著)
もっと、深いところでの日本文化、
ほとんど知りませんでしたからね。
今年は、食わず嫌いをやめて、密教や
般若心境の本も読みました。
心の持ち方を、学習?!
しておいて本当に、良かったです。
自分が狂わなくて、笑。
2拠点生活でのロスも、
実際は、相当に在るので
7年を過ぎ、8年目だった今年、
やや虚しさにも襲われました。
そんな中でも、
今年出会ったライターさんの「空海読本」
これには、大変に励まされました。
参考:弘法大師空海読本<新装版> – 2015/3/2 本田 不二雄著
空海は、天才と言われますが
じつは、7年間の空白期間があるそうです。
思い悩み、修行し、自分の生きる方向性を
探っていたようです。
見極めたら、行動は早かったようです。
異例の早さで、唐に渡ってますしね。
異例の早さで、帰国して、九州に留め置かれたり。
海外にいるより、活動の場が与えられるまでに
時間が長いという現実に
相当に焦りもあったのではと思うのですが
その間、九州で、
じっくりと資料整理や計画を練るのですよね。
移動できなくても、目の前のことをやる。
未来を見据えて、、、。
う〜む。コロナ禍の中の
私たちも見習うべき姿勢ですね!
これまで、尊敬する最大の建築家は
レオナルド・ダ・ビンチでしたが(ハード面)
心に寄り添う(ソフト面)の成し遂げ方に、
「空海」が加わりました。
(信者の方にとっては、弘法大師さま)
<来年は、もっと気持ちを明るく持とう!>
そして、来年は、、、
晴れて、大笑いしたいなぁ。
外出不足で、ゆるみがちな
腹筋も使って、笑。
いろいろな、想いや出来事
そして、悩みもあった年かもしれません。
それでも、来年はやってきます。
皆様にとって、明るく、楽しい出来事が
一つでも増える年となりますように。。。
お互い、塞ぎ込まず、
この有事を乗り切って参りましょう!
本年も、大変お世話になりました。
天地の恵みと、ご縁 (+仕事仲間や友人)と、
そしてご先祖さま(+現在の家族親戚)
に感謝して、
今年も西暦の最後を、迎えたいと思います。
ありがとうございました!!
ありがとうございました!!