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旧暦で新年の今日。私が大事にしている「春節」です。
現在、随時ご挨拶のハガキを出して参ります。
世間からズレておりますが何とぞマイペースをお許し下さい。
今年は日本建築家協会の「登録建築家」を更新する年でもあります。
3年が早いです。
更新するには、志し高く、日々研鑽を積んでいるか?というチェックが入ります。
その中で、自身で読んだ書籍の中身と修得した内容を申請するコーナーがあります。
建築の本を手に取り、あらすじと学んだことをまとめていて、
私の人生の方針を決める箇所に出会い、今日はそのことを書きながら、
自分への宣言としたいと思います。
書籍は、木造のダイナミックな建築のものづくりで知られる内藤廣氏の作品集&自伝的なもの。
その中で、内藤氏自身が恩師である建築家吉坂隆正に生き方を学んだエピソードが出て来ます。
『先生の生き方は命がけだった。大学で教育し、社会的な役割も 沢山引き受け、
夜になれば設計をし、大酒も飲んでいた。大変だったと思う。』
『人生観や生き方そのものが凄まじかった。』そうです。
社会的な役割も 沢山引き受け、、、
の部分に私自身の迷いが降り切れました。
専門以外のその役割(家庭人、地域人としても)も、日々増え、
社会での役割が増える度、それはそれは、、、面倒な部分もあります。
引き受け過ぎではないか?
身が持たないのでは?
ばかばかしくないの?
「森と樹と暮らしを繋ぐプロジェクト」としての社会貢献も
やめちゃえ、やめちゃえ、という誘惑の声 (←自分の弱さからの声ですね、,笑。)
に負けない!
道は間違いないぞ!
と、再び気合いを入れることが出来ました。
40代に突入したとき、私の中で、子どものことや家族のことであたふたしながらも、
社会的役割も建築のものづくりと同列と、考えることにしました。
私自身、建築のものづくりは、文化づくりであり、社会づくりであると捉えています。
だから何事も行動出来るのは、その信念、「建築家=社会づくりを担う職能。」
が背後にあるからです。
それでも、さすがにいろいろとやり過ぎると混乱を極めるので、
じっくり見極めながら進んで行くことを、ここに宣言します。
エネルギッシュに動き回り、実は早く亡くなる方も少なくない建築家という職能、、、
なので、吉坂先生のような大酒飲み、、は我慢し(!?)
何事にも健康的に楽しむ精神でチャレンジを目標の一年とします。
写真は、今朝の初日です。
チャレンジの翼を広げているように見えます。
建築の方向性は、、、
木造のダイナミックな建築(集成材等で)は世にあるけれど、(内藤廣氏がその第一人者)
国産木材活用で、エレガントで繊細な空間、人を癒せる空間は、まだこの世に多くない。
ですから、そこを目指します!
皆様も今日は新年の新月。どうぞ、信念を新月に宣言してみて下さい!
アファメーション効果抜群ですよ。
最後にいつも思い立つたら行動!の私について来て下さつている皆様に感謝して。
えつ?ついてきているのではなく、振り回されている!?
いやはや済みません。
恒例の新月一人会議にて。