![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/cc/a2e9fc548ae352dde87fe95c1d4c6a5b.jpg)
↑大観峰からの眺めに感激して
週末は、国際女性建築家会議、日本支部の有志の方が
熊本復興支援に来てくださいました。
熊本県建築士会の女性メンバーと共に、
私も参加させてもらいました。
昨年、御船町の仮設住宅で、住宅相談会を行って以来の再会。
とても嬉しく思いました。
まず初めに、私の高校時代の先輩が手がけた
西原村の復興住宅モデルの見学。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/b0/effccc2a2f8da2f47d19e9130ee1bac2.jpg)
そして、阿蘇に拠点を置く建築士の案内で、
阿蘇の道路状況の復興の様子を、車上から確認。
木造の仮設住宅の現状と課題を役所の方から伺うなど、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/82/a02ab3eea787150023b7b01033833bf7.jpg)
飛行機で早朝から移動してこられた皆様ですが、
疲れも見せずに、元気に様々なところを見学。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/81/e079622c2bea675510d7ce384c2b4dd5.jpg)
最後は、相談会を開催した御船の役場にも行かれて打合せ。
そして、時間があったらお見せしようと考えていた
私の進行中の復興現場にも、
ぜひに見学したいと、来てくださいました。
ありがとうございました!
食事を兼ねての交流会では、視察の感想、復興の課題、
耐震のことや、今後の展望など、ずーっと、建築関連の話。。
ホント、女子って真面目ですね〜。
私もそのお仲間に入れていただき恐縮しつつ、
時々、みなさまのお話に茶々を入れていたら、
一人だけ、自己紹介をはしょられました、笑。
先輩には、どっちが先輩かわからないほど生意気と
紹介してもらい、懲りずに言いたい放題で、
キャラは伝わったことでしょう。
初めての方ばかりでもなかったですしね。
ついつい、怒りで話を進めてしまう肝臓型人間ですが、
熊本復興の話で、
まずは、公費解体の弊害、
そして、立派な木造の仮設住宅が、せっかく大工さんが建ててくれ
たのに、制度に縛られて復興住宅にはならずに、
解体されてしまおうとしていることへの矛盾。
熊本県は、限界耐力計算での耐震補強には
補助金が出ない、などなどなど、
とにかく、制度がおかし〜い!とみなさまに、吠えていた私です。
まずは、おかしい!を共有して、
では、どうするか、何ができるかを話し合いたくて。
品の良いみなさまには、
お聞き苦しいところもあったことと思います。
これに懲りずに、また東京でもお会いできれば幸いです。
そして、素晴らしいプラン集「復興ハウス」の
第3段が出来ていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/aa/03cd2ac26d662c06a6098f849db632f0.jpg)
↑熊本建築士会が、プラン集を受け取るところ
どれも、アイデアに満ちた小さな高齢者向けの住まいです。
仮設住宅で一緒に相談会を開いたときから、
さらにバージョンアップしています。
いつでも活用できる状態で、お預かりしています。
興味のある方は、お問い合わせくださいね。
みなさまの活動レポートは、WEBでも公開されています。
UIFA JAPONのニュースページに、記事が出ています。
良かったらご覧ください。みなさまの精力的な活動が分かります。
http://uifa-japon.com/DL/newsletter/NEWSLETTER_vol.107
余談です。
以前フランスの建築家コルビジェと
女性建築家アイリーングレイの確執について
ブログでも、取り上げましたが、その話がちらっと出て、
メンバーの方と、あれはコルビジェの嫉妬でしょ!と
ハモったのには、笑いました。
ワイン好きというのも共通したので
熊本の「菊鹿ワイン」が美味しいと紹介したら、
早速お土産に買われたと
次の日に連絡があり、良かったなぁとしみじみ。
熊本の美味しいもののファンが増えたら、私も嬉しい限りです。
集団や団体行動が実は苦手な私でも、
受け入れてくださる有り難さです。
人生も、仕事も大先輩方のパワーを見習って、
また頑張って精進しようと思えるのでした。
最初は、忙しい中で、参加を見送ろうかなと思っていた交流会です。
無理してでも行ってよかった!行かないでパワーを使わないよりも
むしろ行ってパワーをもらった感じです。
大観峰から再びこの景色が観れたのも感激でしたしね。
行動は大事ですね。