面積を広げられない改修工事の場合、いかに使い勝手良くするかが、住み良くなる秘訣。
収納もきめ細やかに、必要なところに配置。
それでも、配膳したりするスペースも欲しい。
通常の配膳台兼ねるオープンタイプを提案したら、食器棚は壁に目一杯収納したい要望。
では、コレでどうでしょうか?
↑下が空いているのは、籠に入れた野菜などの置き場。
スケッチのやり取りから出来た引き出し風、配膳台。
重いものも乗せるので重量用引き出しレールをチョイス。
うまく納められるか・・・不安をよそに、
家具担当のMさんが、面白がって作ってましたよ(監督さん談)とのこと。
出来上がりに依頼主さんも満足下さり、ほっ。
いつもキッチンはオリジナル設計。システムキッチンだとどうしても細かい部分で寸法が合わなかったり、希望に添うものがなかったり。それに、何をどこにしまう。どう使うは、キッチンに立つ方によってそれぞれ。
↓薄型収納は側面使いに。
↓冷蔵庫上はお菓子や軽いストック置き場に。買い替えも視野に入れ可動棚
↓シンク手前のデットスペースはただのタオル掛けではありません。隠れ包丁差し
「明るく広くなって、長居しそう」
出来上がりの感想を頂戴する。
ワーキングマザーが仕事で疲れていても家族の夕食づくりに、楽しくキッチンに立てることが、家族円満のまぁ必須条件と思っている当方としては、まずは良かったと胸をなでおろし。
もちろん、パパもお子さんもどんどん使って欲しい。
お子さんと一緒に料理がしたい!もかないます。
「出入りがしやすくなった」とパパの評価も上々とのこと、またまた、ほっ。
工事中は、それはそれはお疲れのところご不便をおかけしました。
これから、ゆっくり片付けていかれるとのこと。ますます仲良し家族でいて下さることでしょう。