せっけい日和

MKデザインスタジオ一級建築士事務所柿本美樹枝のブログです。設計者として、生活者として、多用な視点で綴っています。

今の立ち位置は、人の想いによるもの〜穏やかに過ごせるお正月に感謝して〜

2021年01月04日 | ワークライフハッピー


西暦新年
明けましておめでとうございます。

初日は、特別なところには出かけず
ご近所の風景です。

おかげさまで、
穏やかに過ごすことができました。

暮れには、手作りおせちに挑戦。
これまで、義母にお世話に
なりっぱなしでした。

高齢となり、おせち作りは
今後は引き受けることに。

購入したものも利用しながら
お重に詰めて、何とか、無事に完成。
工程管理など、反省点は有ります。



詰めてみると、
イメージ通りとはいかず、

海老は、縮むと思っていたところ
大きすぎて、場外へ、笑。



柔軟な対応も必要でした。
(現場監理みたい、ははは)

それでも、義母が喜んでくれたので、
ほっとしました。

これまで、義母には、
本当にお世話になって来ました。

子どもの保育園のお迎えを頼んだり、
土日が仕事の時は預かってもらったり。

ずっーと、何かしらの手助けを
してもらって来ました。

これまで、仕事を続けてこられたのも
義母のおかげです。

お礼らしきことは、なかなか出来ずに
いました。
今回、やっと少し嫁らしく出来たかなぁと、
これまでの感謝のおせちです。

義母には、私の精神的なものも、
支えてもらって来ました。

建築を学びたいと、
進路相談した高校の先生からは、
「女が行くとこじゃなか!」
と、釘をさされ、

「地元の女子大に進み、
地元で結婚するのが、女の幸せ」と、
両親にも、県外進学を反対され、

「女子はいらない」と、就職活動でも、
はっきり言われた時代でした。

義母に、初めて会った時、
仕事を続けたいと話したら、

「あなた、頑張んなさいよ!」

と、背中を押してくれました。

初めて応援をもらったようで嬉しくて、
それまで男のつもりで
がむしゃらだった私。

涙が出ました。

後で分かったことですが、
義母は、アパレル系の
店舗デザイナーでした。

現場は楽しかったけど、
夜中の工事なので
結婚生活との両立は
出来なかったそうです。

同期には、伝説の椅子デザイナーがいて
シロウちゃんと呼び、

服飾には、
パリコレデザイナーのお名前も。
どれだけ華やかだったことか。。。

辞めたくなかった想い
強かったはずです。

その想いの上に、私の建築人生も
成り立っています。

続けられる環境を整えてくれた義母。

ご縁や、運だけではなく、

『人は、人の想いも引き継ぎ、
生かされている』のだと、

この歳で、やっと分かる未熟者です。

暮れの12月30日は満月、
感謝の祈りの日でした。

そのまま、お正月準備を進め、
感謝の気持ちを噛み締めた、お正月。
しみじみといたしました。

ありがとうございます。

西暦新年も
感謝日記のブログでスタートです!



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