この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

ブックカバー。

2005-08-01 22:53:07 | 雑事
先日、とある本屋で小説を一冊と漫画を二冊買おうとしたときのこと。
(購入したのは小説は宮部みゆきの『誰か』、漫画は『鉄子の旅』四巻と『ブラッド・アローン』二巻。)
レジの店員のねーちゃんに「カバーをお願いします」というと、そのねーちゃんはハイと言って、まず小説からカバーをつけ始めました。
知ってる人は知ってると思うけれど、本にカバーをつける作業って案外面倒くさい。
どんくさい人ならなおさら。
ねーちゃんは小説にカバーをつけ終わるとそのまま三冊の本を自分に向かって差し出しました。
え、まだ、漫画にカバーつけてないやん・・・、と思って「漫画にもお願いします」というと、ねーちゃんは口ではやっぱりハイといいつつ、露骨に嫌そうな顔をして残る二冊にもカバーをつけました。
何だかなーと気がします。
ブックカバーを資源の無駄、という人もいます。
しかしそういう人って本を大事にするって意志がゼロなんだろうなって思います。
自分は読み捨てる本に対してカバーをつけてくれと言ったことはないです。
どの本も(買った時点では)大切に読もうと思ってカバーをつけてもらってます。
お気に入りの本には本屋でしてもらったカバーの上からさらに自分でカバーをつけることさえあります。
おかげで自分の部屋に置いてある本は小説、漫画に限らず、ほとんどすべてカバーがしてあるので、時々本が行方不明になります。(おぃ。)
でも行方不明の本を探して家捜しするのもなかなか乙なものです。(本当か。)
それはともかく、近年資源を大切にしようとする運動が盛んになっています。
それ自体はとてもいいことだと思います。
けれど何でもかんでも過剰な包装だと決め付けて一方的に省こうとするのにはどうも納得出来ない自分がいたりします。
少なくとも本屋の店員には本を大切に思う気持ちを理解して欲しいと思うのです。
コメント (5)
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