この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

選挙について考えてみる。その一。

2005-08-25 23:43:13 | 政治・経済・時事
以前にもいいましたが、自分は政治には興味がありません。
こんな発言をしていると民主主義の敵!と指を差されそうですが、実際ただだらだらと生きているだけの自分に政治に興味を持てといわれてもそりゃ無理!ってものです。
とはいえ、さすがに今回の選挙では見て見ぬ振りをするってわけにもいかないようなので、ちょっとだけ考えてみました。

先ず今回の選挙の争点となっている郵政民営化について。
ぶっちゃけていいますけど、どっちでもいいんじゃないでしょうかね、民営化しようが、しまいが。
郵政民営化に賛成の人たちの声に耳を傾けると、ふんふん、なるほど、民営化は必然だなと思えちゃいますし、反対派の人たちの主張に目を通すと、民営化なんてとんでもない!って気にさせられます。
つまり、答えがない問題なのではないでしょうか、実際それを実施してみない限りは。(もしくは実施しない限りは。)
例えていうなれば、余命半年の末期癌患者に成功率十パーセントの手術を施すようなもので、手術が成功すればやはり手術をして正解だったのだ、ということになりますし、失敗すれば何で手術に踏み切ったのだろう、そう後悔する。
それに似たようなものじゃないですかね、郵政民営化って。
だから、民営化を推進しようが反対しようがどっちでもいいんじゃないの?って正直思います。
なのですが。
しかしながら、今回のように法案が否決されたからといって即選挙!というやり方は到底好きになれません。
だって考えてもみてください、今回の選挙でどれぐらいの費用が掛かってるんでしょうか。
調べてもちょっと自分ではわからなかったんですけど、おそらく百億、二百億という金額ではないでしょうね、下手するともう一桁上かも?
当然そのお金は全額我々の尊い税金からまかなわれるわけで。
一人の男のくだらないメンツのために、やってもやらなくてもいい選挙にそんな大金が注ぎ込まれる、こんなことって許せますか?
自分はとても許す気にはなれませんね。
熱烈な自民党支持者の方はまぁいいです、何も考えずに自民党に投票しても。
でも普段の選挙で、なーんとなく自民党に一票投じているって方、今回の選挙だけでもいいから、自民党以外の党に投票してください。
でないとこれからも法案が否決されるたびに選挙!ってことになりかねませんよ。
その選挙費用は税金でまかなわれてるってことを忘れてはいけません。
悪しき前例を作ってはいけません。
コメント (7)
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