この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

二枚のサントラ。

2012-08-02 21:24:54 | 音楽
 ネットで「NO MUSIC,NO LIFE」というフレーズを掲げている人をよく見かけます(ミクシィの『NO MUSIC,NO LIFE』コミュは七万人以上いる。つまり、音楽がこの世から無くなれば、七万人が死ぬ。)。音楽がなければ生きていけないなんて大袈裟だな、と思いつつも、同時に羨ましいなとも思います。
 だって、音楽がなければ生きていけないということは、逆に音楽さえあれば生きていけるってことなんでしょう?
 音楽に限らず、それさえあれば生きていける!!っていうものがある人が羨ましいです。
 自分にはそういうふうに依存するものがこれといってないので。

 音楽もまったく聴かないってわけではないのですが、行き帰り、往復六時間以上のドライブで、かけるCDは一枚だけ、ということもざらですしね。
 CDを購入することも半年に一度あるかどうか、ですね。

 そんな自分ですから、映画やテレビドラマのサントラの類いもほとんど持っていません。
 しかし、例外的に二枚だけ、サントラを所有しています。

 一枚目のサントラはオリジナルビデオアニメ『ジャイアントロボ THE ANIMATION : 地球が静止する日』のサントラです。
 昨日の記事で『ダークナイト・ライジング』のことを「プロットの破綻した傑作だ」と評しましたが、プロットが破綻していることにかけてはこの『ジャイアントロボ~』も負けてはいません。
 はっきりいってストーリーは何が何だかわけがわかりません。この作品が、結局何を伝えたかったのかもやっぱりよくわからない(遺言は正確に、そしてわかりやすく伝えよう、ですかね?笑。)。
 でも、『ジャイアントロボ~』はプロットが破綻していて、なお史上最高のオリジナルビデオアニメなんです。
 キャラクターデザイン、メカニックデザイン、作画、声優、(プロットを除いた)何もかもが本当に最高なんです。
 もちろん音楽も例外ではありません。
 たかがアニメのサントラと侮るなかれ、演奏するのは世界でも五本の指に入ると言われるポーランド国立ワルシャワフィルハーモニックオーケストラ(よく知りませんけどね。笑。)。
 そんなことが可能だったのも、『ジャイアントロボ~』製作当時がバブル真っただ中だったからでしょう(たぶん)。
 吹奏楽のコンクールでもよく演奏されるというのも頷ける話です。いくつかyoutubeのアドレスを張っておきますね。こちらとか、こちらなど。

 しかし、自分がこの世で最も素晴らしいと思うサントラはもう一枚の方で、それはテレビゲーム『伝説のオウガバトル』のサントラ『~OGRE~GRAND REPEAT~』です。
 自分は、音楽を言葉で語れるほど語彙が豊富ではないのですが、これは本当に素晴らしいのです。
 幸い、リンク先のアマゾンでは視聴できるようなので、是非聴いてもらいたいですね。
 そして、もし知り合いに吹奏楽の関係者がいて、コンクールで演奏する曲に悩まれているようだったら、このサントラを薦めて欲しいです。
 そしていつか、『ジャイアントロボ~』同様、このサントラの楽曲がコンクールで演奏されることになればよいなぁ、と自分は思います。
コメント
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