この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

また欲しいDVDが出来ちゃった♪

2013-01-16 21:31:44 | 旧作映画
 先日の記事で『ルパン三世 カリオストロの城』のDVDを買ったら欲しいものがなくなってしまった!というようなことを書きました。

 しかし、、、まぁ十分予想出来ることですが、また欲しいDVDが出来ちゃったんですよねぇ。笑。
 そのDVDのタイトルは『リンク』
 そう、リチャード・フランクリン監督の傑作ホラーが30年近い時を経て、まさかのDVD化です。

 リンクは大学教授フィリップの屋敷に勤める召使。彼には恋い焦がれる女性がいた。彼女の名前はジェーン。知的で聡明な彼女にリンクは会った瞬間心を奪われる。必至に自分の想いを伝えようとするリンク。だが彼の想いがジェーンに届くことはなかった。
 なぜなら彼はチンパンジーだったから…。

 優れたホラーは鑑賞後、怖さ以外の何かが残る、というのが持論です。
 切なくなることが多いかな。
 『エスター』とか、『屋敷女』とか、見終わったらすごく切なくなりましたよ。
 激痛ホラーの『屋敷女』のどこが切ないんだよ!と言われる方もいるかもしれませんが、あれは切ないですよ。
 彼女が求めていたのは普遍的な幸せだったのだろうに、何が彼女をあそこまで狂わせたのか、、、そう思うと切なくなります。
 あと、『フレイルティー』や『エンゼル・ハート』なんかを見ると脚本の上手さに感心しますね。
 ツイストの効き具合はホラー映画ならではと思います。

 話を『リンク』に戻すと、『リンク』も切ないお話なんですよ。
 道ならぬ恋に悩むリンクの姿はまるで自分自身を見ているようで、、、いや、自分は別に恋に悩んじゃないけど。っていうかそれ以前にチンパンジーじゃないですけどね。笑。

 『リンク』にはもう一つ特筆すべきことがあって、それは何かというと自分がこれまで見たことのあるホラー映画の中で一番ヒロインが自分好みなんですよねぇ。
 清楚で、聡明で、それでいて凛としていて。
 演じるのはエリザベス・シュー。
 最近の出演作は『ピラニア3D』。
 彼女はその中で肝っ玉母ちゃん役を演じてました。
 う~ん、三十年の時の流れは残酷だ…。

 DVDの発売はまだちょっと先の2/22。
 気になるという方がいたらチェックしてみて下さい。
コメント
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