ブラッド・アンダーソン監督、ハル・ベリー主演、『ザ・コール 緊急通報指令室 』11/30、ユナイテッドシネマキャナルシティ13にて鑑賞。2013年58本目。
予告編ですごく面白そうだった『ザ・コール 緊急通報指令室』を観てきました。
実際かなり面白かったんですよ。
連続殺人鬼に囚われた少女が車のトランクの中から携帯電話で緊急通報司令室に助けを求め、主人公であるオペレーターが何とか彼女を救おうと必死に指示を出すんですが、この先どうなるの?とドキドキしながら観ていました。
だけどそれも冒頭から五十分ぐらいまで。
ラスト三十分はお話が変な方向に展開しちゃって、具体的にいうと出来の悪い『羊たちの沈黙』みたいになっちゃって、何とも残念!って感じでした。
あくまで離れた場所から指示を出すことで人質を救出しようとするという特異なシチュエーションが面白かったのにねぇ。
後半、オペレーターが殺人鬼のアジトに単身(!)乗り込むんですが、その際、なぜか警察に連絡をしないんですよ。
あれ?何で警察に連絡をしないの?と思ったら、それが後々になって伏線になってることに気づかされるんですが、それが何だか無理矢理な伏線で、いやいや、それはありえないだろうと思っちゃいました。
よく洋画のサスペンスもののDVDを借りると「もう一つのエンディング」が収録されてるじゃないですか。ハッピーエンドだったものがバッドエンドだったり、まるきり予期しない結末を迎えたり…。
自分はあれが好きじゃないです。
映画を作るのであれば、結末ぐらいちゃんと一つにまとめとけ!!撮影している最中に、結末はああしようか、こうしようかって迷うな!!そういうことは脚本の段階で済ませとけ!!って言いたいです。
話を『ザ・コール 緊急通報指令室』に戻すと、この作品はDVDになったら間違いなく「もう一つのエンディング」が収録されるんじゃないかって気がします。いくつものエンディングが撮影され、試写会で最も一般受けが良かったものが本上映の際に採用した、そんな感じの終わり方でした。
冒頭から五十分までの面白さが最後まで持続していたら、傑作だったと思いますが、まぁブラッド・アンダーソンにそこまで期待するのは酷なのかもしれません。
お気に入り度は★★☆、お薦め度は★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
予告編ですごく面白そうだった『ザ・コール 緊急通報指令室』を観てきました。
実際かなり面白かったんですよ。
連続殺人鬼に囚われた少女が車のトランクの中から携帯電話で緊急通報司令室に助けを求め、主人公であるオペレーターが何とか彼女を救おうと必死に指示を出すんですが、この先どうなるの?とドキドキしながら観ていました。
だけどそれも冒頭から五十分ぐらいまで。
ラスト三十分はお話が変な方向に展開しちゃって、具体的にいうと出来の悪い『羊たちの沈黙』みたいになっちゃって、何とも残念!って感じでした。
あくまで離れた場所から指示を出すことで人質を救出しようとするという特異なシチュエーションが面白かったのにねぇ。
後半、オペレーターが殺人鬼のアジトに単身(!)乗り込むんですが、その際、なぜか警察に連絡をしないんですよ。
あれ?何で警察に連絡をしないの?と思ったら、それが後々になって伏線になってることに気づかされるんですが、それが何だか無理矢理な伏線で、いやいや、それはありえないだろうと思っちゃいました。
よく洋画のサスペンスもののDVDを借りると「もう一つのエンディング」が収録されてるじゃないですか。ハッピーエンドだったものがバッドエンドだったり、まるきり予期しない結末を迎えたり…。
自分はあれが好きじゃないです。
映画を作るのであれば、結末ぐらいちゃんと一つにまとめとけ!!撮影している最中に、結末はああしようか、こうしようかって迷うな!!そういうことは脚本の段階で済ませとけ!!って言いたいです。
話を『ザ・コール 緊急通報指令室』に戻すと、この作品はDVDになったら間違いなく「もう一つのエンディング」が収録されるんじゃないかって気がします。いくつものエンディングが撮影され、試写会で最も一般受けが良かったものが本上映の際に採用した、そんな感じの終わり方でした。
冒頭から五十分までの面白さが最後まで持続していたら、傑作だったと思いますが、まぁブラッド・アンダーソンにそこまで期待するのは酷なのかもしれません。
お気に入り度は★★☆、お薦め度は★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。