カール・リンシュ監督、キアヌ・リーブス主演、『47RONIN』、12/8、イオンシネマ筑紫野にて鑑賞。2013年60本目。
何と2013年はこの『47RONIN』で劇場鑑賞映画が60本目ですよ。60本の大台に届いたのは初めてじゃないかな。まぁ11月だけで9本観てれば、60本に届くのも不思議はないか。
たぶん、次に観る『ゼロ・グラビティ』が2013年の打ち止めだと思います(確定ではないけど)。
それでもバレンティンには本塁打記録には勝ちますね(だからなんだよ!!)。
さて、この『47RONIN』は日本人なら誰もが知っている『忠臣蔵』をハリウッドティストで焼き直した作品です。
日本人なら誰もが知る古典の映画化といえば、先日観た『かぐや姫の物語』を思い出すのですが、あちらが原作そのままだった印象であるのに比べ、こちらはかなり大胆なアレンジが加えられています。
個人的に古典を映画化する際はある程度のアレンジが必要だと考えているので、『かぐや姫の物語』よりもこちらの方が楽しめました。
ただ、手放しで褒められる作品かというとそうでもなくて、、、ちょっと残念だなと思った点を挙げていきます。
まず、CGがショボかったですね。
最近ではCGがCGなのかどうかすらよくわからないクオリティの映画も珍しくないので、本作のCGのショボさは目につきました。
冒頭に出てくるケダモノやキツネ、クライマックスのドラゴンとかめっちゃCGっぽいんだもんなぁ。
次に、柴咲コウが穢れを知らぬお姫様を演じてるんですけどね、彼女のイメージに思いっきり合わないんですよ。だいたい三十路に突入した女優がやる役じゃない、、、というのはさすがに暴言ですかね。笑。
まぁ間もなく50歳になろうかというキアヌ・リーブス演じるカイと幼馴染みという設定からある程度年齢がいった女優を起用したのだろうなとは思いますけど、どうせファンタジーなんだから、そこら辺のことは無視していいと思うんですけどね。
3つ目、本作では敵方にどこかで見かけたような鎧武者が出てくるんですが、この鎧武者にカイが序盤の御前試合で敗北を喫するんですよね。
当然リベンジマッチがあって、カイが鎧武者を打ち倒すものと思うじゃないですか。
でもこれが何とビックリ、リベンジマッチがない!!
何とも消化不良でした。
といった具合に、残念な点だけを抜き出して書くと如何にも駄作!!って感じですけど、自分は決して嫌いじゃないです。
何といってもあの『忠臣蔵』をファンタジー映画に仕立て直すという発想がスゴイと思います。フツーそんなこと、思いつかないですよねぇ。
それでいて、時代劇の本質も忘れてないところもよいと思うんですよ。
ハリウッド映画でありながら、切腹シーンで幕引きというのは感心しました。
いろいろツッコミどころも多くて、完成度そのものも高くなく、万人にお薦めできる作品ではないですが、面白い作品だとは思います。
お気に入り度は★★★☆、お薦め度は★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
何と2013年はこの『47RONIN』で劇場鑑賞映画が60本目ですよ。60本の大台に届いたのは初めてじゃないかな。まぁ11月だけで9本観てれば、60本に届くのも不思議はないか。
たぶん、次に観る『ゼロ・グラビティ』が2013年の打ち止めだと思います(確定ではないけど)。
それでもバレンティンには本塁打記録には勝ちますね(だからなんだよ!!)。
さて、この『47RONIN』は日本人なら誰もが知っている『忠臣蔵』をハリウッドティストで焼き直した作品です。
日本人なら誰もが知る古典の映画化といえば、先日観た『かぐや姫の物語』を思い出すのですが、あちらが原作そのままだった印象であるのに比べ、こちらはかなり大胆なアレンジが加えられています。
個人的に古典を映画化する際はある程度のアレンジが必要だと考えているので、『かぐや姫の物語』よりもこちらの方が楽しめました。
ただ、手放しで褒められる作品かというとそうでもなくて、、、ちょっと残念だなと思った点を挙げていきます。
まず、CGがショボかったですね。
最近ではCGがCGなのかどうかすらよくわからないクオリティの映画も珍しくないので、本作のCGのショボさは目につきました。
冒頭に出てくるケダモノやキツネ、クライマックスのドラゴンとかめっちゃCGっぽいんだもんなぁ。
次に、柴咲コウが穢れを知らぬお姫様を演じてるんですけどね、彼女のイメージに思いっきり合わないんですよ。だいたい三十路に突入した女優がやる役じゃない、、、というのはさすがに暴言ですかね。笑。
まぁ間もなく50歳になろうかというキアヌ・リーブス演じるカイと幼馴染みという設定からある程度年齢がいった女優を起用したのだろうなとは思いますけど、どうせファンタジーなんだから、そこら辺のことは無視していいと思うんですけどね。
3つ目、本作では敵方にどこかで見かけたような鎧武者が出てくるんですが、この鎧武者にカイが序盤の御前試合で敗北を喫するんですよね。
当然リベンジマッチがあって、カイが鎧武者を打ち倒すものと思うじゃないですか。
でもこれが何とビックリ、リベンジマッチがない!!
何とも消化不良でした。
といった具合に、残念な点だけを抜き出して書くと如何にも駄作!!って感じですけど、自分は決して嫌いじゃないです。
何といってもあの『忠臣蔵』をファンタジー映画に仕立て直すという発想がスゴイと思います。フツーそんなこと、思いつかないですよねぇ。
それでいて、時代劇の本質も忘れてないところもよいと思うんですよ。
ハリウッド映画でありながら、切腹シーンで幕引きというのは感心しました。
いろいろツッコミどころも多くて、完成度そのものも高くなく、万人にお薦めできる作品ではないですが、面白い作品だとは思います。
お気に入り度は★★★☆、お薦め度は★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。