この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

このミステリーがすごい!2014年版を買いました。

2013-12-17 22:37:38 | 読書
 このミステリーがすごい!2014年版を買いました。
 このミステリーがすごい、通称にして略称のこのミスを買うと、毎年同じことを言ってる気がします。去年も一昨年も言った気がする。たぶん、ここ三十年ぐらいはボケたジーサンが「ヒサエさん、わしの晩御飯はまだかのう?」って晩御飯を食べ終わった後に聞くのと同じぐらい繰り返してます。
 何を繰り返してるかというと、このミスを買うと思うのは、面白そうな小説がいっぱいあるな~ってことではなくて、面白そうな小説はみんな高いな~ってことです。
 国内編の一位から十位まで、全作品¥1500以上するからね。
 十九位によーやく『ビブリア古書堂の事件手帖4』が顔を覗かせるけど、それだけ。メディアワークス文庫に出来ることなんだから、他の出版社も頑張って文庫に力を入れてよ~って言いたい。
 本が売れない→そのため一冊当たりの単価を高くする→さらに売れなくなる、っていう負のスパイラルを描いてる気がしてならない、、、まあ実際のところは映画の鑑賞料金が¥1800であることを考えるとハードカバーの本が一冊¥1500っていうのは決して高くはないのだろうけれど(映画の鑑賞料金もしばしば高いって叩かれてるけどね)。

 海外編に目を向けると国内編よりかはマシな感じ。ベストテンに何作か文庫があるからね、っていっても素直には喜べない。三位の『冬のフロスト』なんて上下巻各¥1300なので、むしろフツーにハードカバーでよくない?って思ってしまう、、、でも買ったけど、フロスト。でもって思いっきり面白かったけどね。

 毎年、せっかく買った以上はと思って、このミスで紹介されている小説を一冊か二冊買うのだけれど、今年は買う気がしないなぁ、、、というのも寂しいので国内編十位の『ロスト・ケア』ぐらい買うかな。新人だし。

 ま、すべてはボーナス次第だな!
コメント (2)
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