この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

4DXを初体験!!『ゼロ・グラビティ』。

2013-12-29 18:04:14 | 新作映画
 S.K.ラッセルさんを羨ましがらせて、鼻血を出させ、出血死させるべく(殺すな!)、小倉コロナシネマワールドまで高速代片道¥2100かけて、4DXで『ゼロ・グラビティ』を観てきましたよ!

 今回の旅の仲間として選ばれたのは多数の応募者の中から低級遊民さん(電子機器萌えという極めてマニアックな嗜好の持ち主)!!
 っていうのは当然嘘。三、四人、声を掛けたんですが、さすがにこの年末のクソ忙しいときにいい返事はもらえませんでした。そりゃそーだ。仕方ないね。ぐっすんおよよ。

 アホな愚痴はさておき、『ゼロ・グラビティ』、実は二度目の鑑賞となります。
 一度目はIMAX3Dでの鑑賞でした(こちら)。
 IMAX3Dでの鑑賞も非常に満足しうるものだったのですが、小倉で4DXなる、IMAX3Dを超えた上映システムがあると聞き、どんなもんかいなと興味が湧いて、低級遊民さんを誘って行ってきた次第です。

 さて、初めての4DX鑑賞ですが、よかったです!
 鑑賞料金がIMAX3Dを越える¥2800(IMAX3Dは¥2200)とかなりお高めでしたが(自分たちはそれにさらに高速代も加わりますが)、それでも十分元が取れた!と思えるぐらいの満足感でした。

 順番が逆になりましたが、4DXについて説明しておきます。
 まず、3D上映自体は皆さんも一度ぐらいは鑑賞されたことがあるのではないでしょうか。ジェームズ・キャメロン監督の『アバター』で一気に市民権を得ましたよね。映像が立体的に飛び出して見える上映形態です。

 IMAXは最新鋭のデジタル上映システムだそうです。詳しくはこちら
 全国で十六ヶ所、九州ではユナイテッドシネマキャナルシティ13にしかありません(2013年12月末時点)。

 で、4DXというのがIMAXを越えるという評判の上映システムなのです。
 映像が立体的に飛び出すだけでなく、さらに体感的な上映システムになっていて、座席そのものが振動し、揺れて、上下左右前後に動き、さらに映像に連動して、火事のシーンでは焦げた臭いがし、飛行するシーンでは風が、雨や霧のシーンではミストが吹き付けられるのです。
 ほとんど映画館というより、遊園地のアトラクションに位置づけた方が良いのでは、と思います。
 この4DXは現在日本で二ヶ所しか上映する映画館がありません。その一館が北九州の小倉コロナシネマワールドなんですよね。
 こりゃ観に行くっきゃないでしょう!

 4DXで体感する『ゼロ・グラビティ』は非常に良かったです。
 今後、その機会があるという僥倖な方は是非試されてみたらよいでしょう。
 通常の3D上映に比べ、鑑賞料金が高く、さらに酔いやすいという難点もありますが、それでもお薦めはお薦めです。

 ただ、4DXに対する評価は未知数ですね。
 なぜかというと4DXで上映するだけの価値がある映画がそうそうあるとは思えないからです。
 だいたい3D上映で鑑賞した映画でも、この映画って3Dで上映する意味があるの?と思うような作品が多いですからね。4DXであればなおさらです。
 今後、4DXに対応した作品がどれぐらい作られるかが課題だと思います。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする