この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

【第25回北九州将棋フェスティバル】に行ってきました。その7。

2018-09-21 23:01:02 | ゲーム
 中田七段との指導対局終了後、同じく中田七段と角落ちで指導対局を受けていた、けんじさんというかたと一局指す機会に恵まれました。
 まぁ同じ角落ちではあってもこっちはソッコーで投了、向こうは時間切れ引き分けで棋力の差は明らかだったんですけれど。
 しかし勝負というものは何事もやってみなければわからないものですね、何と自分が王手龍取りの大技を掛けることに成功しました。
 どーだ、わっはっは、見たか我が実力を!
 でも負けたけど。涙。

 けんじさんからは小倉の将棋道場で毎月開催される将棋大会にも誘われました。
 小倉は遠いので、毎月参加するというわけにはいかないですが、けんじさんはとても良い方だったので、来年の将棋フェスティバルまでには一回だけでも参加してみたいと思っています。

 指導対局が終わった後は昼食を挟んで午後からは鈴木環那女流二段と谷口由紀女流二段との女流早指し対局がありました。
 鈴木女流二段を応援していたのですが、結果は鈴木女流二段の負け。鈴木女流二段には更なる精進を願わずにはいられません。

 女流早指し対局に続いては森下卓九段・島朗九段VS中田功七段・豊川孝弘七段のペア対局でした。
 このペア対局、最初ちょっと不思議だったんですよ。
 というのもペア対局って普通は男女のペアで組むことが多いですし、そうでなかったとしても段数の合計ぐらいは合わせそうなものじゃないですか。
 なぜこんな変則的な組み合わせなのだろうと不思議に思ったのですが、説明を聞いて納得しました。
 というのも中田七段と豊川七段はまるで棋風が異なるそうで、棋風の異なる二人をペアで組ませたら一体どうなるかという、ある意味実験対局だったみたいです。
 実際かなり面白い一局で、中盤までは中田・豊川の凸凹ペアが優勢だったのですが、最終的には森下・島の王道ペアが勝利を収めました。

 この一局を見終えてけんじさんが退場されました。
 何でも黒川温泉の知り合いの別荘まで行かなくちゃいけないので最後までは見られないとのこと、、、そんな知り合い、自分も欲しいよ!!切実に!!

 続いてトークショーがありました。
 今回の将棋フェスティバルで知ったこと、それは棋士は皆、しゃべりが達者だということです。
 前夜祭の壇上で参加棋士の紹介をした森下九段、解説では独壇場だった豊川七段、トークショーで澱みなく進行役を果たした鈴木女流二段、この他の棋士の方々も皆弁舌爽やかでしたねぇ。
 質問コーナーがあったら「しゃべりの下手な棋士っていないんですか?」と聞いてみたいところでした。

 トークショーを終え、最後のプログラムである谷川浩司九段VS船江恒平七段の記念対局が始まりました。
 この一局も実に熱い戦いが繰り広げられたのですが、観戦している自分が睡眠不足で途中大事な局面でウトウトしてしまいました。
 なので気がつくと終局という失態を演じてしまいました。
 来年はそんなことにはならないように気をつけたいです。

 あとは次の一手予想クイズの当選者の発表がありましたが、思いっ切り予想を外した自分には関係ないことでした。
 このクイズだけでなく、前夜祭も含め、参加者へのプレゼントの大盤振る舞いがあったのですが、籤運のない自分にはやっぱり関係ないことでした。

 北九州将棋フェスティバル、初めて参加したのですが、思った以上に楽しいイベントでした。
 来年もまた参加したいと思います。
 来年の指導対局こそは時間切れ引き分けを狙うぞ!!(目標が高いのか、低いのか)


                                       終わり。
コメント
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