この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

『メアリと魔法の花』を見ました。

2018-09-08 21:11:15 | 旧作映画
 地上波で放送されていた『メアリと魔女の花』を見ました(つまり劇場公開時には観に行かなかったってこと)。

 予想していたよりかはつまらない、ってことはなかったです(←微妙な評価)。
 まぁでも考えてみれば、著名な原作があって、それを映画化して、その評価がつまらないことはないというのはある意味失敗だったといっていいでしょうね。それでも『借りぐらしのアリエッティ』に比べればずいぶんマシだと思いましたよ。あっちの方は心底つまらなかったですから。

 ただ、作画の方はヒドいと思いました。
 これが週間のテレビアニメであればまだ受け入れられたのですが、この作画レベルの映画にお金を払って劇場まで観に行こうという気には絶対にならないですね。
 人物の画は平べったいし、シーンによって等身はかなり違うし、背景やモブシーンは雑だし、何より動物が下手!!中でも準主役といっていい猫がまったく描けてないのは致命的だと思いました。
 ジブリのスタッフが再集結してこれかよ、と思わずにはいられませんでした。

 とはいえ作画が崩壊しているなと思った(ジブリ)アニメは本作が最初というわけでもなく、『ハウルの動く城』や『崖の上のポニョ』、さらには『千と千尋の神隠し』も作画がヒドいなと思いましたけどね。

 『メアリと魔女の花』を見た後だと、先日映画館で観賞した『ペンギンハイウェイ』って本当に絵が綺麗だったんだなぁって気づかされます。あれぐらいの作画レベルで初めて劇場映画だといっていいのではないでしょうか。

 それにしてもスタジオジブリが他のアニメスタジオに比べて製作資金が乏しいってことはないでしょうから、作画レベルの高さは何によって決まるのでしょうね?
 今さらながら疑問に思います。
 
コメント
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