先ほどの鳥居をくぐるとこの案内板が目に飛び込んできます。
白鹿権現の場所を示す案内板ですが、見てもらったらわかる通り、案内板が指し示す先に道はないんですよ。
道なき道を行け、ってことですね。
その道を転ばぬように進んでいるとやがて鎖が見えてきます。
写真の撮り方が悪いのでよくわからないかもしれませんが、この斜面、90度近い急勾配なんですよ。
90度近い急勾配の斜面を鎖を掴みながら登っていくんです。高さは10mほどでしょうか。
実はこの斜面は案外簡単にクリア出来たんですよ。
この一番目の鎖場は。
そう、鎖は3本あるのです。
1本目の鎖を登り切りと小休止出来るスペースがあります。
小休止出来るといっても別に開けているわけではなくて、振り返るのも勇気がいるぐらいなんですけどね(だから鎖場の写真はないんです。しがみつくので精いっぱいだったので)
そして2本目にチャレンジするわけですが、ここがきつかったなぁ。
最初に左足を石の出っ張りに引っかけて、次に右足を乗せる引っ掛かりが足の届く範囲にはない。
引き返そう、そう思いましたよ。
自分には無理だったんだ。
自分が白鹿権現にチャレンジすることが無謀だったんだ、って思いました。
しかし、、、自分がゴールデンウイークに白鹿権現に行くことにしたのはただの思いつきではないんですよ。
その存在を知ってから半年以上準備をしてきたんですよ。
それなのにちょっと無理だったからって諦めるか?
しかも会社の人間からは非国民と誹られ、お袋には迷惑を掛けといて?
引き返せんな、そう思いました。
そして仕切り直して、斜面をじっくり見直すと、あれ、ここに左足を乗せて、ここに右足を引っかければ登れるのでは?と思いました。
で、その通りにすると登れたんですよ。
岩にしがみつき、木の幹を掴み、鎖を手繰り、這いつくばって、2本目の鎖を登り切りました。
やった、って思いましたね。
岩場で小躍りしたくなりました。
しかしまだ鎖場は二つクリアしただけで、あと一つあるんです。
三つ目の鎖場もきつかったですが、二つ目ほどではなかったです。
そして白鹿権現にたどり着きました。
この先閲覧注意です。
岩の洞に動物の無数の骨、頭蓋骨が置かれていました。
自分は無神論者ですし、目に見えないものは信じない人間なのですが、目の前の荘厳な光景には圧倒されました。
知らずになぜか「ありがとうございました」という感謝の言葉を口にしていました。
続く。
白鹿権現の場所を示す案内板ですが、見てもらったらわかる通り、案内板が指し示す先に道はないんですよ。
道なき道を行け、ってことですね。
その道を転ばぬように進んでいるとやがて鎖が見えてきます。
写真の撮り方が悪いのでよくわからないかもしれませんが、この斜面、90度近い急勾配なんですよ。
90度近い急勾配の斜面を鎖を掴みながら登っていくんです。高さは10mほどでしょうか。
実はこの斜面は案外簡単にクリア出来たんですよ。
この一番目の鎖場は。
そう、鎖は3本あるのです。
1本目の鎖を登り切りと小休止出来るスペースがあります。
小休止出来るといっても別に開けているわけではなくて、振り返るのも勇気がいるぐらいなんですけどね(だから鎖場の写真はないんです。しがみつくので精いっぱいだったので)
そして2本目にチャレンジするわけですが、ここがきつかったなぁ。
最初に左足を石の出っ張りに引っかけて、次に右足を乗せる引っ掛かりが足の届く範囲にはない。
引き返そう、そう思いましたよ。
自分には無理だったんだ。
自分が白鹿権現にチャレンジすることが無謀だったんだ、って思いました。
しかし、、、自分がゴールデンウイークに白鹿権現に行くことにしたのはただの思いつきではないんですよ。
その存在を知ってから半年以上準備をしてきたんですよ。
それなのにちょっと無理だったからって諦めるか?
しかも会社の人間からは非国民と誹られ、お袋には迷惑を掛けといて?
引き返せんな、そう思いました。
そして仕切り直して、斜面をじっくり見直すと、あれ、ここに左足を乗せて、ここに右足を引っかければ登れるのでは?と思いました。
で、その通りにすると登れたんですよ。
岩にしがみつき、木の幹を掴み、鎖を手繰り、這いつくばって、2本目の鎖を登り切りました。
やった、って思いましたね。
岩場で小躍りしたくなりました。
しかしまだ鎖場は二つクリアしただけで、あと一つあるんです。
三つ目の鎖場もきつかったですが、二つ目ほどではなかったです。
そして白鹿権現にたどり着きました。
この先閲覧注意です。
岩の洞に動物の無数の骨、頭蓋骨が置かれていました。
自分は無神論者ですし、目に見えないものは信じない人間なのですが、目の前の荘厳な光景には圧倒されました。
知らずになぜか「ありがとうございました」という感謝の言葉を口にしていました。
続く。