この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

最近見たDVDについて(5/22)。

2020-05-22 23:41:16 | 旧作映画
 詐欺師を騙す詐欺師が主人公の詐欺映画(もしくは漫画やドラマ)は古今東西、世界各国、どこの国にもあるようです。
 日本では長澤まさみ主演の『コンフィデンスマンJP』の劇場版が去年公開されましたが、ゴメンなさい、あれはドラマの第一話だけ見て、見るのを止めました。
 ちなみに『コンフィデンスマン』は日本版を元にした韓国版の『コンフィデンスマンKR』、中国版の『コンフィデンスマンCN』も作られるそうです。これは嘘でも詐欺でもないアルよ、ホントのことね!
 
 『コンフィデンスマン』には食指が動かなかった自分ですが、韓国映画の『スウィンダラーズ』は面白く見れました。
 この手の映画って結局主人公が騙し合いで勝つことは確定していると言ってよいので、その過程を如何に上手く見せるかが重要であると言えますが、本作はそれに成功していると言ってよいですね。
 なるほど詐欺師を騙すためにはそこまでやらなければ駄目かぁ、と思いましたが、たぶん『コンフィデンスマン』に足せなかったのはそこでしょう。
 本作を見たのは同じくヒョンビンが主演の『王宮の夜鬼』が面白かったからですが、これも面白かったので、『コンフィデンシャル/共助』も見ようかと思っています。

 ウメウメさんが薦めてくれた『パシュランギおじさんと、小さな迷子』も見ました。
 何ていうか、極めて政治的で重いテーマなのに誰もが気軽に見ることが出来る娯楽作品に仕上がっていて、インド映画の懐の深さが垣間見れます(日本でも『パッチギ!』のような作品もありますが)。
 正直途中はダレましたが、最後は素直に感動出来ました。

 絶対に見ない!と心に固く誓っていたわけではないのですが、なぜか今まで見たことがなかった『AKIRA』もDVDで見ました。
 すごいすごいと評判だけを聞いていたので、すごい作品に違いないと思って鑑賞に臨んだのですが、正直拍子抜けでした。
 バイクの走行シーンなどには目を見張るものがありましたが、ストーリーは結構ちゃらんぽらんだと思いました。
 特にオチ。あれでみんな納得しているんですかね?
 『AKIRA』のタイトルが『TETSUO』ではないのは、人間を超越した存在になった鉄雄をアキラがはるかに凌駕するからだと思っていたのですが、映画の中でアキラはその力を見せつけましたっけ?
 アキラは腑分けされていたのだ、どーだ、意外だろうと言われても「はぁ?」としか思えません。
 高い金を出してIMAXで観なくてよかったと思いました。

 今日のところは以上です。
コメント (4)
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