この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

『sola』を見終えました。

2023-09-17 20:06:40 | 漫画・アニメ
 『THE ビッグオー』のDVDとセット売りだった『sola』のDVDを見終えました。
 同じくセット売りだった『ブレンパワード』は一瞬たりとも面白いとは思えなくて、見るのが本当にきつかったんですけど、『sola』はそこまで拒絶反応は出ませんでした。

 ところで、『ブレンパワード』の記事で、ロボットアニメを見てつまらないと思ったことはない、というようなことを書きましたが、よくよく考えるとちょっと違いました。
 つまらないと思ったアニメは一話目で見るのを止めるので見た記憶が残らない、という方が正しい気がします。
 『亜空大作戦スラングル』なんて面白かった記憶はないですしね(でもスタッフは天野嘉孝だったり、土器手司だったり、今見ると結構すごい)。

 さて、話を『sola』に戻すと、拒絶反応は出なかったと書きましたが、代わりに出たのが大量の疑問でした。
 「夜禍」という、夜にしか生きられないヴァンパイアのような存在の二人の少女と、主人公の高校生のお話です。
 第一話で主人公依人の姉蒼乃は病院に入院しています。
 けれど(後に明かされますが)蒼乃は「夜禍」なんですよ。
 血液検査でもしようものなら蒼乃が人間でないことは一発でわかりそうなものですが、彼女は入院中検査を一切しなかったんでしょうか。
 検査を一切しない入院って何?って思ってしまいます。

 依人と蒼乃は二人暮らしで一軒家に住んでいます。
 特にお金に困っている様子はありません。
 両親のいない二人がどうやって収入を得ているのか、作中まったくの謎です。

 茉莉という少女がメインヒロインなのですが、彼女もやはり「夜禍」です。
 彼女はお金を得るために教会の蔵書を盗んで古書店で売り払うシーンがあります。
 申し訳ないんだけど、教会の蔵書を何冊売り払おうが、それでお金になるとはとても思えない。。。

 この作品の「夜禍」のような不老不死の存在のお話って自分は嫌いじゃありません。
 でもこの作品を見ていても、「夜禍」が人間に紛れて人間の社会に暮らしている、というふうにはとても思えないんですよね。
 設定に無理があるというか、爪が甘いというか、正直この程度のお話なら中学生でも思いつくんじゃないでしょうか。

 あと、これは設定の問題ではありませんが、キャラクターデザインも少女漫画的で自分は苦手でした。
 とにかく目が大きいんですよ。
 顔の1/3ぐらいの大きさかな。
 これはもう好き嫌いの問題なので言っても仕方がないとは思いますが…。
 
 何だかボロクソに言ってしまいましたね。
 やっぱり自分の趣味じゃない作品を見ても面白いとは思えないので、これからはなるべく気をつけようと思いました。
 まぁ今回はセット品で入手したという事情があるのですが。

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