この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

ともかくアクションが最高だった『ベイビーわるきゅうれ』。

2021-12-06 22:24:04 | 新作映画
 阪元裕吾監督、高石あかり&伊澤彩織主演、『ベイビーわるきゅうれ』、12/4、中洲大洋劇場にて鑑賞。2021年57本目。

 アクション映画を見ていて、そのアクションの切れの悪さに閉口することがあります。
 具体例を挙げるのもなんですが、例えば『ジョン・ウィック』とか、『ジョン・ウィック:チャプター2』とか、『ジョン・ウィック:パラベラム』などがそうですね。
 犬好きな主人公やどんだけ殺し屋がいるんだよと言いたくなる世界観など、嫌いな作品ではないですが、ジョン・ウィック役のキアヌ・リーヴスのアクションの切れに無さは見ていて気の毒なほどです。
 アクション映画であればストーリーは二の次、三の次でとにかくアクションにキレがないと、って思いますね。

 本作はyahoo映画でやたらと絶賛されていたので観に行きました。
 観に行く前はさすがに持ち上げすぎでしょ、と思っていたのですが、いやぁ失礼しました。
 アクションが本当に最高でした。

 女子高生殺し屋二人組が高校卒業を機に一般人として生きていくことを組織に命じられる、というどこかで聞いたような設定で、ひたすらゆる~いノリでお話は進んでいくのですが、クライマックスのカチコミシーンは本当にすごいのです。
 途中、え、何で?と思うシーンやそれはさすがにないだろ、と言いたくなるシーンもあったりするのですが、ともかくクライマックスがすごすぎて、細かいことはどうでもいっか、という気になります。

 細かいところはどうでもいっか、という映画ではあるんですけど、一応気になったことを書いておくと、お釣りの二百円を「二百万円」と言って渡したぐらいで店主を半殺しにするヤクザはいないだろうとか、ひまりが一度は捕らえたちさとのことを見逃したのはなぜなのかとか、死体の処理業者の男が頭ではなく心臓を撃ってくださいというのはなぜなのかとか(その方が死体の処理がしやすいため?)、そういったことですが、まぁ本当にどうでもいっか、って感じですね。

 お気に入り度★★★★、お薦め度★★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
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