この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

DVD三昧の週末、続き。

2023-12-05 20:33:48 | 旧作映画
 昨日の続きです。

『テリファー 終わらない惨劇』
 10ヶ月前に借りたDVDは前作の『テリファー』でした。
 続編が全米でスマッシュヒットしているという話を聞いて(正確には全米で失神者続出という話を聞いて)、そんなにすごいホラー映画なのかと興味を抱いて見たのです。
 実際観賞して驚きましたね。
 ごくフツーのB級ホラー映画だったので。
 確かに残虐なシーンはあるのですが、内臓にしろ、脳みそにしろ、どう見てもラテックス製(ゴム)ですし、飛び散る血は絵の具にしか見えません。
 身体を半分に裂かれた人間が、裂かれた状態で「ギャー」って叫んでますからね。
 あんな状態になった人間が叫べるわけがない。
 とにかく残虐なシーンはあってもそこにリアリティは皆無なので、怖いとか、気持ち悪いとか、吐き気がするとかそういうことはまったくなかったです。
 続編である本作は基本的に前作を踏襲していますが、ファンタジー的要素が加えられています。
 そのことでいろいろ考察している人がいますが、単純に監督のデイミアン・レオーネがそういうものが好きというだけだと思いますよ。
 仮にレオーネ監督にインタビューする機会があるとしたら、「ワンダーウーマンは好きですか?」と聞いてみたいですね。
 彼が「ワンダーウーマン?何それ?」って答えたら、自分は彼をグーで殴ります。笑。
 来年はパート3が公開されるようですが、たぶん観に行かないと思います。

『ドラキュラ デメテル号最後の航海」
 今回借りたDVDの中で一番つまらなかったのがこれ。
 ブラム・ストーカーの原作に準拠しているようですが、作中出てくるドラキュラがまったく知的には見えず、ただの翼の生えた猿にしか見えなかったです。
 あんな猿が一つの村を支配していたとか言われても説得力が皆無でした。
 やっぱりドラキュラって知性が感じられないとね。

『ベネデッタ』
 最初このタイトルを聞いた時、似たようなタイトルのゲームがなかったっけ?と思ったのですが、あちらは『ヴェンデッタ』でした。
 ベネデッタ、ヴェンデッタ、ベネデッタ、ヴェンデッタ、ベネデッタ、ヴェンデッタ、ふっ、違いがわからねぇ。
 というようなどうでもいい戯言はさておき、先日の『ナポレオン』のレビューで、御年85歳のリドリー・スコットを指してすげぇぇジジィだと称しましたが、『ベネデッタ』の監督であるポール・バーホーベンも同じく85歳でした。
 85歳でこんなエロエロレズレズな作品を撮っちゃうなんて尊敬します。
 自分もいつまでもエロくありたいものです(何だそのまとめ方は)。

 今回のDVDレビューは以上です。
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